2015年12月6日日曜日

広島、厳島神社 一日 観光。

2015年11月26日。 木曜日のお話しです。
 
 
広島では、サンルート広島 ホテルに泊まりました。
お部屋からの眺め。 

 
昨日の、午後4時に雨が上がってから、
上向きなお天気! 

 
ラッキー。 広島の街のエネルギーは、
なにか、とても安定しています。

 
朝ごはんから、やっぱり、ピートさんが、アテンドしてくれちゃった。
 
ここのカフェの、モーニングは、コーヒーを頼むと、
半トーストと、ゆで卵が、サービスでついてくる。。ってのだった。

 
日本の、コーヒーは、アメリカンじゃなくて、濃いめ、
トーストの厚切りパンも、おいしいし、
ゆで卵の湯で具合も、お気に入りの二人。
 
クリスチャンは、ここでは、大き目カップの、アメリカンをご注文。
 
余裕出てきてます~。

 
食後、歩いて、ここ、原爆ドーム (Peace Memorial)に やってきました。
 
 
ここも、エレーナが、日本に行くなら、広島。
 
そして、Peace Memorial と、Museumには、行きたい。
と、リクエストがあったこと、そして、日本人として、
私も、一度は、その地を、訪れたいと、思ってた場所。

 
このドームを見た瞬間、背筋に、戦慄にも、似た?
風が走った。
 
この場所で、たくさんの魂が、なんだよこれ、痛いよ。悲しいよ。って、
天に召されていった時の、風の余波が、ふっと、走ったような気がした。
 
なにも、心構えしてなかったけど、この建物を見た瞬間に、
心の中に、涙が噴き出て沸き、心っていう、袋を満たしていった。
 
(瞳からは、あふれこぼれるところ。。。は こらえられたけど。。)
 
 
太陽光が注いでも、

 
風が吹き抜けても、この地の悲しみが、
大地に染みついているのが、わかる。 (気がする。)

 
原爆の悲惨な事実と、千羽鶴を折り続け、
祈りつつ旅だった、

 
佐々木 貞子 の話は、有名だけど、

 
今でも、折り続けられ、増え続ける千羽鶴に ゆだねられた
思いと、願いが、これから、世界に、もっと、強く大きな
メッセージとして発信される 世界を!!!! 日本から、始めよう。
 
って、強く思う。

 
カナダ人の知人、友人で、ここを訪れたことのあるみんなが、
口々に、あの場所は、So depressing! (気分が落ち込む。。)
 
って、言いつつも、人類はみな、一度は訪れるべき。。って、言葉を吐いてて、
 
 
ある程度、覚悟は決めて、入館。
 
原爆資料館。

 
あの日、広島で、なにが起き、何が終わり、何が消え、
そして、何を、どう残し、残されたかが、
 
見え始め、今まで、何も深くわかっていなかったことにも、気付かされた。
 
英語表記の説明を、丁寧に、丁寧に、読みつつ、足を進めてた
エレーナのほほにも、涙が つたった。
 
(とても、貴重な経験と、学びをした 詳細の話は、別途、落ち着いたとき
記事にします。その学びと気づきだけで、小説の一コマ。くらい書けるので。)

 
さて、気持ちを切り替えて、観光地へ向かいましょう。

 
めざすは、世界遺産、そして、国宝、

 
宮島、厳島神社です。
 
すでに、わきあいあい、の、クリスチャンと、ピートさん。

 
ピートさんが、案内してくれるので、私たちは、
切符購入? Suica OK?と、JR Pass?? どっち?
 
って、ことだけ、確認して、ついていくだけ。
 
(らくちん、らくちん)

 
宮島口サイドで、

 
ご当地名物 あなご飯 で、ランチ。
 
レストランにメニューはなく、着席したら、有無を言わせず
全員、このセット!
 
