10月18日。月曜日。。
今日は、町会議員選挙の日。
バンフは、町長(Mayor)選挙も本来はあるところ、現職の町長さんは、引退を表明し、新立候補者が一人だったので、無投票で、次期町長はすでに決定。
Karen Sorensenという、私くらいの年齢の女性です。息子が二人いて、下の息子は、あかりの一つ学年上の少年。。。。保育園時代は、あかりと同じクラスだったこともある。(くるくるくせっ毛の、かわいい男の子でしたぁ。。今は、いっぱしの背のたか~い、青年と化しているが。。)ので、いわば、町のお母さん仲間の一人が、これからのバンフの町を、しばらく引っ張る事になった。。って感じ。。旦那様は、ファイナンシャルアドバイザー。。。(まだ現役かどうかは、定かには知らないけど、時折、コンファレンスオーガナイザーとして、会議をセンターにも連れてくる。。。)
Karenは、自分で、ビジネスコンサルティングの仕事もしているので、私たちの、バンフセンターのコンファレンスティームも、彼女の講義、講習を受けたことがあります。
頭のきれる、おしゃべりの上手な、ウィットもちょっと効いてるおばさんです。 どこまで、何をどんな風に引っ張っていくのかなぁ。。。
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そんな今日、職場の同僚の何人にも、『投票行った~?』 『ねえ、これから、投票行く!?』 『投票所って、どこに設置されてるんだっけぇ!?』って、何度も色んな質問されて、『私、カナダ市民のステータスなくって、PR (Permanent Residence) だから、投票権持ってないんだよ。。。』って、説明するたんびに、『何で~?』 『え~そうなの???』 『どうして、日本は、Dual Passportを認めてないの~~?』 『知らなかった~~!!。』 『日本って、強行な国ね~。』 って、会話で持ちきりになった。
今年の3月にも、『日本国籍について』って、記事を一度書いたけど、この今日の会話がきっかけになって、またまた、今後のことを考えた。。。
私たち夫婦は、カナダで、22年も、お仕事をしてきたら、カナダの社会保障と、年金制度にカナダ人と同様に、組み込まれているし、カナダの年金は、老後日本に居住したとしても、もらえるから、絶対キープがお徳。 (現時点では、カナダの制度は、日本のそれより、よっぽどキチンとしてる。)
日本には、税金も、保険も、年金もかけてないし、支払ってないから、いまさら日本の社会保障制度に入れてもらうわけにも行かないだろうし、そのつもりもない。。
だから、今の私たちが、ここで、このステータスで、生きつづけるのに、ハンデは、投票が出来ないこと。。くらい。。(あ、でも、所定の手続きをとれば、PRでも、投票権獲得が出来る方法があるらしい。。。次の選挙のチャンスまでには、ちゃんと調べようと思います。)
でも。。。娘は、大の日本好き。将来、もしも、日本とカナダと行ったり来たりの仕事や生活をしたい。。って言い出したら、やっぱり、Dual Passportを認めていない、日本の制度が、壁になる時が来るかもしれないなぁ。
海外生まれの日本人に、Dual Passportの、特権を認めてもらえるように、運動するには、何を、どこから、どう、始めたらいいだろう。。。。(って、まじに、何かを動かせないかと、考え始めた私。)
どういう、思想、発想、構想で、カナダやイギリスはDual Passportを認めているんだろう。。。。
日本国は、何をもって、許していないんだろう。。。 何か、ご存知の方は、お知らせ下さい。
これから、このトピックについて、掘り下げて勉強してみようと、思う、今の私でした。 (って、明日は忘れちゃうかもしれないけどぉ。)
4 件のコメント:
多重国籍・・・。
日本にいる日本人には気にもならないことでしょうが、やっぱり日本以外にいる日本人にとってはおっきな問題ですよね~。
私も日本にいる親のことがなければ迷いもしないんでしょうが・・・。おそらく、もし多重国籍が日本で認めれられるようなことがあれば、出生の所在にかかわらず二つ以上のパスポートを持つことできるようになるでしょうが、移民国家ではない日本には、まだしばらく難しいでしょうね・・・。
それにしても、PRでも投票できる方法があるっていうのは面白いですね。確かに、PRで立候補は難しいかもしれませんが、投票くらいさせてくれてもよさそうなもんだとは思いますが。
私の知り合いで、ドイツ人のカナダ永住者が同じように投票できないことを嘆いていたこと思い出しました・・・。
日本に、頑張って欲しいものです。。
そして、私も、この地で、できること、がんばって行きたいんです。。PRの人の投票権のことは、調べてみますです。。
仕事柄毎日厚労省のホームページを見ているのですが、社会保障協定というのを見つけました。
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/nenkin/nenkin/shakaihoshou-kyoutei.html
カナダとも協定しているようですね。
御参考に。
Ketoちゃんへ。
ありがとう。さら~と覗いてみました。機会のあるときに、じっくり読み込んでみたいですぅ。
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