同僚のCSM、Kameちゃんが、担当してた、グループが、バンケットに使った、フラワーアレンジメントの中に、ほおずきが、幾つか混ざってて。。。
使い終わったそのアレンジメントから、なんとも昔懐かしくなって、一つ、ほおずきをちぎってもらった。
私。。『これ、中に、フルーツの実、みたいのが入ってるの知っている??』
K。。『知らない~。』
私。 『ほら~。』って、皮をむきながら。。
K。。 『ホントだぁ。。。初めて見た。』
どうも、カナダ人社会では、あまり知られていないらしい。
私。『これ、モンで、中身抜いて、皮だけの、風船みたいにしたのを、口に含んで、音を鳴らせるんだよぉ。知ってる?』
K。 『。。。。。。??』 なんのこっちゃ。。って顔。
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ふと、40年以上も昔の記憶がよみがえる。
生まれて初めて、母が、ほおずきの中身を綺麗に抜いて、ぷぅ~。ぷ~。って、笛のような音を立てて鳴らしてくれた、その時の、子供心に受けた、小さな衝撃。。。が、思い出された。
昔は、季節になるとよく、ほおずき笛作って、遊んでた。
上手に、芯を抜かないと、穴の淵の部分が、綺麗に仕上がらなくて、ちょっとでも、傷が入ると、すぐに、裂けちゃったり。。。
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持ち帰った、そのカナダのほおずきを、何とか、芯抜きに成功!の、夕べ。
ただ、熟れ方が、いまいちで、穴の周りの部分も、固くて、さらに、皮自体も、日本産のそれ。。と比べると、かなり厚めで、ちと固い。
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あかりに、『これ、昔の人は、こんな風に、音鳴らして、遊んだんだよぉ。』
『ぶぶ~っ!』
なんとも、おならチックな音しか出ない。
あかり。 『なに、その、きちゃない音ぉぉぉ。』 (爆笑!)
『ぶびぃぃ~~。』
何度、吹いても、幼い頃、母のその音を聞いた時のような、憧れに似た?感覚を呼び覚ますような音がでないぃぃぃぃぃぃ。
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あかり。 『あ、もう、けっこうですから。。』
私。 『は。はい。。そうだよねぇ。』
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カナダでは、ほおずき笛で、日本情緒をかもし出すことは、できそうもありません。
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日本文化に、謝罪。 ごめんちゃい。
その後、あかりは、自分の部屋で、アルトサクサフォンの練習。。とか言っちゃって、綺麗な音。。を、奏でていました。
2 件のコメント:
おならチックな音って。。。。日本情緒、がんばれ!
だって、ホントに、それっぽかったのよぉぉぉ。
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