我家の光シェフは、ほぼ、ひと月に一度は、自家製トマトソースを、たっぷり作り置きします。
夕べがちょうどその日だったので、このタイミングは、逃さず、取材~!?しちゃいました。
このソース、超シンプルに、最低限の味付けで、仕上げておくことで、料理に使える幅が、とても広くなります。。沢山作って容器に小分けで冷凍しておくと、便利。便利。
用意するのは、これだけ。 イタリアントマト水煮缶、バジル、たまねぎ、エクストラバージンオリーブオイル、そして塩。
光シェフが、色々試した結果、気に入って使っているのは、この缶詰。
カルガリーのイタリアンマーケットで、一缶、このサイズで、1ドル50セントから、2ドル弱で買える。
缶の裏には、女の子。『女の子のトマト缶』って、勝手に命名。
3缶全て大鍋にあけて。。
ブレンダーで、つぶす。 (ブレンダーが無ければ、ミキサー、フードプロセッサーを使ってブレンドしてから、鍋へ。)
たまねぎ2個、ざく切りして、
こちらも、プロセッサーで、あらみじんに。(無ければ、包丁で。。涙してください。。)
フライパンにオリーブオイル約4分の1カップほど。
それから、コンロを強火に設定。
すぐさま (まだ、フライパンは、熱々になってない。) たまねぎ全て投入。
時を同じくして、鍋にバジルを全部投入して、中火に掛け始めます。
約10分、たまねぎを時折かき混ぜながらいためて行きます。
途中、たまねぎから、水分が飛んで、かなり湯気が上がります。
このたまねぎを鍋に入れ混ぜ、中火より、やや弱めの火で、表面に、泡がすこし立つ程度の火加減をキープして、全体量が、1割減るくらい、煮込んでいきます。 (火加減は、絶対焦がさないように、気をつけて~。) 浮かんでくる、泡状の、アクを丁寧にとりながら。。
今日は、約45分煮込んで。。。
煮詰まってきたら、最後に、塩、約小さじ一杯。
これで、できあがり。 (え~!?これだけぇ~?って声が聞こえそうですが。。)
鍋を火からおろして、あら熱とってから、冷蔵庫へ。あるいは小分けで、冷凍庫へ。
後々大活躍~。します。
我家で、かなり活躍中の、お助け調理器具。 右の手に持つ、小さなモーター部分に、左の各種パーツをドッキングさせて、ホイップ、ブレンダー、プロセッサー。。と、お手軽に変身。。。洗うのも、簡単。
小さいけど、ターボ機能も付いてて、パワフルで、小回り効きます。
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では、このトマトソースを使った、簡単パスタを一つ。
(今日は、マツの実とアンチョビのトマトソースです。)
3人分で、用意する具材は、これだけ~。
これも、イタリアンマーケットで、ゲット!の、アンチョビフィレの瓶詰め。
マツの実をまず、大さじ3杯。(一人分、一杯計算)
気持ち大きめの粗みじん。。状につぶす。
用意しておいたにんにく ひとかけ、と、アンチョビ一切れも、粗みじんに。
今日は、スパゲッティで、行きます。お好みで、スパゲッティーニでも、OK。
フライパンに、(まだ火は入れない。)オリーブオイル大さじ2杯、刻んだにんにく、アンチョビ、そして、乾燥赤唐辛子一本を砕いて入れて。。
このまま、ちょい、待機させる。
パスタを茹でる。(今日は3人分。。)
パスタ茹で上がりの約2分前に、フライパンに火を入れる。(強火でOK)
油にしっかり熱が入って、(にんにくは、決して焦がさず)にんにくから、ぷつぷつと、空気の泡が、出てくるくらいに2分弱でなるので、そこに、茹で汁を、コップ半分弱加え。。
アルデンテに茹で上がったパスタ、投入~。ここで、軽く、あおって、全体を馴染ませて。。
ここで、自家製トマトソース(暖めてある)を、お玉山盛り2杯。
ソースを絡めたら。。
マツの実。。
オリーブオイルをさらっと掛けて、全体に、塩、胡椒。。これで、味を調え、フライパンを振り混ぜ、
全体の水分を乳化させる。。(これ大事だそうです。)
器に盛ったら、パルメジャーノレッジャーノを、軽く摩り下ろし、パセリフレークを軽く振って。。
出来上がり。。マツの実の粒つぶの口当たりと、遠くのアンチョビの海の味と、オリーブオイルで、絶妙に乳化した、トマトソースのやさしい味のパスタです。。