2015年12月20日日曜日

伊達政宗 ネットワーク @ 仙台。

2015年12月10日。木曜日のお話です。


めざめたら、朝食前に、お約束で、大湯。


名取の御湯。ご婦人用入り口。


男性用御湯入り口。

この先の、河原の湯は、朝の11時までが男性用。
その後、夜の11時までが女性用に設定されてました。


起源は1500年前にさかのぼる、
時の帝、第29代 欽明天皇が、天然痘をわずらわれた折、治癒を祈祷したところ、
奥羽秋保の温泉温浴みすればよい、とのお告げ。

早速使者に、秋保の湯を都まで運ばせて、温浴してみると、数日もしないうちに
病気がなおられた。。。とな。


この時、喜んだ帝が詠ったのが、 『おぼつかな 雲の上まで見てしか
とりのみゆかば あとかたもなし』

と、読まれ、以来、秋保温泉は、『名取の御湯』と、呼ばれるようになったとな。
奥州最古の、開湯場としてしられているそうな。



現在は、タワー三つを抱える、巨大旅館なのです。

さてさて、ここの、朝バフェも、見事。

種類も、味も、豊富なり。


第一膳。和で、まとめてみました。


第2膳は、洋風に。

クロワッサンも、サックサク ふわふわぁ。


多分、大勢居たお客さんの中で、私だけが、大騒ぎして
喜んでました。

バフェの会場の一番端っこに、追いやられたように?
飾られてた、キリン!。


なんで、ここに、キリン~~~!!!。
こんな大きいの、ほっししぃぃぃ。

その他のお客さんでは、数人が、朝からフリービール。
が、サーブされていて、飲んだくれている
女性のお一人様も!。


巨大バフェが、宴会場目一杯に、展開されてましたが、
たくさんのお客さんが、いたので、写真は、控えました。


私たちは、希望して、テラスサイドにテーブルを頂きました。


広い、ファンクションスペースも一杯。


職業病があるもので、あっちこっちの、椅子、テーブル
調度品が気になります。

かなりの、大規模宴会、結婚式、こなせる空間を
お持ちです。


チェックアウト後、仙台駅までの、無料送迎があるので、
ミニバンに乗り込むと、


スタッフ二人が、深々とお辞儀して、バンの出発を見送ってくれてる。


調度 一番後ろに座ってたので、
振り返ったら、


バンが、見えなくなるまで、ずっと手を振っていてくれて、
見えなくなる最後の瞬間に、また、二人で、
ふかぶかとお辞儀して見送ってくれちゃった。

また、来たくなるよなぁ。。。


さて、仙台駅では、昨日、秋保の里センターの人が
教えてくれた、地元 『るーぷる仙台』という


仙台の市内観光地をぐるぐるめぐっている、観光バスに乗車です。


一日、乗り放題、620円は、お得でしょう!?



