2013年11月27日水曜日

スマッジングセレモニー。

2013年11月26日。火曜日のお話です。

先月、バッファローマウンテンという題名で、記事を書いて、先住民の、聖なる山、守り神、バッファローマウンテンのお話を書きました。

火曜日には、それに、引き続いて、Blackfoot族 (Siksika Nation)の、現在の長老である、Elder Tom Crane Bear が、はたまた、Lunch and Learn セッションで、先住民の、伝統的儀式である、Smudging Ceremony を、行ってくれました。


貴重な、(センター初)スタッフのために、用意された、セッション。同僚のあけみしゃんと、現在リザベーションで、働いているMartin 君と、三人で、参加してきました。

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まずは、Elder Tomから、Smuding の、儀式の意味、伝統的背景、様式のお話を聞いた。

伝統的に、スイートグラスを、みつあみの状態に編みこみ、乾かした、束を、大地をあらわす、土が入れられた、器の中で、チャコールにより点火。 (これは、本来は、Fungus - きのこの皮などを乾燥させたものとか、香りが、もっと出るものを使うよう。今日は、それが、なかったので、黒いチャコールの塊を`今回は使用。)

スイートグラスには、プレーリースイートグラスと、マウンテンスイートグラスがあり、本日は、プレーリースイートグラスを使用すると。

 
スイートグラスは、ぼうぼうと、発火して燃えることがなく、白い煙を立ち上げる。

Purification (お清め)の儀式であり、Body, Mind Spirit を、浄化する、パワフルな、煙だ。

長老のお話の後、儀式を、リードしてくれた人は、Don McIntyre さんという人で、Ojibway (族)

http://www.banffcentre.ca/indigenous-leadership/faculty/faculty_member.aspx?facId=2216

一緒に参加した、Martin は、お母さんが、Ojibway。一瞬で、彼に、共鳴、共感!の、エネルギーが、満ちて行く感じが、となりにいた私にはした。

最初に、長老が、そのDonさんに、器を差し出し、向かい合ってたち、Donさんが、手で、その煙を頭、目、口、肩、足、。。。体の、各部に、自分のインテンションの赴く場所に、ふわりと、添えるように、はたまた、タップして、当てていく。

決まった形は無いこと、頭をなでるのなら、思いが、浄化されること、目をなでるなら、よき視野を願い、災いの元となりやすい、口を浄化するもよし、日ごろの、重荷、苦痛を軽減すべく、思いをこめて、肩を触るもよし。

煙の立ち上る、その器を、Donさんが、円形に座った、参加者 (先住民系、白人、アジア人、色んな民族のセンター職員が、一同に会していました。)の、内側を、一人、一人めぐり、順番が、めぐってきたら、立ち上がって、二人向きあい、ふんわりと立ち上る、煙を、それぞれが、自分の体のあちこちへ。

し~んとした、やわらかい、静粛の中で、儀式は、滞りなく終わった。

最後に、全員で、手をとりあい、大きな円陣を組んだ状態で、長老が、聖なるバッファローマウンテンの、肩に存在する、センターと、その施設、そして、この場で、働き、関わるすべての人を、祝福するお祈り。 (彼らの言葉だったので、なんと祝詞を上げていたかの意味は、わからず。) 

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Indigenous Leadership Department の、Director の ブライアンが、静かに言う。

Kinnear Centre を、新築工事したときに、私たちは、大きく、このバッファローマウンテンの、大地、岩を、砕き、堀り、傷つけた。

この聖なる地で、これからも、発展していくために、大地への感謝、祈り、浄化が、どれだけ大切か。と。

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 バンフセンターの、お社長は、この先、何年かかるのか、何年かけたら、成し遂げられるのか、だれにも、計り知れないような、無謀とも言える(?かも?)センターの、大変身、大化け計画を、公表した。 

(この下のリンクは、バンフ地元民なら、読んでおくのを、お勧めします。。)

http://www.theglobeandmail.com/arts/the-banff-centres-ambitions-plans-for-the-world-stage/article15567168/

凡人には、理解しがたいとしか言いようのないような、壮大な、構想だ。

900ミリオン、1000ミリオンの、巨額な、資金運用を要する、巨大プロジェクトだ。

国立公園内で、バンフの町で、承認されるかすら、見えてないけど、彼の、夢や、計画は、とんでもない大きさなのかも???しれない。

そんな、センターの所在地と、この地に、関わるすべての人をもっと、もっと、大きな規模で、浄化しようという、夜通しの、Smudging Ceremony (Big Smoke / Many Smoke) が、センターサイトで、今週金曜日に、厳かに行われることになっています。