ってスタイルも 二人には、初体験。

 
う~~ん、おいしそう。

 
味噌汁じゃなくて、透き通った お吸い物。も、
初体験。
 

 
食後、JR フェリーで、

 
いざ、宮島へ。

 
風も、穏やか、やわらかに日差し、海面も、穏やかな、

 
午後。 大鳥居が見えてます。

 
今日の、干潮は午後3時過ぎ。
満潮は夜中の3時過ぎだそうで
 
この後の、潮の動きに、注目!です。

 
宮島ったら、

 
バンフの街をはるかに超える、

 
鹿、鹿、鹿だらけ。

 
参道を行きつつ、

 
焼き栗 スナック。

 
おしゃもじでも、有名ですよね。

 
いろんな祈願が 書かれてるおしゃもじ、
お土産屋さんに、いっぱい。
 

 
エレーナ達は、灯篭、ゲート、鳥居に、
日本人以上に、反応します。

 
この時間帯は、

 
引き潮なので、

 
大鳥居真下まで、

 
歩いて行けちゃう時間帯。

 
その後、

 
大きく 壮大な、神社内を散策。

 
なぜだか、うまく言い表せませんが、

 
日々、潮の満ち引きと 共に、
まるで、呼吸するかのように、

 
長い長い 年月を、潜り抜け、乗り越え、つながって存在し続けてきた、
このお社には、

 
他の、神社や、お寺には、ない、

 
独特の、生命エネルギーが、ふつふつと
宿っています。(いるかのようです。)

 
京都では、どの場所でも、感じなかった

 
すがすがしい 空気感が、

 
私の魂のどこかに、共鳴しました。

 
奉納酒樽の中に、

 
夕べ飲んだ、お酒の種類を、発見した
エレーナ。

 
まゆみちゃんからの、アドバイスもあり、午後は、
この地を散策しつつ、日没を待つ予定だった。
 

 
裏山の頂上まで、歩いて登って、町を見下ろしてみる?って

 
話も、あったけど、あちこち見どころがあったし、

 
周辺で、ゆっくり時間を使う。
 
エレーナは、すごく親切で、観光客の人が写真をお互いに撮ろうとしてると、
 
「お写真撮ってあげましょうか?」って、英語の人にも、日本の人にも、
どんどん 声かけて、写真撮ってあげている。
 
ここでは、ロシアから来たっていう、カップルさんの写真撮影を
手伝ってあげて、
 
ロシア語で、会話が盛り上がってた。

 
こんにちは、初めまして。
 
カナディアンロッキーでは、鳥獣使い。。の異名を持つ
私。。です。

 
この建物は、1587年 豊臣秀吉の命で建築されたという、
千畳閣とな。 
 
ひときわ、古い建造物でした。

 
広島市内には、歴史的建造物は、なにも残っていない。
なぜなら、すべて、原爆で、吹っ飛んでしまったため。
 
広島城も、建て直されたそうです。

 
この神社は、原爆被害を逃れています。
 
 
夕暮れの時間を、お茶屋さんで、ビール飲みつつまった私たち。
 
そこのお茶屋さんの、おかみさんとも、話が弾んだ。
 
他に、外国人の家族連れがいて、ちょっと通訳してあげたところから、
 
「良いわね。。私も、もっともっと、英語ができたら、
もっともっと、お客さんに、よくしてあげられるのに。。。」
 
原点に、おもてなしの、精神があるからこそ、の発言です。
 
ここにも、沢山の、さまざまな国からの、観光客が、訪れ、
年々数を増しているそうです。
 
5時近くになったら、眼に見える勢いで、
潮が満ち始めた。
 
 
そして、水に大鳥居が浮かんだ。

 
ライトアップで、感動的な光景でした。

 
人通りのすっかり 静まった参道で、
鹿が、ウィンドーショッピング。
 
 
広島に戻り、今晩は、海鮮居酒屋で、ディナー。

 
タイミングばっちりで、動きながら、電話で、予約ゲットして
くれてました。

 
ご当地名物
 
がんす。

 
とんぺい。

 
うにほうれん。

 
きわめつけは、
 
のどぐろ。
 
毎日、おなかも、心も、満たされて、幸せな時間が続く。
 
 
そして、途中、素敵に、回り道を入れてくれて、

 
満月と、広島城。
 
*** 翌日、広島のタクシーの運転手さんとお喋りして、
広島城は、姫路城を、モデルに、それをスケールダウンして、再現した
日本でも、美しいといわれる姿のお城の一つで、
 
ニックネームは、鯉城 (りじょう) 
 
このタクシーが鯉城タクシー。。って、名前だったことから、
この話になったんだけど。
 
姫路城は、有名だけど、実は、この広島城も、観光客の方には、ぜひ見てほしい。
 
と、力説されてた。
 
夕べ、満月と、広島城の、情景、楽しみましたよ。
 
って、言ったら、笑顔だった。
 
(あ~~、だから、広島カープ!なんだ。。って、なぜか、納得)

 
ほんとに、素敵な、広島滞在を、静かに演出してくれた、

 
広島の街と、自然と 文化遺産。
 
そして、穏やかなお天気と、またまた素晴らしいコーディネートを
展開してくれた、ピートさん。

 
毎日、感謝の連続です。
 
ありがとう。
 
明日は、一気に、伊豆まで、戻ります。
  

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