2013年6月25日火曜日

新しい時代の始まり。。。

2013年 アルバータ大洪水 関連のアップデートです。

6月23日。日曜日。

朝から、バンフの町中で、TELUSのサービスが止まっていました。

町では一番利用者の多いプロバイダーで、バンフスプリングスホテルの電話も、バンフセンターの電話もメールも、多くの友人宅の、TV、ネット、固定電話、携帯電話が使えなくなっていました。

なんともラッキーなことに、我が家は、TV、固定電話、ネットは、もう一つの大きなプロバイダーの、Shaw だったので、問題なし。 私の携帯は、Rogers だったので携帯も問題なし。。

今住んでいる場所に1999年に引っ越してきた時、新興住宅エリア、サルファー山の中腹のこの場所には、TELUSの、サービスが伸びてきていなくて、ハイスピードインターネットサービスが、Shawでしか設置できなかった、あの時の不便が、なぜか、今回は功を奏しました。

結局この不便は、月曜日の午前中まで続きました。クーガークリークで、TELUSのラインが切断されてしまったのが原因だったらしいです。 (バンフセンターIT談)

日曜日には、あちらこちらから、被害の状況がTV、Facebookで、刻一刻と入ってくると同時に、キャンモアバンフ間の、ハイウェイが、通れないだの、Roamなら通れるだの、また止まっただの、情報が交錯して、タイムリーに情報が一辺に流れないのと、実際に、状況が刻一刻と変化していることで、情報の混乱がありました。

一日たって、月曜日も、やはり、被害のひどかった場所の修復のための工事と、カスケードプラントからの追加放水時に、ハイウエイに水がかぶっただの、かぶると危ないからの閉鎖だったか? やはり、通れる、通れないの情報が、行きかいました。

現場では、正に、不眠不休の作業を必死にしているらしく、国立公園局のサイト情報によると、7月1日のカナダデーまでに、国立公園入り口から、西側の全線を、上下4車線復旧させたい。。という目標のもとに、工事をがんがん進めているようで、交通量調整のための、Roam バス、緊急車両と、許可書ありの車両のみの通行に絞っている。。というのが、現状であるようです。

もし、この情報が、もっともアップデートだとすると、一般観光客を乗せているチャーター車両は、7月1日ぎりぎりまでは、通過許可が出ない可能性が大きそうな気が、私にはしています。 (あくまで、中途半端なサイキックおばさんの『気』ですけど。)

現時点では、全てのチャーターバス、およびバンは、カルガリーから、北へ上がり、レッドディアの北から、11号線で、ロッキーマウンテンハウスを回り、93号線で南下してきてバンフに入る、迂回路527キロ、はたまた、カルガリーから南に降りて、クロウズネスト、ファーニーを経由して、93号線サウスを北上して迂回する、全長643キロのどちらかの迂回路を越えて、入らないといけない状態が続いています。

(普段は、カルガリーバンフ間は、約130キロ、1時間15~30分の道のりを、6時間前後かけての迂回。。になっているわけです。)

空港への送り迎えだけでも、往復1000キロ越えの地元のドライバー、ガイドさん。
本当に体に気をつけて、安全運転をお願いしたいし、祈ります。

直で入ってこられる許可ありは、エアポーターサービスと、ローカルの居住者のみになっています。 (これも、日々、条件は変わっていくと思われますが。。)

*********************

24日月曜日になって、キャンモアはもとより、カルガリーの町でも、水がかなり引いてきました。ただ、その後に、残された、土砂、がれき、場所によっては下水のバックアップも含み、ダウンタウンと被害の大きかった南の地域は埋め尽くされていて、そこここで、町をあげてのクリーンアップのための、モードにフル回転で入りました。

カルガリー市長が、600人は欲しい!と、声を発して、マクマンスタジアムにボランティア登録者を募集した所、2000人を超えるほどの人が集まった。。と、カルガリーの町の、結束のパワーに、感動の波動が、広がりました。

水が収まり、引いた場所では、各家庭の立ち入り安全状況が、査定され、今後住めない家には、赤い通達の紙が貼られ、立ち入りが出来ない家屋。 中度に危険で、居住は出来ないけれど、荷物の持ち出しが出来る家、大丈夫な家では片付けが、そんな現実が、カメラのフォーカスを絞って、はっきり見えてくるように、写り始めました。

キャンモアでも、エクスショーでも、大型ゴミの分別の仕方から、どことどこに、ゴミ収集のための臨時の、大型ボックスが設置されたか、そんな詳しい指示も、刻一刻と、Facebookや、Twitterで、出続けていました。

キャンモアでは、まだ、水道水には、体内に取り込む前に、最低一分は、煮沸のこと。。というお達しが出ているので、町の、どことどこに、給水施設があるかなど、隣町に居る私ですら、沢山の人が、現場で、がんがん頑張っているのが、手にとるように、想像できるくらいでした。

こんな大きな災害の中、尊い命を落とされた方は、現時点で、5人確認されています。 そのうちの4名は、カルガリーの南、ハイリバーと言う町で、流れに飲まれて、後日遺体で収容されました。最初の3名は高齢者、4名めの方は、30台の女性で、家から一旦避難したところ、障害のある友人が、ベースメントから、避難できたかを確認に戻り、流されてしまったそうです。 その友人の方は、実は避難をすでにしていたんだそうです。

もう一人は、80代のおばあちゃんが、カルガリーのミッションという地域で、家の中で、水にうつぶせになっている所を月曜に発見されました。

このエリアは、強制避難勧告が出ていたところだったのですが、ニュースでは、『いくつかの事情で、本人が、自ら避難を拒否して、家に残っていた』。。と、報道されていました。