2013年11月25日月曜日

感謝の日。2013年バージョン。

2013年11月23日。土曜日。
 
一年に一度の、その日。です。
 
はい、今も、横浜で、元気に暮らしてくれている母が、
52年前に、私という、命を、この世に、産み落としてくれた日です。
 
巷には、けっこう、歳をとることに、抵抗をあらわす人が、
多く存在しているようにも、見受けたりしますが、
そして、幾度となく、ブログには すでに書いて来ていますが、
 
本当に、私は、自分が、こんなに長生きすると思っていなかったので、
毎年、お誕生日が、うれしくて、感慨深くて、しみじみします。
 
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去年も、同じ題名で、ブログを書きました。
 
思う、気持ちは、変わっていません。 
(時間と気分の許す方は、去年の記事も、アーカイブから、読みなおせます。)
 
命をつむいで、ここまで、つながってこられた、
すべてのご先祖様と、両親に、
特に、母に感謝。。。の念が
ふつふつと、心の底で、沸いてくる日。。でも、あります。
 
冬支度が、勢いよく進んだ11月。
 
今月に入っても、お仕事は忙しい毎日で、時に、苦しみつつ、時に、充実感を味わいつつ、時に、振り返って、己の変化や成長を、感じつつ。。
 
まだまだ、まい進の日々です。
 
ここ3年、続けて、この時期に、センターにやってきてくれる、アルバータベースのオイル、ガス関連企業の、スタッフパーティーが、23日土曜日にあったので、私は一日出勤でした。

 
今年の我らが、コンファレンスチームは、 

 
クリスマス会 (Festive Season Pargy) がらみで、
お越し下さるグループのために、

 
テーブルと、

 
お部屋のデコレーションを、

 
去年より、ちょっぴり、

 
グレードアップしました。

 
カクテルテーブル用の、センターピースも、
下から、ライトアップがされて、きれい。

 
この会場が、私のお誕生会会場だったら、

 
すてきなんだけどな~。

 
5時前には、DJのセットアップの完了。
 
(私の個人的パーティーだったら、ここには、ステージを入れて、
カラオケ大会用セットアップにするけどさぁ。)
 
リピーターのお客様なので、オーガナイザー、会社の社長さんとも、
すでに、顔見知りで、F & B のスタッフとの打ち合わせも、
その他の確認事項も、スムースに進み、
 
帰宅~。
 
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夜も、思えば、去年のデジャブーで、

 
光シェフに、手作り餃子を作っていただきました。
(私の究極の好物)
 
去年は、大雪の中、ニラを買いに、カルガリーに向かい、
あまりの悪天候に、あきらめて、引き換えしてくる羽目で、
ニラなしだった、餃子が、
 
今年は、タイムリーに、ちゃんとニラも、かい出して来てくれて、
去年のとは、微妙に、違う仕上がりの、おいしい餃子を囲む夕食。

 
去年は、あかりが、居ましたが、

 
今年は、2人で、じっくり味わいました。
 
 
羽根なし、羽根あり。。の食べ比べ。
 
やっぱり、羽根ありが、ぱりぱり、さくさく感と、
その後、じゅわ~っと、肉汁と中の味わいが、
口に広がり、おいしくて、楽しいかな。。
 
という、評定!?に。
 
一年、着実に、歩んでこれたこと、
娘も、オタワで、元気に、暮らして居てくれること。
 
(23日になった瞬間、、午前12時4分に、おめでとう。。って、電話してきて
くれました。
いろいろ、四方山話ができて、
ちょっぴり、にやにやしてしまいました。)
 
夫婦、2人、着実に歳をとり、重ねつつも、
地に足つけて、カナダの大地踏みしめて、
経験値、毎年少しづつあげて、
 
前に、前に、歩めていること。
 
やっぱり、お正月を迎えるのと同じく、
何か、歳を締めくくり、気持ちが、新たに締まるのが、
お誕生日。。かも知れません。
 
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Facebookでも、沢山の書き込みや、個人的なメッセージを
いただきました。
 
E-mailでも、お祝いのメッセージが、届いたりしました。
 
偶然、日本の幼馴染と、FBのメッセージで、タイムリーに、チャットできたりしました。
 
彼女には、お孫さんが、生まれてて、かわいい、男の子の写真が、
送られて来ました。
 
IT技術の進歩で、太平洋のどっち側に居ようが、カナダの大地の、
どこの州に居ようが、気軽に、声を掛け合えるような環境が、
 
手軽にあること。。そんな便利にも、
感謝です。
 
ホントは、じっくり、みんなの生本人と、会って、
しゃべったり、笑ったり、飲んだり、食べたり、
遊んだり。。
 
人生の時間、共有したいけど。
 
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色んな形で、声をかけてくれた、私という人間を知るすべての人の
健康と、それぞれに、個性的で、味わい深い命の時間を、
 
