2011年10月24日月曜日

冷静に、科学の話。 その2。

昨日の、記事に、大多和亭の友、原ぼうが、コメント代わりに、メールくれました。 ありがとう。
完全、Copy & Pasteで、引用。 だって、記事にしないのは、もったいない文章~。

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今日のブログのコメントに書こうかと思ったのですが、表示が面倒そうだったのでメールにしました。

みんなのWikipediaによれば、プルトニウムの質量は244g/molとありますから、プルトニウム原子一個あたりの質量は4.05x10-19 mg(!)ですね。

東スポさんの記事どおりに計算すると、1gで50万人と書いてありますから、プルトニウム原子を一人当たり4千9百兆個(!!!)吸い込むと肺ガンになるということですよね?

東京の人が一日当たり10個プルトニウムを吸ったとして、肺ガンになるためには1兆年以上かかる計算です。

恐ろしいですかね、東スポさん?

ところで、プルトニウムが「重い」というのは嘘ではありません。
同じくWikipediaによれば、プルトニウムの比重は19.8です。
金の比重が19.3ですから、プルトニウムは金よりも重い物質です。

だからと言って、遠くに飛ばないという訳ではもちろんありません。
それこそ原子一個はものすごく軽いですから・・・。

「重いから飛ばない」は、文字面からえられる思い込み・誤解でしょう。

おそらくプルトニウムの説明を受けたときに出てきた言葉を、自分なりに解釈・飛躍させた結果が先の言葉ではないかと思われます。

ここで、いくつか紹介したいものがあります。

一つ目は、(財)高度情報科学技術研究機構(http://www.rist.or.jp/index.html)内にある、原子力百科事典(ATOMICA)です。

この中に、「プルトニウムの毒性と取扱い」(http://www.rist.or.jp/atomica/data/dat_detail.php?Title_Key=09-03-01-05)と言うページがありますが、ここには、「吸入摂取した場合、晩発障害である発ガンの危険性がある」と書かれています。

つまり、「肺に吸い込んだ場合、その10年以上後(プルトニウムの場合は15年)に発ガンする可能性がある」と書いてあるわけです。

「ガンになる」とは書かれていません。

そのページの下のほうに、<プルトニウムを摂取するとすべてガンになるのか> 、<プルトニウムを摂取した例> という項目や、いくつか表がありますので、そちらもあわせて見てみてください。

ここではプルトニウムの吸引致死量は0.26mgで、致死期間は15年以上と書かれています。
つまり、0.26mg吸ったとしても、死ぬまでに15年以上かかるわけです。

また、この計算だと1gのプルトニウムで4千人弱程度の致死量です。
とすると、60京個のプルトニウムを吸うと、15年以上後にガンになるかもしれない・・・。

二つ目は、中部大学教授の武田邦彦さんのブログの一ページ(http://takedanet.com/2011/03/32_f654.html)です。

ここでも同じことが書かれています。

引用されている資料そのものが少々古いのではないかという気もしますが、現時点で手に入る資料はそれくらいなんでしょうか。

プルトニウムは、強いα性放射線を出します。それは間違いありませんし、直に皮膚に浴びれば人体に障害を起こすことは既知のとおりです。

ウランにくれべれば短いものの、半減期も長いですが、その長さゆえに宇宙創世記から存在し続ける物質としても知られています。

放射能(放射線を出す能力)を持つ物質は自然界にもたくさんあります(バナナなど)し、さらにオゾン層が縮小しているおかげで、地球外からの放射線も余計に浴びることになります。なので、個人的にはいまさらじたばたしてもしょうがないと思ってます。

私が知るだけでも、発ガン性があると公表されたもので、それまで知らずに摂取していたものなどたくさんあるでしょう。

タバコだってそうです(それを知ってて吸い続けるやつもここにいますが・・・笑)。

この、自分の周りには発ガン性物質だらけの世の中に産まれて生きている以上、それから避けられないのであれば、気にしてもしょうがないのではないかと、楽天的な私は思ったりするのです。

はらさき

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原ぼう、解釈のよりどころになりえる、貴重な科学情報をありがとう。

世間一般の人も、やっぱり、ある程度は、専門知識に基づいて、物事は考え語った方が、良いよね。
(科学が全ての事実を解釈、解明しているわけでないとも、思っていますが。)

