2013年10月28日月曜日

日本も、秋色。。。秋色に思う、日本語のキビ。と、バンフの空気。

 
2013年10月28日。月曜日。

今朝、日本でも、あちこちで、秋色が始まっているっていう、NEWSを、見ました。
 
日本の秋色は、やっぱり、『紅葉』(こうよう)と、あらわされることが多いですね。
 
今朝のTVに、写っていた、秋色も、もみじの赤が、際だって、
 
中には、オレンジがかった色になっている木々が、混ざっている光景。
 
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カナダで、紅葉というと、
 
ケベック、オンタリオを中心に、東側で、主に、
メープル (カナダ楓)の、赤。
 
やっぱり、他の種類の木だって、もちろんあるから、
 
オレンジや、黄色が混ざる。
 
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カナディアンロッキーの、秋色は、
 
断然、ラーチ(カラマツ)と、ポプラの黄色。
(カナダ人は、ゴールド <黄金色>と表現。)
 
だから、発音は、おなじ、『こうよう』でも、
 
まさしく、黄葉。(こうよう)
 
紅葉する木は、本当に少ない。(たま~にありますが。)
 
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広辞苑によると、
 
紅葉 (こうよう) - 秋に葉が、紅色に変わること。また、その葉。
細胞の液胞中の、アントシアンが増し、葉緑素が分解するために、起こる。
 
カエデ、ウルシ。の葉で、著名。 もみじ。
 
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黄葉 (こうよう) - 秋に、葉が、黄色に変わること。また、その葉。
葉緑素が分解し、黄色色素(カロテノイド)が残るために、起こる。
 
イチョウ、ダケカンバなどで、著名。

 
 (写真は、本日。バンフセンターサイトより。)
 
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実は、私は、カナダで、ガイドをはじめるまで、『こうよう』という言葉は、
『紅葉』と書く。
 
と、頭ごなしに思ってて、
 
広辞苑で、この 『黄葉』って、いう表記に出会ったとき、
 
 
なんて、日本語は素晴らしい~。
 
って、ものすごく、感動したんです。
 
(だって、ロッキーの秋だって、ぴったり、表せる日本語が
もともと存在してたんだ!っていう気づきの感動。)
 
 
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TVの向こうの、日本の秋色の萌えを、覗きつつ、
秋色から、モノトーンの色合いに移行し始めた、
ロッキーを眺めつつ、
 
色、彩、(いろいろ)思うと、
 
心は、カラフル。。。です。

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バンフは、夕べ、雪が舞い、

 
周囲の山々がお化粧しなおしました。

 
朝、出勤時の気温、マイナス8度。


雪をまとうと、山が大きく見える気がする。

 
りんとした、そして、澄んだ
純白の冬が、近づきつつある気配に
包まれていました。
 
 

2013年10月27日日曜日

Nakoda のお話!?

前回の記事に、Canadaの、先住民のお話を少し学んだことを書きました。

現在、バンフから、東へ向かい、30分ほど、走ると、カナディアンロッキー山脈から、
フットヒルと呼ばれる、
平原地帯へ抜け、程なく、Reserve (居留区)に入ります。

そのエリアに、数年前から、州が経営して、Nativeの、人たちに、お仕事を提供している、 Stoney Nakoda Resort という名前の、カジノのある、ホテルがあります。

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『あかりちゃんが、居なくなって、寂しくなったら、遊びに行きましょうね~。』

って、以前から、実は、カジノ好き (一部の人には、知られているみたい。。)の
Yaeちゃんが、誘ってくれて、
最近、私も、遊びに行ってしまっております。ふふふ。

生活が寂しくなったりは、意外としていませんが、夜の自由な時間が増えた。。ってのは、
実は、事実で。。

おばさん、不良化しないように、気をつけつつ。(???)