未来に、願い、祈る時間。。でも、ありました。
 
みなさん、これからも、よろしくね~。

2013年11月20日水曜日

Winter Beauty - 冬の美。 Nice and Cold! - 大雪さりて初寒波。

2013年11月20日。水曜日。
 
昨日までの、大雪が収まって、青空。
 
最高のお天気です。
 
でも、気温は、ぐんぐん下がり、今朝は、マイナス23度とか。 体感気温は、マイナス29度と、うわさされてます。(うわさの、元は、TVや、インターネットの、天気予報情報ですが。。)
 
今朝も、朝6時過ぎから動き出し、眠気眼のままセンターへ。
 
確かに、空気は、ぎんぎんに冷えていましたが、車には、ガレージで乗り込むし、会社の駐車場から、建物に入るのに、1分も歩かないし、そのまま、ぬくぬくジャグジーにつかり、汗かいて、泳いで、シャワーして。。

(そうすると、さらに汗がでて、仕事を始めてからも、ぽっかぽか)
 
ランチタイムにオフィスの入っているロイドホールから出て、スタッフカフェのあるお隣のビルへ。
 
外を歩いたのは、数十歩だし、体感気温を、楽しむ間も無い感じで。
 
午後のお仕事も、ぬくぬくして進み、今日がそんな寒い日なんて、ちっとも思えない~。
 
でも、外は、この上なく、きんきんに、冷えた空気と、澄み切った高い青空で、す。て。き。
 
まさに、カナディアンロッキーの、ウィンタービューティーここにありぃぃぃ。です。
 
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ランチ前に、Physical Facility という、センターの建物や、
敷地のメインテナンス管理をしている部署のマネージャーとすれ違う。
 
『How are you!』
 
『Very good, It is BEAUTIFUL out side!!』
 
『And Nice and COLD!』
 
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日本では、あんまり聞かない意味合いのフレーズかもね。
 
でも、東北や、北海道の人は思うのかな。
 
『Nice and COLD!』 って。
 
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思うに、日本のお天気予報だったら、
 
『明日の朝の最低気温は、マイナス23度に到達します。風が吹いての体感気温は、
マイナス29度、30度を下回る恐れが、あります。
 
厳重に、警戒し、服装、装備にご注意ください。お出かけの際には、
帽子、手袋、ダウンジャケット、レッグウォーマー、マフラーなど、着用が、必要です。』
 
最近の、NEWSや、 お天気予報では、
 
よく、『恐れ』っていう日本語を聞きます。
 
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その感性で、言ったら、
 
バンフは、恐ろしいことになっています。
 
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カナダ人は、みんな笑顔だけどね。
 
(私の職場周りの同僚は、みんな 口々に、
Beautiful!  Love it! なんて、言ってます~。)
 
ふふふ。

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本日の、ランドル山。

 
守り神、トンネル山。

 
スキー場のある、ノーケー山。

 
遠く、見渡す、ボージョー連山。

 
バンフの象徴、カスケード山。

 
センターサイトも、ホワイトマジック。


きらきら、きれいな、冬の光景です。

(写真撮ってる、私の手と、カメラが、
亡霊状態だけど。)


外寒波。

でも、Officeの中には、
こんな格好で、お仕事するカナダ人~。

さすがに袖なし笑顔~!は、彼女だけだったので、
『写真とって、ブログに貼らせて~~』

と、話を持ちかけたら、乗ってきた。

8月から、我が、コンファレンスチームで、
セールスコーディネーターで、がんばってる、
アンバリーちゃん。

(結構、気があうのです。)

 
『あ、Meiko, Before and Afterで、
カナダ人、重ね着で、帰路に着く~。
 
って写真も、どう?』
 
いいねぇ~。
 
Gパンの下にも、もう一枚、スパッツ。
上も、重ね着、手袋、トゥーク (つばの無い、毛糸帽)
 
これで、20分、マイナス20数度の中を、歩いて、寮まで、
帰りま~す。
 
『ポイントは、重ね着だからね~。
ちゃんと書いてよぉ。』
 
私のこの日本語ブログを見せてあげたら、
いたく、感心してました。
 
『私も、ブログ書いてるんだよぉ。』
 
彼女の、素敵なブログも、教えてもらえました。
 
明日も、寒波は、続きそうです。
 
 
 