この東スポ記事を、客観的に見直すだけでも、明らかに、報道は、知識、叡智の構築に、貢献しているとは言えず、(というより、かけ離れすぎている。) 大衆の動揺を利用、感情を揺さぶって、人さまの気を引き、ブツを、売る。。という基本理念に根ざしているにすぎず。。が、明確と、私は、解釈してしまう。

私の周りにも、タバコを、楽しんで吸っている人と、家族に罵倒されつつ、隠れてすっている人と、体に悪いと自ら繰り返し、年に、10回も、20回も、禁煙を試み、そして、失敗し続けている人と、色々いるけど、多分、お酒もそうだし、百薬の長となる範囲と、体に害を忍び寄らせる、量、摂取の仕方、千差万別。。ってのが、実は、事実なんじゃないかなぁ。。。。

放射能は、DNAを傷つける、活性酸素を増やすとか、そういう解釈だったら、私の目には、長年運動しすぎの人も活性酸素の生成のしすぎで、やられまくっている風。。って見受けられる人が一杯いるし、(実際プロスポーツ選手の平均寿命は、一般人と比べて、少し短いらしいし。。。太く短く。。って感じ??。私が調べたわけではありませんが。) お酒もタバコも、人生の楽しみぃ。。って、上手にたしなんで、長寿命をまっとうする人だって、一杯いる。 人の悪口文句ばっかり言って、周りの人間に、『不快』という、ばい菌、毒素撒き散らして、生きてる人だって一杯。 

確かに、極点周辺での、オゾン層の減少、温室効果ガスの量の推移、氷河期から、残り続けてきた、汚れを含まない氷という形での、真水の資源のメルトダウン、放射能以外を原因とする、水、空気、大地の汚染。。。。。放射能、放射能って、ばっかり言っていられない現実と、複雑怪奇に絡まって、人類一緒に、なんらかの方向に向って走っている感じする。ね。。


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己のチョイスの自由があることと、事実現実を受け入れざるを得ない、チョイスなし。。の世界との双方の中で、私達は生きている。 

解釈。。という世界の中では、理解の仕方や感情の持ち方。。は、自由に己で、チョイスできる。。という座標上に位置しています。。東スポ記事を恐れるも、恐れないも、自由だってこと。。そこを、報道に上手く利用されていることには、気づかないといけません。

『プルトニウム出ています!』 <<字づらでは、色々解釈できる。多種多様な読者の心をかき回す。でも、訴えられてしまうようなウソ。。ではない。ここに、『わな』あり。。。。彼らは、原子力の専門家ではなく、さらに、科学的理論的な人間集団でもない。それでも、文章をあやつる、能力はあるようですから。。

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私は、他人の意図(コントロール)が絡んでいる言葉は、基本的には信じていません。

そして、天から、自然から、与えられていること(命、時間を含む)には、全て感謝して、そして、事実現実は、理性的に享受して、今に適応して、生きる。

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あれ? 私って、行き着く先、心意気。。。は、いつも同じところのような気が。。

これが、私のモットーってことですねぇぇ。。 (科学的な話からは、離れたけど、私はいつか、この精神、スピリチュアルと科学は、手をつなぐと思っているんです。<あ、これも、前に書きましたね。。)

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福島周辺域、そして、チェルノブイリでまだ暮らす人たちの心や脳裏に浮かぶ不安。。を思うと、やっぱりかやの外からの、解釈、発言、お話。。。。に過ぎず、申し訳ありません。

でも、当事者は、蚊帳の外の人よりも、もっともっと、科学的、理論的、合理的に、事実と向き合い、己の命を第一に大切に、行動を起こして欲しいと思います。

このさい、自治体、国、なんらか、だれかの、肩書きや、見栄、恥、という日本のわびさびを守る。。より前に、命が先。。です。

そして、私達が今まで、心を割いてこなかった、想像すら、想定すらしてこなかったことに、私達が今まで、あんまり関心を持たず、考えず、投票だけして選んできただけの、議員集団が、あなたの命一つ一つに、何かをしてくれる。。っていう期待、妄想は、捨てた方が賢明です。(すばらしい人の台頭は在り得る。。。という希望は完全に否定しない。。ってのはありですが。) 

自分の命と、最後まで、一緒にいるのは、自分自身でしかありません。 

1 件のコメント:

ジョ~ さんのコメント...

こんなことを書いといてなんですが、私自身も科学がすべてだとは思っていません。
それこそ天が動いているとみんな信じさせられていたくらいですから。
それに、ほかの学問に比べればやはり若いですし・・・。

わざわざ取り上げていただきありがとうございました。