2014年10月9日木曜日

Salmon Arm 一泊 旅行~。その2。

2014年10月5日。日曜日の、お話です。


一夜明けたら、サーモンアームの朝は、一面の濃霧に
包まれていました。


まずは、朝一で、ジャグジー。


その後、ホテル周辺のお散歩に出かけました。


バンフでは、見かけない、鳥たちが、 


朝の霧の静けさの中に、


あっちにも、


こっちにも、


そこにも、


ここにも、


い~っぱい、いました。 

Shuswap Lake

きっと、魚や、虫が、たっくさん、いるんだと
思われます。



こんなに、鳥見ができるとは、


思ってなかったんで、トリック?写真。


お世話になった、お宿の、


泊まった部屋の、バルコニー外観。


我が家のあかりみたいな、お寝坊さん!?の、
みかちゃんが、動き出したので、

4人で、ホテルのサンデーブランチ。

これが、内容がとっても良くて、お値段お手ごろで、
び~くっり。

おなか一杯満たしてから、


さらに、西を目指して、


湖のほとりを、30分くらい、進み、


アダムスリバーに向かいました。


この季節限定?と、思われる、


赤い、サーモン型の、ミニ看板が、電柱に、
「こっちだよぉ~」って、言ってるみたいに、並んでました。


一番の、見所メッカなる場所には、
ちゃんと、こんな看板まで。


この日曜日は、ここの地元のサーモンフェスティバルの
オープニングの日。


駐車場の、交通整理係の人が、全員、
サーモン振って、車を誘導。


絶対的に、地元の、ボランティアさんたちが、
活躍してる感じ。でした。


川沿いを、目指して、ネーチャーウォークの始まり。


何時の間にか、濃霧が、上がって、


すっきりした、空気が、川面を満たし始めていました。


うわ~、居るわ~。


あっちにも、こっちにも。


まさに、ボランティアさんが、振ってた、サーモンと
同じ、真っ赤で、顔の部分が、緑色を、した、
サーカイサーモンたち。(紅サケ)


