カナディアンロッキーは、しっかり雪化粧で、秋から、すっかり冬へと様相を変えました。
近場のスキー場も、週末だけながら、営業が始まり、スキーや、ボードを抱えて、街を歩く人の姿を見かけるようにもなりました。
平和で、週末は、11月だっていうのに、なにやら、人出でにぎわうバンフの街で、暮らしつつも、
世界中で、パワーアップして起こり続ける、地震、台風、竜巻、突風。。。。。。
母なる大地、大自然が、振るい続けている猛威に、特に、先週、台風に襲われた、フィリピン。。の惨状に、心痛め、揺さぶられました。
フィリピンには、去年まで、センターリザベーションで、がんばってた、元同僚が居て、セブ島に住んでいます。彼や彼の家族仲間の安否の確認は、まだできていませんが、レイテよりは、セブは、被害が少ないらしいので、インターネット環境の復旧を待つのと、彼らの無事を、祈る。。
本当に、祈る。。しか、遠くの人間の今には、できることがありません。
レイテ島には、知人は居ませんでしたが、あまりにも、沢山の人が、高潮と強風と豪雨の被害に見舞われたこと、島の90%以上の家屋が、全壊、半壊。。のNEWSに、悲しい、つらい、苦しい。。。どんな単語を使っても、あらわすことのできない、色んな色と、波動が、入り混じった感覚を、覚えます。
報道は、非道です。
生々しい映像と、現状が、あからさまに、飛び込んでくる。 でも、見ている我々、報道の観客には、飛んでいくことも、ここには、ある、きれいな水や、おいしい食事をすぐさま届けることも、なんにも、できない。
瞬時に、己の、無力さ。。ゆえの悲しみに、落とし入れられちゃいます。。。
センターには、何人も、労働ビザや、移民で、働くフィリピン人スタッフが居ます。
一人に聞いたら、『うちには、フィリピンのTVチャンネルが映るんだけど、もう、それは、それは、すさまじい被害と、死傷者の映像で、つらい。』
『でも、Mother Nature だからね。人はその前には、本当に無力だわ。。。』(受け入れるしかない。という、現実。)
一番、被害のひどかったレイテという島は、田舎の島らしい。
『センターで、働いている子達は、フィリピンの都市部から来ている子が多いから、そんなに被害は無いエリアの人が多いと思うよ。。』 との話。。
知っている人が、居なければ、良い。。っていう、範疇の話では、ぜんぜん無いんだけど。。
天は、何を持って、何を意味して、そんな大きな、自然災害を起こすんだろう。
最近の自然現象には、隠された人類への、警告。。みたいな、メッセージがどうしても、あるような気がする。
起きてしまってからじゃ、本当に遅く、起きてしまった現状に、無力で、何もできてない私は、震災の時と同じく、大自然の猛威に、その命を奪われ、旅立つことになってしまった、多数の、魂に、安らかに、天に帰れることを、本当に、祈る。。しかできない。 残された、サバイブした、人々に、きれいな水と、食料と、衛生的な生活環境が、一刻も早く、提供されたり、作り出せたりすること。。 やっぱりそれも、祈る。。ことでしか、参加出来てない自分。。
それでも、祈りという、目には、見えない、形のない力にも、きっと、意思とエネルギーが宿る、宿っていると、私は思う。
がんばれ、フィリピン。
いや、がんばれ、人間。
医療支援や、衛生管理、生活物資や、食料、飲料水、仮設住宅支援、生活サービス支援。
被害にあった人も、合わなかった人も、ともに、共生、共存、共栄。。できる日に向かって、
歩いていかなくちゃ。
歯、食いしばって、涙こらえて、空腹に耐えて、いろんなことに忍んで。
きっと、死ぬほど、つらい人が、今日という一日が、暗くて、長くて、終わらない。。みたいな感覚に陥っている人が、沢山居る。
代わってあげられないし、目先の暮らしに、かまけているし、苦しい人、悲しい人の役になんて、ぜんぜんなれていない自分。。。なんだけど、
祈ることだけは、させて下さい。
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人間には、生きていれば、生きている限りは、きっと、前を向いて、ころんでも、立ち直ろうとする、また、立ち上がる力が、ある。きっと、ある。
一日に、少しづつかもしれないけど、やっぱり前に、進むしかない。
そして、今日も、ちゃんと食事ができて、安眠する場のある私たちは、真剣に、日々と、命に、感謝しなくちゃ。
ホントに、そう思います。
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