2013年11月18日月曜日

朝の、水泳。

2013年 11月になってから、

月、水、金。。。と、目指せ週3回の、モーニングスイミングを始めました。。

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11月の頭に、Film / Book Festival を、やっていたとき、とある同僚とランチタイムに同席して、
彼女が、趣味にしている、クロスカントリーランニングの話になった。

彼女は、ものすごい人で、ヨーロッパで開かれる、何百キロも、何日も、山を駆け抜けるような、とんでもない、レースに出たことのあるような、本物の、クロスカントリーランナー。

それが、昔は、走るのは嫌いだった。。っていうから、びっくり。

何年か前に、走り方の基本というのを、レッスンとって、教わって、それから、距離や、持久力を少しづつ、そう、無理を強いずに、少しづつ、上げていく練習方法を、身につけてから、どんどん走れるようになったそうだ。

体も、シェイプしていく。自分で、自分の体のデザインが、できるような境地。。に、喜びをかんじたそうな。。

そして、Inner Strength 己の、内面の強さが、まして行くのを、実感できる。。と。

なんだか、話が盛り上がった。

でも、彼女いわく、ここ、ロッキーでは、今、外は冬。冬には、無理をしないで、筋力を落とさないような、トレーニングを心がけている程度で、良い。と。

とにかく、歳をとったら、がむしゃらはだめ。 酷使もだめ。 苦しすぎるのもだめ。

楽しみながら、でも、真摯に取り組みながら、じんわりと、鍛えていくのが、冬だとか。
 
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忙しさにかまけて、運動と言ったら、夏の間は、ランチタイムの40分のパワーウォークが、週に2~3回。 たま~に、打ちっぱなしやゴルフ。。どまりになっていた私。

動かないと、動けなくなるし、近年は、メタボリズムが、スローになりつつあるのを実感できちゃうので、心気巻きなおしてみよう。。って、朝スイミングが始まった。

やっぱり、私にとっては、一番手っ取り早く、いまだに、ちゃんとそこそこできるのが、水泳。

朝、置きだして、寝ぼけ眼のまま、プールに到着。センターのプールの水温は、低いので、最初に、ジャグジーで、体を温めて、じんわり、汗ばみ始めてから、冷たいプールに飛び込んで、すっきり目覚めて、泳ぎだす。

現在、通しで30分、泳いでる。

お仕事前なので、伸ばして行ったとしても、45~50分が、限度だろうな~。

でも、水に入ったとたんに、その日の体が、軽かったり、重かったり。

調子も、わかるし、仕事を始めるときに、一日のエクササイズ、とりあえず達成!の、感覚をもって、一日を始められるので、爽快感もある。

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何事も、2~3ヶ月続けないと、効果も、何も語れない。。。。ので、1ヶ月坊主にならないように、この冬は、こつこつ、やってみます~。


2013年11月15日金曜日

記憶の引き出し。

本日の己の発見。

とうとう、50歳を超えたら、記憶の引き出しが、うまく、引っ張り出せないことが、出てきちゃった。

以前、ためしてガッテンだか、どこかで、言われていたような。。。。

記憶 - 覚える力。というのは、歳をとっても、実はあまり衰えることがない。

でも、それを引き出す力。つまりは、脳の記憶の引き出しの中に、しまうことはできても、それを、自由自在に、そして、臨機応変に引き出す能力が、歳とともに、落ちる。。ってこと。

なぜって、今日、とっても、久しぶりに、以前、バンフセンターで働いていたカナダ人の、地元の人が、サリーボーデンに、運動しに来てて、『わ~、久しぶり。今日はお休み?。運動しに来たの??』 『そうなの、最近は、木、金がお休みで。。。』

なんて、話が、どんどん、進むのに、どこで、働いてて、今まで、一緒に仕事したこととか、世話になったこととか、どんどん思い出すのに、彼女の名前だけが、出てこない。

ひえ~。こんなの、TVの中の芸能人の名前では、幾度かあったけど、実際の、それも、知り合い。ってレベルを超えて、一緒にお仕事してたり。。。したことのある人に起こったのは、初めてだ~。

思い出せない~。

センターから、転職して、彼女は何年もたつけど、それでも、今の職場がらみでも、コンタクトあるし。。。

う~~~ん。

まだまだ、引き出しが、引っ張りだせない~。

しばらく。じたばたします。(午前10時14分)