 
せっかく、センターで、先住民のお話を聞いて、


守り神、バッファローマウンテンの麓で、お仕事してるし、(関係ないか!?。)


カジノ行きのバスは、


バンフから、無料送迎だしぃ。


金曜日の夜は、ロブスターとステーキ食べ放題
バフェだし。


25ドルにしちゃ、内容も、良いですよぉ。

(ロブスターテールは、小ぶりだし、海辺で、食べる
それ。。とは、違いますけど。。)


食事一時間、カジノ二時間、たっぶり遊びました~。

(Yaeちゃん方式で、遊ぶと、大負けしたり、
いたしません~。ギャンブラーに走ったりはしていませんので、
ご心配なく~。)

カメラマン、光。

Casinoの、中は、撮影禁止です。
残念。

金曜日ってこともあるのか、結構、人も多くて、
レストランも、カジノも、にぎわっていました。


ホテルのロビーの飾りも、
先住民文化 の、色、雰囲気が一杯。


5時のバスで行って、
夜9時のバスで、帰宅。のまじめぇ~な、パターンです。

もし、一緒に遊びに行きたいわ~。って人いたら、
お知らせください。

師匠つき?で、入門したら、意外と、遊べるよぉ。


2013年10月26日土曜日

バッファローマウンテン。

2013年10月24日。木曜日のお話です。

バンフセンターでは、時折、ランチアンドラーンセッション。。という、12時から、1時までの、ランチタイムを使っての、スタッフが、楽しく学べる、色んなセッションが仕掛けられています。

時に、自然素材を使った、石鹸や、ローション作りだったり、生ゴミから、堆肥を作る方法の伝授だったり、ゴルフのスィングのヒントのクラスだったり、手作り製本のクラスだったり、インド人スーシェフによる、カレー作りのクラスだの、日本人シェフによる、手巻き寿司クラス。

過去を振り返ったら、沢山の、クラスが、行われてきています。

そのほとんどに、参加できてない。。っていう、悲しい歴史?の、私ですが。。


10月24日は、”Buffalo Mountain Lunch n' Learn" というセッションがあって、なんだか、興味がそそられたので、参加してきました。

お話は、長老 Elder Tom Crane Bear (現在、彼の名前は、そのセッションが行われた、マックスベルビルの中の、ラウンジの名前にも、なっています。)と、パークスカナダの、Bill Perryという、Archeologist (考古学者)のお二人からでした。


カナダでは、1877年9月22日、もともと、このカナダの地をふるさととしていた、先住民のBlackfoot族の長たちと、クイーン (英国王妃)の間に結ばれた、Treaty 7 と呼ばれる条約に基づき、彼らは、この地の所有権を、カナダ国家に譲渡。代わりに、Reserve (居留区)と呼ばれる土地の指定を受け、その中では、先人から、受け継いできた、狩や、生活を、そのまま行ってよい。さらに、政府からの、支援金を得られる。という、約束を交わし、生活をその、限定された地域 (Reserve) に移し、それ以外の土地において、ヨーロッパからの、白人(主にイギリス人とフランス人)の流入と開発が花開く時代が、構築し始めた。

その Treaty 7 の中で、保護されることになった、先住民には、Kainai Nation (またの呼び名を、Blood)、Pikani First Nation (Piegan)、Siksika Nation (Blackfoot)、Tsuu Tina Nation (Sarcee) Stoney First Nation (Bearspaw, Chiniki, Wesley)、Assiniboine Nation(Nakota, Dakota, Lakota)
の名前が、リストアップされているらしい。


このTreaty 7の、条約提携の時に、一番のリーダー役を治めた、Blackfoot族 (Siksika Nation)の、現在の長老である、Elder Tom Crane Bear 氏。

http://www.communityfusion.ca/33350/elder-tom-crane-bear/

バンフセンターとのかかわりも深い彼が、この地の、守り神と、彼らが、あがめていた、Buffalo Mountain (バッファローマウンテン)現在の、トンネル山、の、話をしてくださった。

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ぽつぽつと、お話され、高齢なので、時々、入れ歯が浮いちゃって、『失礼。これが、安定してないと、うまくしゃべれないよ。。』なんて、笑いを誘いつつ。。。。

彼の話のすべてを、ここに、書き綴ることはできないんだけれど、私の心に響いたセンテンスだけを、紹介します。

彼らの叡智は、書物ではなく、長老からの、『語り』 という、伝承で、今に残る。

長老は、すべてを知っているわけではないが(知らないこともあるが)、知っていることは、本当に、知っている。そして、長老は、うそをつかない。

(あれ? 昔、インディアンうそつかない。。ってフレーズ、日本で、はやった時代ありませんでしたっけ??)

