2009年11月27日金曜日

ちびたの旅立ち。。。

ハワイから戻り、日常生活に戻りました。
ハワイの狂乱は、おいおい、写真と動画つきで、アップする予定。
その前に、実は、大事なご報告がありました。。。 (かわいがって頂いた皆様に。。。)

11月16日。私達が、2日後には、Vacation に、出てしまうことを察知していたかのように、我が家に10年以上、生活していた、たれ耳ウサギの、ちびたが、旅立ちました。
家ウサギで、この年齢は、かなりの長生きらしく、3年も前に、すでに、獣医さんには、『He is living his extra life!』と、いわれていたので、長寿をまっとうしたウサギでした。
初めて、このウサギに、出会ったのは、友達の誕生会が行われた家。ぴょこぴょこはねて、キッチンを走り回る姿に、『何? この動物!?』と、思った。 すぐさま、ウサギとは、わからなかったのです。。 それまで、私は、たれ耳ウサギを実際に見たことがなかったもので。。

そこの家の娘たちが、町の裏通りで、箱に入れて、捨てられていた子ウサギ数匹を見つけ、一番とろくさかったので、彼女たちに、確保された一匹だったのが、ちびたです。

なぜか、心を奪われて、かわいい~~と、思ってしまい、『連れてく?? うちは犬もいるし。。』と、言われたものの、最近新築の家に、引越したばかりだし、光(夫)が、許すかな??? 相談しないと。。

でも、ちびたは、翌日には、我が家のリビングを跳ねていました。

はじめは、あかり(娘。当時4歳)の後を追いかけ、くっついて動き回っていて、彼女は、怖がっていました。そのうち、ちびたは、私を追いかけ始め、私が、キッチンに行くと、追いかけてきて、リビングに行くと、追いかけてきて。。いつも、いつも、私の足元にまつわるようにいました。

カウチで、ごろごろしていると、その胸の上に、飛び乗ってきて、遊んだりしていた。フローリングのつるつるのフロアーを、たたたたた。。。と、カーブを切って走る姿は、おかしかった。

小学生になったあかりの所に ある日遊びに来た、Sarah。ちびたを捕まえて、プラスチックのボックスに入れて、2階のあかりの部屋に連れて行って、ぬいぐるみの代わりのようにして遊んだ。。

それから、子供を恐れるようになり、子供の足跡が近づいてくると、カウチの後ろ、壁の角に、隠れて、いなくなるまで、出てこなくなりました。。

年を重ねるうちに、温厚な性格は、さらに、のんびりしたものとなり、人が来ても、平気で、リビングのじゅうたんに、べろ~~と、伸びて、座っていました。。 暑い夏は、暖炉の前の、タイルのところが冷たくて気持ちよいらしく、そこで、おなかをタイルに貼り付けて、べろ~っと伸びていたので、いつも、べろのびちびた!と、呼んだりしていました。

ブルーベリーが大好きで、季節になると、大喜びで、食べ、犬が、たっち!をするような格好で、くれくれ~~。って、人のひざの上にまで、上ってきました。

何ヶ月か前から、前足が踏ん張らなくなって、横に滑ってしまい、上手に動き回ることができなくなったものの、良く飲み、良く食べ、毛並みの色艶にも、問題はありませんでしたが、先月の中盤くらいから、横になって、休んでいる時間が増えて来ていました。

このくらいのサイズの小さい動物は、飲んだり食べたり出来なくなると、数日で、旅立つ。。と、インターネットのうさぎサイトで、読んでいたのと、寿命は、まっとうしているので、時間の問題なのは、わかっていました。

11月14日の土曜日ころから、食事と水の摂取量が減り始め、15日(日)は、ほとんど起き上がれず、飲み食いできないで、寝ていました。 静かに、でも、安定した呼吸だったので、このまま、呼吸が少しづつ、弱まっていくのだろうか。。と見守って、体をさすって、霊気を送る時間を過ごしました。