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午前10時59分。

やっぱり、記録の勝利~。

2005年の、会社の Phone Directry (電話帳)- 物持ちの良い私は、ちゃんととってあった~。

う~~~~。超~~すっきり。

電話帳で、彼女の居た、部署の記録を、さかのぼってたどったら、思い出せた。

やっぱり、記録は、記憶の引き出しが、開かなくなったときの鍵!になる。

がんばって、これからも、ブログ書くよぉ。

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これで、将来的に、縁あって、私の人生や、ブログに関わったり、登場したりする人のことは、きっと、忘れても、すぐ思いだせるわぁ。

最近、仕事で、脳を使いすぎで、とうとう、許容量に対して、あふれ出し。。。が始まってるみたい。

いらないこと、そして、今後の私の人生に、役に立たない(立ちそうも無い)記憶や、情報は、上手に消去、(副作用も、あとくされもないように)していきますです。

あまりに、もやもやしてたので、お仕事中に、記録しました。

これから、仕事に戻ります。  午前11時3分。

2013年11月12日火曜日

祈る心。。

2013年11月も、前半戦が終了。中盤に差し掛かっています。

カナディアンロッキーは、しっかり雪化粧で、秋から、すっかり冬へと様相を変えました。

近場のスキー場も、週末だけながら、営業が始まり、スキーや、ボードを抱えて、街を歩く人の姿を見かけるようにもなりました。

平和で、週末は、11月だっていうのに、なにやら、人出でにぎわうバンフの街で、暮らしつつも、

世界中で、パワーアップして起こり続ける、地震、台風、竜巻、突風。。。。。。

母なる大地、大自然が、振るい続けている猛威に、特に、先週、台風に襲われた、フィリピン。。の惨状に、心痛め、揺さぶられました。

フィリピンには、去年まで、センターリザベーションで、がんばってた、元同僚が居て、セブ島に住んでいます。彼や彼の家族仲間の安否の確認は、まだできていませんが、レイテよりは、セブは、被害が少ないらしいので、インターネット環境の復旧を待つのと、彼らの無事を、祈る。。

本当に、祈る。。しか、遠くの人間の今には、できることがありません。

レイテ島には、知人は居ませんでしたが、あまりにも、沢山の人が、高潮と強風と豪雨の被害に見舞われたこと、島の90%以上の家屋が、全壊、半壊。。のNEWSに、悲しい、つらい、苦しい。。。どんな単語を使っても、あらわすことのできない、色んな色と、波動が、入り混じった感覚を、覚えます。

報道は、非道です。

生々しい映像と、現状が、あからさまに、飛び込んでくる。 でも、見ている我々、報道の観客には、飛んでいくことも、ここには、ある、きれいな水や、おいしい食事をすぐさま届けることも、なんにも、できない。

瞬時に、己の、無力さ。。ゆえの悲しみに、落とし入れられちゃいます。。。

センターには、何人も、労働ビザや、移民で、働くフィリピン人スタッフが居ます。

一人に聞いたら、『うちには、フィリピンのTVチャンネルが映るんだけど、もう、それは、それは、すさまじい被害と、死傷者の映像で、つらい。』

『でも、Mother Nature だからね。人はその前には、本当に無力だわ。。。』(受け入れるしかない。という、現実。)

一番、被害のひどかったレイテという島は、田舎の島らしい。

『センターで、働いている子達は、フィリピンの都市部から来ている子が多いから、そんなに被害は無いエリアの人が多いと思うよ。。』 との話。。

知っている人が、居なければ、良い。。っていう、範疇の話では、ぜんぜん無いんだけど。。

天は、何を持って、何を意味して、そんな大きな、自然災害を起こすんだろう。

最近の自然現象には、隠された人類への、警告。。みたいな、メッセージがどうしても、あるような気がする。

起きてしまってからじゃ、本当に遅く、起きてしまった現状に、無力で、何もできてない私は、震災の時と同じく、大自然の猛威に、その命を奪われ、旅立つことになってしまった、多数の、魂に、安らかに、天に帰れることを、本当に、祈る。。しかできない。 残された、サバイブした、人々に、きれいな水と、食料と、衛生的な生活環境が、一刻も早く、提供されたり、作り出せたりすること。。 やっぱりそれも、祈る。。ことでしか、参加出来てない自分。。

それでも、祈りという、目には、見えない、形のない力にも、きっと、意思とエネルギーが宿る、宿っていると、私は思う。

がんばれ、フィリピン。

いや、がんばれ、人間。

医療支援や、衛生管理、生活物資や、食料、飲料水、仮設住宅支援、生活サービス支援。

被害にあった人も、合わなかった人も、ともに、共生、共存、共栄。。できる日に向かって、
歩いていかなくちゃ。

歯、食いしばって、涙こらえて、空腹に耐えて、いろんなことに忍んで。

きっと、死ぬほど、つらい人が、今日という一日が、暗くて、長くて、終わらない。。みたいな感覚に陥っている人が、沢山居る。

代わってあげられないし、目先の暮らしに、かまけているし、苦しい人、悲しい人の役になんて、ぜんぜんなれていない自分。。。なんだけど、

祈ることだけは、させて下さい。

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人間には、生きていれば、生きている限りは、きっと、前を向いて、ころんでも、立ち直ろうとする、また、立ち上がる力が、ある。きっと、ある。