かわいらしいバスです。


運転手さんも、親切。広瀬川を渡る。


最初に、伊達家17代当主、仙台初代藩主、伊達政宗が眠る、
瑞鳳殿へ向かいました。


道すがらの、木々が立派。


殿までは、登り階段を。


ご自由にお使いください。。って、木のツエが用意されてました。


さくさく歩ける、元気な80歳。


お~、これは立派な木。


黄葉が残ってる。


さて、拝観料をお支払いさせていただいて、


中に、入ると、


仙台市認定の、ボランティアガイドさんが居て、
さっそく案内をお願いしました。


このガイドの、森田さんという方の、説明が、
すんばらしかった。


細かい彫刻の仕上げの話から、


伊達政宗公が、どれだけ、仙台の人々を大切にしていて、
尊敬されていたか、


この場所がどの用に作られ、長い年月の間に
変貌を遂げてきたか、


大火や、震災の影響に、
復興、


新しく作られた部分と、昔から残っている部分、


目に飛び込んでくるもの、すべてを、


昔の写真と照らし合わせながら、
とても、詳しく語ってくださった。


これは、屋根の先端に飾られる竜ですが、
鼻頭らをなでるとご利益がある。。っていうんで、
たくさんの人が、なでなで。。しているから、

先端だけ、ぴっかぴか。

竜のあごの下を、よしよしと、なでることはご法度。

なぜなら、さかなで。。。とは、逆鱗。(うろこをさかさにふれる)
イコール、逆鱗に触れる。という意味なんだった。


伊達家には、いつくもの、家紋が与えられていたとな。


家紋の、話だけでも、
熱の入る、森田さん。


あそこに、ハートマークがあるでしょ。
伊達家は、外国からの、刺激もたくさん受けてたんですよ。


竹に雀紋。

(そうそう、ここ瑞宝殿に、あしらわれている竜にしても、
鳥にしても、すべてついになっている動物の口が、
あ。うん。になってる。

あ。うん。これ、伊達家のモットーだったそうです。


三引両紋。

この家紋の絵柄、
実は、仙台の、仙の字とつながっているそうな。


そして、瑞鳳殿


彼の眠るお社です。


彼の死後、合計20名が、彼を追い、殉職。

ちなみに、
豊臣秀吉には、殉職者が、居なかったそうです。


すんごく、親切に解説してくださって、
母も、感激。


写真も、取ってくれました。


その後、何名かの方は、グループから離れ、バス停に
向かいましたが、


森田さんが、『もし、時間があるなら、向こうの、
2代、3代、藩主の眠るお社も、案内してあげるよ』

って、言ってくださり


先を急ぐ予定も無い 私たちは、


彼の、案内で、さらに、伊達家のお話を、聞けることに。


二代目、忠宗


向こう側が、三代目 網宗が眠るお社。

2代目さんには、7名(だか)の、殉職者が、いたものの、


3代目さんの時勢には、幕府に、殉職が禁じられていて、
3代目さんの、お社を守るために、出家された (殉職の代わりに)
お坊さんの碑が ありました。


今、この瑞鳳殿や、その他を守っていらっしゃるのが、
瑞鳳寺。


お庭が、綺麗に手入れされてて、
さらに、幼稚園を持ってらっしゃる様子でした。

日本史、歴女じゃなかったんだけど、学んでみたくなりました。

だって、この仙台の旅、どこから、どこまでも、
伊達家、伊達家のつながりが、一杯、現代にまで、続いてて。

私、鎌倉生まれなんだけど、頼朝つながりで、町おこしとか、
町がつながっている感じとか、気づいたことすらなくて。

日本の地方都市って、こういう歴史ひとつひとつの上に
今を重ねているのかも。。。と、思ったら、

日本、もっと知りたい。旅したい。。と、思ってしまいます。


20分に一本、(週末は15分に一本) 走っている
るーぷるバスに乗り込んで、

(さすが、お日本。きっちり時間通りにやってきます。)


次に降り立ったのは、


仙台城跡。
(長年、青葉城と、地元民には呼ばれ、親しまれていた。)


お城は残っていませんが。

ここに、伊達政宗が築城後、270年にわたり
伊達当主が、居城。そして、政庁としての役割を。


景色、いいわね。


いたいた。政宗騎馬像。


ふーん。精悍ね。


見下ろされている感。ありですが、



なかなか、立派で、


威厳の在る お姿でした。


お城は、とても広範囲にあったようで、
今回の旅で、見た、姫路城、広島城とは違って、

自然の、地形、川と、断崖絶壁を、お堀代わりに
使っていたそうで、お堀が無いお城でした。


さて、さて、本日のランチは、お城のそばの、
伊達の牛タン、青葉城店にて。


どっちもおいしそう!。


母が、シチューで。


私 定食で。 テールスープも、ついてて、
塩と、味噌の、ミックスプレートにしました。

やわらかい!。美味しいよ。


仙台市内、見所二つ、満喫。

まだまだ、このるーぷる仙台沿線には、
たくさん、観光ポイントがあったようですが、最後に、
仙台駅まで、バスから、観光。

この町、ご縁があったら、また訪ねたい町のひとつに
なりました。


仙台駅に戻り、


やまびこ、148号、
はたまた、グリーン車で、ご帰還。


車内誌で、わが母校の創設に貢献して、
現NHK朝ドラ 『あさが来た』の、主人公になってる、
広岡浅子さんの記事。(あ、日本女子大の宣伝記事だわ。)

『自己の可能性を開花させて、それぞれのステージで、リーダーになる!』

え~~~、まるで、バンフセンターの、モットーじゃん!。(笑)

そんな、こんなで、

体に極楽、胃に贅沢、
右脳に、安らぎ、左脳に、歴史刺激。。なり。

の、2泊3日が、暮れて行きました。

ママさん、まだまだ、元気で居てくださいね。

もっと、一緒に旅行しよう~。




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