お久しぶりです。
ずっと記事の更新をしていない間の数か月に世の中も私の暮らしも色々と変化しました。
一番大きな変化は出勤するという生業がなくなったこと、クラブハウスという新しい音声SNSで世界に知人や心おきなく色々な話ができる仲間が出来たこと。
カナダ首相のStay Home Orderを素直に聞いて、出歩く事もせず、パーティーもカラオケもせず、ちんまりと家族で暮らす日々でした。
ありがたい事に政府の緊急時保障政策もあったし、会社からの保障もあったし、天から降って来た不思議な休暇な時が流れました。
この冬はスキーは一回しか行かなかったけど、春を迎え天候が良くなり、無事再びのゴルフシーズンにも突入できています。
そんな15か月。
その中で少々考え直させられる事がありました。
それは、
多くの日本人はカナダを知らない。という事です。
去年2020年の春、コロナが広がりを始めたころの日本のテレビ番組では、アメリカとカナダを区別する事なく、アメリカで大流行!と北米全部を真っ赤にしていたり、
クラブハウスで話をしていても、カナダに興味を今まで持った事もない、カナダ関連の知識はほぼない。という多くの人に出会いました。
アメリカ在住の日本人や、アメリカ人ですら、アルバータ州という名前と場所を知らなかったり。
現在私のフォロワーさんが1400人以上いるのですが、その中でカナダに興味を持っていた人、来たことのある人は多分5%もいないと思われます。
世界中を旅行していると自負されている方は多いけど、意外とカナダが入って無かったり。旅行を多くされている方のプロフィールを見る限りでは圧倒的にハワイ、アジアの各国、そしてヨーロッパ諸国を旅されている方が多い事にも気が付きました。
そして、クラハ内での海外在住日本人は当たり前なのかもだけど圧倒的にアメリカ在住者が多いです。
今までの33年に及ぶ私のカナダ暮らしの中では、カナダ旅行好きさんやら、カナダ好きで移民している人達に囲まれていたり、日本が好きなカナダ人や、各国からカナダが好きで仕事やワーキングホリデーで生活している人に囲まれたりしていて、カナダはG7にも参加しているし、人さまに当たり前に知られている国なのか否かすら考えた事もなかったわけで。
日本からカナダで暮らすようになった時、小さな日本という箱や概念を出て、まったく違う感性や価値観の中に放り出され、多種多様のカルチャーショックの中で、世界が広くなったかのような錯覚に陥っていたけれど、今回コロナが、再び、「いままで生活していたカナダという箱はまだまだ小さかったよ。」「もっと世の中は広いし知らない世界が沢山あるよ」と教えてくれるような体験を日々、深くしていました。
なにやら、考える事が多かったし、内観が続きつつ、外言最大利用で、たくさんの刺激を世界中に住む人々と交換できて、小粒さんは変化、成長をしたのかもしれません。
そして、アルバータ州もようやくコロナからの出口戦略が進みつつあり、7月からはかなりの規制が緩和されて経済活動が本格的に再会の予定です。
カナダはコロナ対策がとてもシンプルで透明性の高いものでした。
こんなにITが進んでいる国だとも知りませんでした。
3人家族として過ごす、話す時間にも恵まれました。AkariとHikaruのおしゃべりや笑いが夜な夜な我が家のリビングルームを明るくしてくれていました。
そしていつの間にか、カナダの組織で20年マネージメントで働いていた自分が、ものの見方や考え方が一般の日本人のそれとは少々異質な事に気づいたり、でもそれは力になっていたり、英語力(会話、交渉その他の切り口で)の部分では、かなりの線で日本の一般の人には見本だったり、教えたりが出来るレベルだったと気づいたり。
縁があって話をさせてもらえた心理学者さんから、カウンセリングの能力を認められたり、コロナ禍スペシャルで無料翻訳のお約束で、とあるワインの輸出輸入関連の翻訳お手伝いをしたり、クラブハウスのJapan CH BridgeというプロジェクトでNew Yorkの本格的な翻訳家の方とコラボで翻訳業務をさせて頂いたり。
いろんな経験が詰めました。いくつになっても人は学べるし成長できるし、変化している事をし続けていることを体感する日々でした。
再び、ブログを書き始めようと思っています。
実は、クラブハウス内のJapacityというグループでは、初代市長をしています。
そのグループでもブログ部に入っています。
良かったら、そのブログも覗いてみてください。
小粒さん、ブログ復帰。そしてきっと心機一転の夏。
ふたたび、よろしくお願いします。