一日に、少しづつかもしれないけど、やっぱり前に、進むしかない。

そして、今日も、ちゃんと食事ができて、安眠する場のある私たちは、真剣に、日々と、命に、感謝しなくちゃ。

ホントに、そう思います。

2013年11月9日土曜日

主婦の味方。

2013年11月4日、月曜日のお話です。

この日は、光の、長年のサッカーメイト、Kazuya君が、この冬、BCのスキー場で、パトロールのお仕事が決まり、バンフから、出発するってことになったので、サッカー仲間が、大多和亭に集まって、Kazuya君を囲む夕べ。。。が、行われました。

珍しく、光が、Facebookで、呼びかけたら、あれよあれよと、参加希望者が、集まって、3家族を含む、総勢大人、13人、キッズ5人が、我が家に溢れかえった夕べでした。

どうも、私は、子供たちが来る集まりだと、子供と遊ぶ。。が、何よりに優先になってしまうのが常。。で、光シェフのお料理のラインアップは、写真も取れなかった~~。

けど、久々に、かわいいちびっ子たちに囲まれて、超~~~楽しかったのです。

私が、ちびたちと遊んでいる間に、お母さんたちは、日ごろの家事から、解放される一瞬を、光シェフの、家庭的だけど、お店並(か、はたしたら、それ以上)に、おいしい品々に舌鼓ぃしつつ、楽しんでもらえた様子。

『めいこさん、幸せですね~。いつもこんな食事しているんですか?』

いつもではありませんが、光の台所は、私は犯さないようにしているので、恩恵には、あずかっています。。はい。恵まれているのは、重々、十二分に承知しております。

でも、おかげで、一切、お料理上手で、有名な、お母さんになる、チャンスはありませんでした。(ははは。残念)

ひとしきり、遊びまくったところで、まさに、絶妙のタイミングにて、子供たちを黙らせる? 光シェフのハンバーグ定食が、まず、子供たちに振舞われました~。

 
肉汁が、お箸をさした瞬間に、流れ出す~。
 
そばで、見てる、お母さんたちが、
『え~~~。何これ~!!』
 
光『大人用も、後から、出ますから、ご安心を~』

 
一瞬にして、みんな黙って、がっつきだす。
おいしいお顔、ゲット。

 
最年少参加で~す。1歳3ヶ月で~す。ご機嫌で~す。。

 
『おいしい顔して~』って、
言われなくても、ピースもでちゃう!?

 
お、おいしいね~~‘。

 
ホントぉ、感激ぃ~。
 
 
すきあらば、子供のを狙う?
お父さん。
 
ちょっと、あっちの、男テーブルにもどって、
我慢で、お待ちください。
 
 
全体写真も、その他の料理の写真も忘れて、
食後の子供たちと、再び、少々、遊びました~~。
 
 
程なく出てきた
大人用は、さらに超特大サイズ。

 
さすがに、一人一皿は、出せないので、
大人用は、シェアで、お召し上がりいただきました。
 
***********************
 
奥様、子供たちが、10時過ぎたころ、
ご帰宅。
 
お父様、および、独身男性軍団は、
さらに、夜半まで、
 
食べて、飲んで、おしゃべりして、笑って、
 
盛り上がっていました。
 
Kazuyaくん、怪我のないように、
お仕事頑張って。
 
 
で、バンフ里帰りの際は、
仲間たちと、大多和亭で、また、盛り上がってくださいまし。
 
********************
 
そして光シェフ。
 
本日は、奥様、子供たちに配慮した、お料理とおもてなしの工夫。
 
ありがとう~~でした。 日ごろは、毎日の三度の食事に
活躍中の主婦のみんな、こんな、息抜きは、うれしかったと思うよぉ。
 
 
**********************
 
で、おまけ。本日のお品書きです。
 
もやしとニラのピリ辛ナムル
 
アボカド、トマト、グレープフルーツのさっぱりサラダ
 
キャベツ、トマト、きゅうりの自家製たまねぎドレッシングサラダ
 
ハンバーグステーキ定食お子様用
 
プラス、大人用はみんなで楽しむお皿で。
 
カニ、イカ、ハムの中華風春雨サラダ
 
イカと蒸し鶏の中国山椒ソース
 
ラム肉とじゃがいものカレー炒め
 
イカ入りビーフン
 
椎茸とジャガイモのバターいためパン粉のせ
 
大根とこんにゃくの豚ひき肉あんかけ
 
アルバータビーフリブアイステーキ
 
きゅうりの浅漬けと、大根のぴりから漬け
 
中華丼
 
自家製プリン
 
************************
 
今日も、シェフの心尽くしの振る舞い料理と
みんなの、エネルギーのハッピーバブルで、
 
大多和亭は満たされておりました。
 
 

