2009年11月9日月曜日

かつ目して、相待つ。

たった、一度聞いただけなのに、妙に心に貼りついて、いつまでも、消えない言葉。。っていうのに、時々出会う。そのうちの一つ。 『男子、三日会わざれば、かつ目して待つべし。』

初めて聞いたのは、学校の教室だった。確かに、先生の口から発された言葉だったけど、言葉が、心に貼りついて、いつのどこの教室のどの先生の言葉だったかは、すっかり飛んで覚えていない。

なんでも、三国志、十八史略、蒙の言葉、『士 別れて三日なれば、即ち、まさに、かつ目して、相待つべし。。』 転じて、目を見開いて相手を良く見よ。立派な人物は、必ず、常に進歩している。。というたとえなんだそうだ。

なんで、子供心に、それも、女の子だった 私の心に、それほど刺さったのか、不思議なんだけど、『そうなんだ。人は、次に会うときには、前回会ったときより、沢山、苦労したり、努力したり、チャレンジしたり、経験を超えて、大きく化けている可能性が、あるから、人を、自分の尺度で測った思い込みで、決めつけて見ちゃいけないんだ。』って。びび~~んと、強烈に、感じた。

誰に出会うときも、”曇りなき眼(まなこ)で、見定める” なんだか、もののけ姫の、アシタカの言葉にも、ありましたね。

立派な(??)おばさんに、なって今、思う。 早合点。勘違い。思い込み。人間関係をこじらせる、全ての始まりに、この3つが、必ずある。。ってこと。気をつけなくちゃ。己の解釈が、的を得て、いつも、正しいとは限らない。。感性の目。いつも曇らないように、しっかり開けておかなくちゃ。

2 件のコメント:

田中 さんのコメント...

更新のペース、恐ろしいほどはやっ!
楽しくてしょうがないのか、それともストレス発散か??

前回のコメントは承認されずに表に出てきてない?
今回はどうなのかな?

ハワイ、楽しんできてくださ~い!

小粒 (こつぶ) さんのコメント...

自分が、言葉を、こんなに内側に持っていたんだなああああああ。。って、改めて、自分の、静かなおしゃべりパワーに、驚いています。。。書きたい事、山ほどあって。楽しんでいますぅ。。

ごめん。前回のコメント、今は出ています。