インディアンは、(彼が、Indian という言葉を使って話をしたのは、興味深かったです。)もともと、自然のすべてに、神が宿っていることを知っていた。そして、岩とも、木々とも、大地とも、水とも、会話ができた。と。

あなたたち、White People (白人)は、神は、一人と信じたがるが、われわれの文化の中には、多数の神が存在している。

大地は、水のフィルターであり、それを浄化し、木々は、空気のフィルターであり、その気を浄化する。

歴史的に、われわれにとって、バッファローマウンテンは、聖域であり、人々の守り神であったと。

先代の長老の予言で、『この地には、Learning People(学ぶ人々)が、やってくる』という、言葉があり、このバッファローマウンテンの肩に、バンフセンターという、学びの里が息づいていることに、感謝をしている。。。と。

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長老に続き、パークスの考古学者さんの、プレゼンテーションは、一万年前に、終わったとされる、最後の氷河期の終わりころ、1万3000年前ころには、ここに、先住民の、最初の人々が、生活をしていた、跡が、見つかっている話と、狩りに使っていたと思われる、モリや、ヤリ、投げヤリの先端を紹介してくれたり、現在の、バンフスプリングスの、ゴルフコースに、住居跡が、沢山、残っていたことや、現在の、ダウンタウンのとあるいったいにも、住居跡が、あったお話。。。なんかを、してくださった。


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氷河期を超え、大陸を超え、他民族の流入や、異文化との対立を超え、さらに、いろんな困難や、苦難や、問題を抱え、そして、それらを、日々乗り越えて、息づく、人類。

これからも、何人であっても、自然や、地球や宇宙のエネルギーに、感謝して、かんがみて、そして、学ぶ人として、生きていかなきゃ。。って。。。

もしかしたら、前世に、彼ら、先住民の仲間だったことが、あるのかもしれない、私!?は、長老の、老いと戦いつつ.の、そして、ぼそぼそ。。と、話す言葉の中に、魂に響く、何かを感じました。


2013年10月22日火曜日

ブランチと、バンフお散歩。

2013年10月20日。日曜日。
 
とっても、久しぶりに、先輩のFusakoさんと、会うことができました~。

 
日曜日は、ブランチやってて、
まだ、行った事がないので、試してみない?
 
って、誘ってくれていました。

 
Duck と、Goat Cheese の、
エッグスベネディクト。。
をいただきました。

 
最近は、珍しく? (以前は無かったこと)
だいぶ、髪を伸ばされております~。
 
お皿が大きいから、いや、椅子が、ゴージャスで、
それでなくても、細いFusakoさんが、
 
ちっちゃく 写っちゃいますが、
笑顔は、でっかい。。です。
 
Fusakoさんとも、いつも、話題が切れることがありません。
 
体、心、脳、すべてに、刺激的~な、
話題を、沢山、沢山、持っている方です。
 
いつも、楽しく、ふか~い、そして、話題も、ひろ~い、
おしゃべり、ホントに、ありがとうございます。
 
 
食事の後は、快晴のバンフを、

 
腹ごなしに、お散歩。

 
今日も、いい色しています。

 
絵葉書のような、景色だし、

 
空も、雲も、山々も、すがすがしい~。

 
なんと、Fusakoさん、新歩行者用橋、
本日、初めて渡る。。の巻き。でした。
 
 
で、バンフ大通りに戻ってきたら、

 
初めて、街路樹に、ラーチ(カラマツ)の木が、
気まぐれに混ざっているのに、気が付いた~~。

 
街のこの標高で、ラーチ!?
 
そして、今、まさに、
きれいに黄葉してる!!!。
 
ニードル(針葉)は、
触らないとわからないけど、
触ったら、ふんわり、柔らかいんですよぉ。
 
 
『へ~、この標高でも、ちゃんと黄葉するんだね。』
 
(亜高山帯の上限に育つLarchがこんな低地帯でもちゃんと育つんだという事に驚いているんです。)
 
と、大先輩も、その生命力に、関心してる。

 
なんだか、街で、良い物、みぃつけた。
 
って、ちょっぴり、
 
わくわく気分。。を味わっちゃいました。
 
(なんて、平和で、安上がりな人でしょうね。 私。。でも、
ホントに、初めて、気が付いたもんで。ちょっぴり、感激ぃ。)
 