2013年11月5日火曜日

キリンのジョージ。 George, The Giraffe

2013年11月2日。土曜日。

今年も、バンフセンターで、毎年この時期恒例の、Banff Mountain Film & Book Festivalの、架橋を迎えた週末。

裏方CSM暦も、長くなったので、恒例行事は、だんだんと、こなす回数が増えれば、増えるほど、経験値が助けてくれるので、仕込み、仕上げは、楽になる。

今年は、今まで以上に、何事も、突発や、仕込みそこないのない、スムースなイベントだった。(ホスピタルオペレーション的には、史上最高のできでした。)

スタッフが、それぞれに、それぞれの自分の持ち場の仕事で、最大限に、注意と、事前確認と、準備を怠らず、本番を迎えてるから、当然と言えば、当然。。とも言えるんだけど。

この週末は、一応サイトにスタンバイして、ラストミニッツや、小さな変更業務の連絡調整を地味にこなしつつ、サイトパトロール。

実は、一般の担当コンファレンスのときも、会場のセットアップが終わったら、お客さんが到着する前に、その会場の、『場』の、『気』を、確認に行く。。のが、私の常。

なんだかわからないけど、『いい気』を感じられたときは、会議はスムースに進むことが多く、『なんだか、もやもやしてたり、変な感じ』を察知しちゃうことも時にあり、そういうときには、後から考えたら、『あ~、このことだったのかも。。』って、抜けや、ポカが、見つかるケースが多い。(あんまり、こういう、第六感や、察知能力が長けすぎちゃうのは、あんまり良いことでもないんだけど。。。)

抜けも、ポカも、そのほとんどは、コミュニケーションエラーか、確認ミス、想定ミスで、それが、誰と、誰の間に起こったか、そして、なぜ、起きてしまったかを、ひとつひとつ、ケーススタディーしておくと、同じようなポカや、ミスは、その後は、どんどんと消えていく。

今年は、フェスティバル会場になった、シアターも、マックスベルも、リサイタルホールも、『人が一杯』やってくる。。人で、一杯になる。。。人気のパワーで、満たされていく。。って、感じの、『気』が、事前から、本番中も、あちこちに、感じられました。

週末の金、土、日、の3日間は、この架橋のフィルム上映イベントに抱き合わせで、トレードショーと、ブックセールが、行われ、その会場を、土曜日に、パトロールウォークしていたとき。。。。

 
去年までは、見かけなかった、こんなブースを発見!!。

 
ケニア出身で、今は、カルガリーに在住。。っていう、
アフリカ人男性の今年初参加の、出展ブースで、

 
きゃ~~~。ヤバイでしょぉぉぉ。
ってくらい、

 
私の大好きな、キリングッズが、溢れてる!!。

 
そして、運命的な出会いを感じたのが、
ここに写っている、一番、スキニーで、背の高い、
その子~。
 
土曜日は、パトロール中、お財布を持って居なかったので、
日曜日に、出直して、
 
 
手に入れてしまいました。
いったん、オフィスに持ってきました。
 
出展者の彼曰く、
ケニアから、5体持ってきた、最後の一体。

 
あと、4体のうち、2体は、カルガリーのショーで、
アメリカ人のお客さんに買われて、アメリカへ。
 
もうあと、2体は、エドモントンで、売れたそうで、

 
北米には、5体しか存在しないそうです。
 
素材は、アフリカンマホガニー。
 
とても、硬くて、耐久性の良い木だそうで。
 
同僚のマット君が、建築関係の仕事をしてたので、
木の鑑定して、、って、見てもらったら、
 
アフリカには、沢山の硬い良質の木があるけど、
これは、特徴と、木目の文様(土台部分)からして、
本物だね。。って、お言葉つき。
 
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アフリカでは、キリンは、
ユニークで、ジェントルで、ストロングで、エレガント。。
 
な動物として、人々に愛されているんだそうだ。
 
まさに、私が、目指す人間像と、ぴぃ~ったりだ。
 
そうか、ユニークで、ジェントルで、ストロングで、エレガント。
 
こんな姿の生き物に、惹かれてたんだわ。

 
我が家に、持ち帰り、窓辺のキリンたちに、
合流しました。
 
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この子が、オフィスに半日居た間に、
同僚の、Joanneが、入ってきた。その瞬間に、
 
『Oh~ Lovely George! He is beautiful!』
 
命名してくれちゃうわけ?
 
