父方の祖父は、農業土木省(今の農林水産省)のお役人さんで、満州開拓事業なんかにも、出かけていた人だった。 その祖父が、ここは、南向き斜面で、日当たりがよく、これからは、開発が進んでくる、将来性のある場所。。。と、見込んで買った土地に、祖父母の家があり、その庭に、小さな2軒目として、わが家を建てた父が、引っ越してきたわけだ。 (それまでは父の会社の社宅住まい。)
祖父の見込みはあたり、当時(50年以上前)は、『あんなところ、狸が出る、人が住むようなところではない!』と、悪口を言われつつ、引っ越してきた祖父の選んだ場所は、今は、本当に住み安い場所になっている。
相模鉄道(相鉄線)急行で、横浜から、約18分。駅から、徒歩約8分。 中原街道(旧道)の、ちょいと南側に位置している、南斜面の、日当たりの良い場所だ。
私が子供の頃は、この中原街道をわたって、ちょっと北に行くと、田んぼと畑が、永遠とつづく、のんびりしたところだった。 おたまじゃくしや、げんごろう、ザリガニなんて、山ほどいて、長靴、泥だらけにして、遊んだ記憶も、うっすら残っている。 地域の行事で、芋ほり。。。おいもを沢山抱えて帰る途中だか、いつだったら、道端の畑で、作業してたおばさんが、『これほしい? こんなの食べもんじゃないんだけどさぁ。。』って、パセリを山盛りくれたっけ。 (私はこのときから、今でも、レストランで、付け合せでパセリが出てくると、このときのおばさんの言葉をどうしても思い出す。。して、つい、食べちゃう。-あまのじゃくだな。)
今では、このあたりからは田んぼや畑は姿を消したけど、まだまだ自然が残っている場所がある。
そして、現地の人たちの、やすらぎの場所にも、なっている、追分市民の森。。。(トレイルの入り口までは、わが家から、5分ほどで、いっちゃう。。)
いつも、横浜に帰ると、散歩で、どうしても、足が向きたがる場所。。。。 今年も、あかりと、2人で、4月9日の昼間に、お散歩してきました。
春爛漫。。でした。。目に飛び込んでくる、かわいいお花を、ついつい写真に収めました。
花の名前にうとい私は、カナダに戻ってから、バンフで『大明神』の名を持つ、和田氏、それに、日本から春田氏も、呼び名を知らせてくれました。 (ありがと~。)
というわけで、追分市民の森の、春の横顔、お届けします。
これは、公園に向かう途中で、目にした、しだれ桜。。
トレイルの入り口で、見たチューリップ。
やっぱり、トレイルの入り口の、紅白の梅。
梅のとなりに椿の花が。。
これは、和田氏によると、ユリ科のムスカリ。。
(鈴なりの紫の花。。遠くから見たら、実にも見えます。)
ハナダイコンだそうです。。
ユリ科、ハナニラ。(Spring Star Flower -というそうですから、北米にも、同じのが春にさくんでしょうね。。)
やつでの、実も熟し始めている。。
そんな小さな、花や実に、目を奪われつつトレイルを進む。。
森林浴が、気持ちよい。
遠くに菜の花畑が見えてきて。。。
黄色いじゅうたんに到着~。
ベンチで一息。 あかりは、さっき、散歩の前に本屋でかった、ジャニーズ系雑誌 (Wink UP)をめくりながら。。
指のつめの半分より、ちっちゃな、かわいい花をみつけました。
(クワガタソウ属、オオイヌノフグリ。。だそうです。)
これは、ナズナか、ぺんぺん草か。。と思ったら、どっちも、同じ花をさす名!のようですね。
(大人になったって、知らないことばっかりだぁ。。)
生まれて初めて見た。こんなに小さくて、不思議な形のお花。
(シソ科のお花。。ヒメオドリコソウと、いうらしいですぅ。)
持つべきは、博識のお友達! 感謝~~~~~!!。
カナダの高山植物を楽しむのとはちょっと味わい、毛色の違う、日本の里山。。。自然と人の共同作業。。。。こんな自然散策も、楽しいです。
ベンチで、午後の読書を楽しむ人。。
トレイル散策を楽しむ人達。。
私はまだ、一つのルートしか知らず。。。。
行った事のないルートで帰ろうとしたら、あかりが、
『だめだめ。来た道を帰ろう!』 - 信用されていない、母です。
実家に戻り、門を入ったら、庭の、アカバナトキワマンサク。。の花が、微笑んで迎え入れてくれるようでしたぁ。。
3 件のコメント:
小粒さんが、「私はこれが好きなんだ」と言って、パセリを食べてる姿を思い出しました。
Fumi-chanへ。
き、記憶力、良すぎですぅ。確かに、いつもパセリは、好んで!?食べています。食べてきました。必ず、残さず、食べていたと思いますぅ。。(あの、苦味が、美味しかったりするんだよね。。。。)
良い空気が映像を通して流れてくる感じ。良い写真いっぱい撮りましたねー。素敵な場所ですね。
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