キャンモア、バンフ、エクスショー地区での、こういった報道はありません。

先住民族の居留区では、被害がかなりシビアなので、行方不明者が居るようです。まだ、この後の、詳しい情報、報道は見聞きしていません。

**********************

私は、実は今週は一週間、お仕事お休み、年休を偶然にも取っていました。
月曜日の夜に、私のスピリチュアルママのTrishが、BCから、来てくれる事になっていましたが、彼女は、車で、先週の金曜日にカルガリーにまず立ち寄る予定で、これずにスタック。 今回のアルバータ訪問をキャンセルしていました。

彼女とホントは、火曜日か、水曜日にレイクオハラに行きたいね。。って話していたのですが、今回は、お預け。。。

というわけで、家で、情報漬けになった、週末~本日まで。。だったわけです。

6月23日のバンフの朝。(我家のご近所)
から、キャンモア方面の空を望む。

時折、にわか雨も混じった午後。

一瞬、ばばばば。。。っと、強烈に雹も降りました。

夕方には、ご近所から、登っていけそうな、
虹が、二重に出ました。


そして、夜は、そう、この夜は、
世界中で話題になっていた、SUPER MOON


月が本当に、人間のマイナスのエネルギーを
食べて生きているんだったら、
今全てのマイナスを食べてください。。

心の中で、人類の今までの過ちに、
『ごめんなさい』

と、マイナス食べてくれて
『ありがとう』

って波動を、月の光に響かせて見ました。

***********************

なんだか、色んな意味で、今日から新しい時代が
始まったような 『気』がしてたのは、

私だけでしょうか???

10 件のコメント:

いちじん さんのコメント...

バンフ・カルガリーの大雨による
被害の様子がよく分かりました。
7月2日から2週間、
バンフ&ジャスパーでトレッキングの
予定でしたが、今回の大雨による
カルガリー・バンフ間の道路が
大変な状況と聴き、
キャンセルすることにしました。
早く復旧することを
祈っています。
よく見ているWondertaxiさんのブログを
リンクされているのには
驚きました。

小粒 (こつぶ) さんのコメント...

いちじんさん、コメントありがとうございます。状況は、日々好転しており、7月の幕開けと共に、かなり復旧して来ることが予想されます。あと、2-3日、キャンセルは待てますか? もし旅行社をご利用だったら、直接その、現地担当の人と、連絡をとって見ることをまず、お勧めします。私の、このブログのゲストブックから、詳細をメールして下さい。もしかしたら、現場で、お待ちしている、担当が、Wondertaxiさんや、彼の仲間。。ってことも、ありますよ。カナダサイドで、いちじんさんのプランにそったアドバイスを出せる人を、紹介出来る可能性は、ありありです。それとも、日本サイドでの、キャンセルの条件、期限が差し迫っていて、待てない状況でしょうか?? ご連絡を。

こより さんのコメント...

小粒さま

初めまして。
バンフの現在の洪水情報をニュースで検索していましたらこちらのブログにたどり着きました。
娘がバンフ在住なのでちらほら情報はfacebookで連絡を取り合っていました。
日本でのニュースは2日遅れでNHKが取り上げていただけですね。その後の被災者の様子や洪水の様子もネットニュースでは随時の詳しい情報が分からずでした。
先週始めに日本から送った荷物の行方も無事たどり着くのかと心配しています。
何しろカルガリーの都市が被害が大きいようで復旧までどうなるんだろうと思っています。
小粒さんの教えてくれた情報で私共も今は安心しております。詳しい報告をありがとうございます。

小粒 (こつぶ) さんのコメント...

こよりさま、

メッセージありがとうございます。
カルガリーでも、今日も休息にクリーンアップが進んでいます。

ただ、我が家にも、先週の木曜日くらいから、カルガリーヘラルドという、新聞の配達が来ていません。郵便物は、到着が遅れることは、見込まれます。

何か、さらに詳細情報が必要であれば、いつでも、ご連絡下さい。

小粒 (こつぶ) さんのコメント...

休息じゃなくて、急速です。。。。漢字変換のわなにハマった。。。(汗)

こより さんのコメント...

小粒さん

早速のレスとご心配いただきまして
ありがとうございます。


先ほど送った荷物が無事届いたと娘から連絡がありました。嬉しいですーっ!
なにやらカルガリーのポストオフィスがストライキを起こしていたやらで…。日本も海外も政府は自分のことしか見えずお花畑なんだなぁって思いました。

クリーンアップがこれから大変ですよね。
まだ街から出られない状況みたいですね^^;

小粒 (こつぶ) さんのコメント...

こよりさん、荷物到着したんですね。この状況下では、上出来!!です。

クリーンアップ作業も、全開で進んでいます。

街からは、まだ自家用車では、カルガリー方面には抜けられませんが、西、北、南のルートは開いたし、物は不足していないので、バンフの暮らしは、いつもの夏より、客足が減っているため、暇で、呑気なものです。。。

これからも、良かったら、このブログ、覗きに来てください。

こより さんのコメント...

ほんと上出来です。
カルガリーでかなり留ってるかなって思ったので安心しました。

娘はホテル勤務なんですが日本人の旅行者に日本語で話しかけたら泣かれたそうです。
異国で被災者になったら心細くて同じ母国の人と会うとどんなに嬉しいかですよね。
仕事も今が稼ぎ時なのに暇だったらどうなのかな^^;

私もいつかバンフに行くことを今目標にしています。来年までには行こうと思っています。

小粒さんのブログこれからも拝見させていただきますね~。
ありがとうございます。

小粒 (こつぶ) さんのコメント...

こよりさん、お嬢さんを訪ねて、是非きて下さい。

きた人にしか味わえない、感じ取れない、大きな自然のパワーに溢れていますよ。

匿名 さんのコメント...

は~い。
ぜひ!感じたいと思っています(●´∀`●)