ってことで、この子の名前は、George (ジョージ)
 
に、なっちゃいました。

2013年11月2日土曜日

2013年 11月へ。

10月が、終わり、いよいよ、11月の始まりです。

今週は、10月31日木曜日が、ハロウィーンでした。

毎年、わがご近所さんは、『バンフハロウィーンストリート』で、有名な一角なので、かわいい仮装した子供たちに、大量襲撃されるのが常。(過去のブログ記事に何度かあります。。この話題)

今の家に引っ越してきてから、10年以上、毎年参加!のイベントだったのに、今年は、永住権証明書(PR Card -Permanent Residence Card) (ようは、アメリカのグリーンカードのカナダ版)の更新の年で、新しいカードの受け取りの呼び出しが、カルガリーのカナダ移民局から、かかっていたので、一日カルガリーで、用事もろもろ。。を済ませることとなり、我が家は、一日、お留守にしてしまいました。

残念!でも、その埋め合わせをしてくれるには、十二分にかわいい、ハロウィーンキッズを、30日水曜日に、町で、発見!!

 
きゃわいすぎるぅ。

 
しゅんしゅん~。それも、めいこママの大好きなキリンだしぃ。

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そして、ハロウィーン当日は、朝から、

 
きれいな空と、

 
ご来光に向かって、カルガリーへ。
 
 
移民局では、受け渡し方法が、5年前とは、変わってて、
空港の、税関を通るようなスタイルになっており、
思ってた以上に、短時間で、終了。
 
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午前中の静かなチャイナタウンを、散策。

 
なんだか、観光客気分を味わう。

 
ふと、中国に紛れ込んだかの錯覚に陥れる、
町並みと、モールの独特のにおいぃぃぃ。

 
でも、ここは、カルガリー中心街です。
 
そのあと、シヌークセンターに行ったら、

 
モールの中の、80%くらいの、お店の入り口に、
このポスターが貼られている。
 
『TRICK OR TREATERS WELCOME』
 
そして、そのお店を、はしごして、沢山の子供たちが、
親御さんと一緒に、仮装して、
モール中を、歩き回っていました。

 
お店に入っていくと、店員さんが、
子供たちに、キャンディーやお菓子を上げている~。
 
これ、バンフでは見ない光景だけど、(って、バンフには、
大きなモールがない。)
 
カルガリーの子供たちにとっては、最高の、Trick or Treat Walk。
 
だって室内だから、寒くないし、
どこのお店が、Welcomeか、一目瞭然だし、
 
何しろ安全。
 
(翌日、センターの同僚に聞いたけど、カルガリーのモールで、
そういうことしているって、知っている人は、居ませんでした。
最近の流行なのかなぁ。)
 
 
もろもろの所用を済ませ、
 
5時過ぎから、ちょっぴり早いディナーを、食べに、

 
センターの同僚のチャイニーズ ローレンスもお勧め
最近の一押し!ってきいた、このT.POT
っていう、レストランに立ち寄って、
 
(やっぱり、チャイニーズのお勧めの店は、
チャイニーズに聞くべし。。。。ってことで。。)
 
頼んだお料理のうち、福建チャーハンが、
光シェフをうならせた~。
 
(あまりのおいしさ?に、写真忘れてる。)
 
ここは、飲茶が、また、個性的で、他の店では、あまり
お目にかかれない、おいしいシーフードのラインナップだとか。
 
次回は、ランチに来たいね。。って話におさまりました。
 
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8時の、バンフの花火にぎりぎり間に合う時間に帰着。

 
今日は、バーミリオン湖のほとりから、
湖面に映る光も、堪能しました。

 
あれ、実は、湖面が、凍り始めてる。
 
(こういう写真撮るのには、やっぱり、良いカメラほしいなぁ。。)

 
こうして、いつもと違うハロウィーンの夜が暮れて行きました。
 
(花火の後は、今度は、仮装した、大人の時間。面白い姿の人が、沢山、
バーに向かって、歩いていました。)
 
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我が家に Trick or Treat Walk で、
立ち寄るのを、楽しみにしてた、知り合いの人が、
何人か、いたらしいです。
 
留守にしてて、ごめんなさい~。
 
また、来年ね。。