2009年は、素敵な一年になりつつある。
今年は、この国を訪問された、ダライ ラマの、生のお言葉を聴くチャンスに恵まれた。地元のこれからの将来をになう、大学生に向けて、世界平和を構築していくため、心に、”Compassion" (彼のいうこの言葉の意味と、そのエネルギーを、上手く日本語にしにくいけど、哀れみと、思いやりを足して、2乗したような感覚) を持つことの大事さを、語られた。 その場所に、聴衆の一人として、存在できた。
なまりの強い英語だったけど、彼の一言一言に、注意深くこめられた、強く深い命への、愛情。
心の深いところに、響くエネルギーがあった。
心の平和は、個人個人の心の中から。その個人の心の平和を、家族へ。そして地域へ。そして国へ。そして世界へ。と、広げて行こう。と、強いメッセージだった。
そして、強く響いたのが、彼の言った、『心の平和の構築を阻害する3つのエネルギー』
一つは、”Fearness" (恐怖)
一つは、”Scepticism” (懐疑)
一つは、”Jealousy" (嫉妬)
文化、肌の色、歴史、思考、哲学、宗教、全ての違いを乗り越えて、理解しあおう (完璧なる理解は出来ないだろうけど、向かい合おう、相手の立場になって、解ろうと試みようとする心の向き)というエネルギーを高め、それを阻害しようとする、3つのエネルギーから開放されたら、人間の心と生活は、大きくシフトしはじめるだろう。と、強く感じられた瞬間を味わった。
彼は、自分のことを、『I am simply a Monk』 (私は、一僧侶に過ぎない。)と、言い、さらに、あちこちに、ユーモアたっぷりの、質疑応答もあって、会場は、深い愛情と、笑いに、満ちていた。
世界中で、初めて、親になる人は、この世に誕生した、己の小さな、分身かのような、赤ちゃんの生まれたての なんの疑いもない寝顔を見て、『幸せで、健康で、明るい人生を送ってほしい』と願うだろう。 どの文化にも、『強く、非情になり、戦場に出向き、敵を沢山殺し、過去の清算をして、積み上げてきてしまった、恨みを果たす大人になってほしい。。』という 親の願いはないはずだ。 (と思いたい)
今日も、自分の小さな心の中に、小さな平和のエネルギーが、笑っている。 そんな日々を積み上げられたら。。
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