月曜日も、静かに、横たわっていましたが、光が帰り、ちびたの様子を見ていた時、びくん!と、体が突っ張るように、小さな発作に見舞われました。 あれ?! まだ呼吸をしていたので、私が胸に抱きかかえました。 小さな体は、温かく、私の心臓に、ちびたの、鼓動と、ぬくもりが、じんわり伝わってきました。

その少し後、私の腕の中で、また、かすかな足の硬直があり、(たぶん、2回めの小さな発作のようなもの)その後、静かに、本当に、静かに、安らかな顔で、永遠の眠りにつきました。

しばらく、ずっと抱いていました。ぬくもりは、長く続いて、呼吸が止まった後も、私に伝わり続けました。 私達3人の、目と鼻から、ありったけの、水分が、彼の上に、降り注ぎました。

その夜は、やわらかい敷物の上に、横たわり、たくさんの小さな縫いぐるみに、見守られて、ちびたはリビングで、一昼夜を過ごし、17日の火曜日の夕刻に、裏庭に埋葬しました。 (クーガーとかに、掘り起こされないよう、深く。 そして、沢山の石を積みました。)

埋葬の時、なぜか(といっても、かなりの確立で、霊気のおかげだと思われる) 死後硬直が来ていなくて、ちびたの肩、首が、やわらかく、まだ、ただ眠っているかのようでした。 3人で、かわりばんこ抱いて、お別れをしました。 かわいく、お茶目なウサギでした。 家具をかじったりする悪さも、いっさいせず、困った事が一つもない、子でした。 外に出たのは、小さいころ近所の公園に連れ出したものの、なれない所で、どうしていいか解らず、固まってしまったので、後は、デッキで、ブラッシングをするくらいで、完全なる家ウサギでした。

ウサギが、こんなにかわいくて、人の心と共鳴する。。って、教えてくれたのは、ちびたでした。 かわいかったよ。ありがとう。ゆっくりお休みよ~~。

これは、私の個人的解釈ですが、私が18歳の時、実家で、祖父が旅立つのに立ち会いました。その時、生まれて初めて、祖父の頭から、白い人間のような形のもの(魂のエネルギー!?)が、天にすうっと上がって行くような影を見ました。 でも、今回、ちびたの魂は、大地に帰るように、足から抜けて行きました。 これが、動物と人間の違いなのでしょうか?

不思議な体験でも、ありました。


初めて、わが家にきたころ。。


いつも、リラックスしていました。



足組んで、ストレッチするウサギ、みたことあります??



一番の、好物は、ブルーベリーでした。

8 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

お帰りなさいまし。

ちびたは幸せだったでしょう。

“+”

小粒 (こつぶ) さんのコメント...

ありがとう。ちびたの魂は、安らかに、生まれる前の世界に帰って行ったと感じています。

いすず さんのコメント...

おててが思うように動けなかったから、
今頃思いっきり飛び跳ねてるね〜!
私からも、ちびた、ありがとうね。

小粒 (こつぶ) さんのコメント...

そうだね。かわいい顔して、思いっきり、跳ねて遊んでいる姿がうかびます。 コメントありがとう。

Yちゃん さんのコメント...

こうしてみると、ちびたとは最初の頃からずっとかかわっていたのかな? 
もらわれる前。 小粒さん一家との出会い。 もらわれて行く車。 そしてアットいう間になじんでましたね、リビングに(^.^)

ちびたにはもう会えないんだ・・・

小粒 (こつぶ) さんのコメント...

そうだね。Yちゃんの、お誕生会が、運命の日!!。だもんね。ありがとう~。 クリスマスに会えるのを楽しみにしています。ちびたの思い出話!?も、つまみの一つに、飲みましょうね~~。

ありがとう さんのコメント...

この世にウサギとして生を授かりめいこさん宅の家族の一員として10年も貴重な時を過ごしてくれたちびたクン。一つの区切りとなるお別れは本当に辛いけれど、本当にありがたい命ですね。いろんな意味で感謝感動しました。敬礼。

小粒 (こつぶ) さんのコメント...

ありがとうーさんへ。
コメントありがとうござます。ちびたは、幸せに眠りについているようです。。。。