なんとなく、みんな、カップルになって、
行動している様子が伺えます。


途中、フェスティバル開催中の広場に戻って、


屋台やらを、覗いて見ます。


変顔得意チーム健在。


こちらの、ネーティブ風のおじさんは、


Bannok Salmon の、BBQを、焼き焼き中。


めっちゃ良い匂いを、充満させてて、
間違いなく、この屋台が、一番人気。。みたいだった。


さらに、別の方角へ歩いていくと、
何を、考えてるのか、釣り人。

この時期、太平洋から、川をさかのぼるサーモンたちは、
命を掛けて、子孫を残すために、食事もしないで、
必死に、さかのぼってくるので、

食べられる代物ではないのと同時に、
つりの、餌に、食いついてくるとも思えないんだけど。

何か、別の魚を狙ってたのかな。。

でも、同時に、この時期の川には、
入らないで。。の警告も出ている。

だって、サーモンの卵、踏みつぶしたりしちゃったら、
子孫繁栄に対して、必要の無い、超迷惑、お邪魔行動。


メスは、この期に、約4000もの、たまごを産み落とすそうです。

彼らは、必ず、何百キロも、海から、さかのぼり、
自らが、生まれたその川に、帰ってきて産卵するんだそうです。

ここまで、力強い帰巣本能。を、垣間見たのも、
始めてかもしれません。


あそこにも、おばかな人。
この人、「川に入っちゃいけないんだぞ」って、
おじさんに、注意されたのに、

「なんで?」の顔。
聞こえないふりして、写真撮ってる。

やっぱり、ある意味、この世で、一番、おろかで、
恐ろしい、自然の生業に対しての、天敵は、
人間様です。


川向こうでは、


小さな仕掛けをして、


ここでは、魚のサイズの計測(だと思う)をしてた。
つぎつぎ、記録して、
どんどん川に返す。

今年は、4年に一度の、大量遡上の年だそうで、
どんな記録が、構築されているんだろう。。


ネーチャーウォーク後半戦で、


サーモンの命をつむぐ、大きなサイクルのお話を、


看板展示で、読んで、学ぶ。

それは、それは、壮大な、4年のお話。

親は、生まれた川へ、戻りつがいになって、産卵に適した
川底の場所を見つけ、産卵。

数日間は、たまごを天敵から、守るべく、その場所を死守し、
そして、絶命。

産卵できても、できなくても、川に戻ってから4週間で、
すべての魚は、死に絶えるんだそうです。

そして、寒い冬を越え、生き残った稚魚は、
数ヶ月は、Shuswap Lakeで、生活して、
体を大きくし、

その後、数百キロも、離れた、大海を目指す。

彼らは、大海で、約2年半を過ごし、

そして、また、何ヶ月も掛けて、川をさかのぼってくる。

このサイクルの途中で、自らの肺を、海水から、淡水に
適応できるように、変化させるんだって。


今回は、時期がばっちりで、川沿いを、歩いても歩いても、
どの川面を覗いても、命をつなぐために、
必死に、命の最後の光を放つ、
彼らの姿が、あふれかえってる、そんなエネルギーを見た。


ちょっと、黒っぽい、大型のサーモンが混ざっているのも発見。
近くに居たおばさんが、

「100%確信があるわけじゃないけど、こっちは、
シヌークサーモンかしら。。」


一匹だけ、命の炎を燃やし尽くした瞬間の、魚を見た。

親は、みんな、子供の顔を拝むことなく、
旅立つんだね。。。

って、みかちゃんと、しゃべった。

数週間後には、この場所は、彼らのなきがらで、
埋め尽くされるのです。

そして、自らが、水の養分へと帰っていく。

壮大な命の循環の現場。

いろんな意味で、胸に差し迫る感覚が、ありました。


原坊が、撮った写真を、もらったんだけど、
とっても、きれいな、姿。


日差しが、暖かい、秋の一日。


フェスティバルオープニングスタッフだかの、
記念写真で、盛り上がってました。

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さて、帰路に着いたはずだったんですが、


途中で、見つけた、とある場所に、
アポなしで、飛び込んで、


え?


すぐさま、ハーフできるよ。って言われて、


おまけの、ゴルフ。


しちゃいました。


@ Shuswap Lake Estate Golf Course


なかなか、素敵な、コースでした。


ハーフ終わって、クラブハウスに戻ってきたら、
「スタッフパーティーのため、クローズ」
の、張り紙。

シーズン終わりの、のんびり感一杯。

カナダならでは。かもね。


で、トイレ休憩で、


面白い形の、瓜系の野菜 売ってた、マーケットによって、


一息してから、


バンフへ向けて、ドライブ。

っていっても、行きは、光、
帰り、原坊、運転手。

私と、みかちゃんは、お昼寝つきの、姫様待遇でした。


途中、A & Wで、夜食~。

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一泊だったけど、

盛りだくさんで、そして、原坊、みかちゃんとも、
いろ~んな、話が出来て、

超充実の、時間でした。

また、4年後に、今度は、今年命を開花させるサーモンたちが、
大きくなって、里帰りする姿、

拝みに行けるかな。。。

行きたいな。

3 件のコメント:

ジョ~ さんのコメント...

先日はいろいろありがとうございました~!
本当に中身の濃い~二日間でした!
これに懲りず、またご一緒してください!!
次回はほかの皆様もご一緒できるといいですね!
シェフにもくれぐれもよろしくお伝えくださいませ。

みか さんのコメント...

たくさんの命がけの鮭さんたちを見ながら、やっぱりサーモンはおいしいし、食べることが大好きなのはやめられないけれど、私の存在の意味など、色々と思いにふけってみたりした小旅行でした。自分がセレブだってことにも気づかされた訳ですし。シェフのお弁当、今回もおいしかったです。お世話になりました。おいしいものを大好きな人達と一緒に食べられるこの幸せ。☺️

小粒 (こつぶ) さんのコメント...

こちらこそ、いろいろ、ありがとうございました~。楽しかった。ね。

懲りるどころか、癖になる。

ケミカルファミリーみんなでも、もっと、世界に飛び出して!?遊べるようになりたいなぁ。(夢は、でっかく。)

みかちゃん、コメント、ありがとう。前回のBCゴルフツアーのときも、シェフ弁当の写真、とりそこなってるわ。

次回は、逃さずとらないと~~。

おいしいものは、楽しい仲間と、幸せに食べる。これが、最高だね。

また、ご一緒しましょう~~~~。