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そして、10月20日は、日本の母のお誕生日でした。
 
78歳、おめでとう。
 
いつも、近くには、居られてないけど、
 
また、一年、健康で、明るく、元気に過ごしてくださいませ~。
 
と、遠く、カナディアンロッキーの青空に思いました。
 
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いよいよ、10月も、後半戦です。
 
今週末から、いよいよ、Banff Mountain Festival が、
 
始まりますよぉ。
 
季節は、11月へと、また、ぐぐんと、動きます。
 
 

2013年10月20日日曜日

Long Service Celebration 勤続のお祝い。

2013年10月16日。水曜日。
 
バンフセンターでは、毎年この時期、恒例のロングサービスセレブレーション
 
勤続をお祝いする、夕餉がありました。
 
今年は、わが、コンファレンスチームからは、勤続5年を迎えた、
Matt くんがいましたが、
彼は、出席してなかったので、コンファレンスチームで、このパーティーに
お祝いをする側で、参加してたのは、
 
私と、ナタリーだけだったのですが。。。
 
今年は、F & B チームで、活躍中の、
バンフセンターチームジャパン!の面々が、
 
何人も、勤続5年を迎えてて、
 
お祝いの席、ご一緒させていただきました。
 
 
その日は、大地がうっすらと、白くなってる
ちょっぴり冷える朝でしたが、

 
5時からのリセプションは、大勢の人が集まってきて、
あったかい雰囲気。
 
 
勤続5年をお祝いされる、
Yukikoさんと、Shigeくん。(ご夫婦)
会場でも、注目と、
話題に、なった、和装です。
 
 
Yukikoさんと、Noriちゃんの、着付けをしてあげた、
着付けのお師匠さんの肩書きを持つ、
Yaeちゃんも、勤続5年をお祝いされる当事者です。
 
 
おめでとうございま~す。

 
彼ら、彼女らの、師。である、シェフも、今日は、
勤続20年をお祝いされる立場なので、今日はシェフ帽を
脱いで。の登場。

 
かよちゃん、あけみしゃんも、駆けつけてます。
 
 
Yukikoさんの、スーパーバイザー、Lawrenceも、
今日は、勤続15年のお祝い。Jadeは、お祝いに駆けつけてました。

 
さて、お食事の前に、勤続5年の面々への祝辞と、
証書と、ギフトの授与。
 
MCは、社長が勤めます。

 
今日は、勤続5年の授与者が一杯。

 
最高は、センターの最長勤続年の歴史を日々、塗り替えてる。。
っていう、勤続40年をお祝いされる人がお一人います~。 

 
祝辞は、それぞれの、部署のボスから。

 
証書と、プレゼントゲット~。

 
F & B キッチンで、がんばる、Takaちゃんも、5年。
おめでとう~。

 
Shigeくん、

 
Yukikoさん、

 
Solちゃん。私の、この5年間の会社生活も、
みんなが、楽しいものにしてくれています。
 
だって、私が正社員で、働き始めた、2000年には、
日本人も、アジア人も、ほっとんどいませんでしたし。

 
さて、今日のお食事は、スリーコースディナー。

 
ワイルドマッシュルームビスク

 
スタッフドチキン。
 
デザートは、写真忘れちゃった。
 
パンプキンチーズケーキ。
 
食事は、すべて、センター持ち。
全員、フリーディナーです。(すてき~。)
 
 
そして、CUPE という、Union (労働組合)から、
提供のワイン。

 
そうそう、リザベーションからは、リタイアメントのお祝いを
受けに参上~の、シルビア。
 
と、ナイトオーディターで、5年のお祝いをいただいた、
ライアン。
 
 
退職者も、招待されるので、楽しみにみんなに会いに来てくれた、
大好きな、リンおばちゃんと、ゴードおじさん。
 
 
 
各テーブル、お祝いムードで、盛り上がってます。

 
久々に、再会~の、面々。
(カメラマン、大活躍は、あけみしゃんです。。)

 
最後は、受賞者そろっての、グループ写真。
 
このチームの面々は、みんな、次の5年後に、
再び一緒に祝う仲間になる人たち。
 
働く部署は、それぞれに、違うけど、
また、ここから、毎日、まい進。。ですね。
 
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センター全職員、約530人。
 
これからの、チームジャパンの躍進は、いかに!。
 
 
一緒に、がんばりましょうねぇ。
 
で、最初に、歳くっていっちゃう、私を、皆さん、
いたわっておくんなましぃ。