2010年、11年にも、同じ題名の記事を書いているので、その3。です。
(早速、検索機能が役立ちました~。)
8日、昨日のカルガリーヘラルドの記事より、読み取れるお話です。
カルガリー動物園も実は、6月の大洪水で、大変な被害を受けました。
サバンナ展示のエリアに居た、キリンたちも、おなかまでつかる水の中で、
何十時間も、人の手による救出を待っていた(取り残された)状態だったそうです。
かばちゃんたちなんて、いつもの水面の何倍もの高さを泳いでいて、もう少しで、かばごと
大洪水を起こす寸前だったみたい。
ようやく、人がきりんたちの移動に取り組み始めたとき、
長時間冷たい水の中にじっとしていたことで、
体温、体力を大幅に失い、振るえ続けていて、
さらに、彼らは、引っ張られることを拒否しつづけ、
安全な場所まで、動かすのに、二日かかったんだそうです。
(これも、大バトル間違いなし。。)
その後、さらに数日、大きなストレスから、食欲を失い、
まったく、飲み食いできない状態になり、
そのままの状態が続いたら、命が危ない。。ぎりぎりまで
到達していたとか。
キリンは、野生の状態では、流れのある川も渡るし、湖も渡るんだそうです。
でも、人様によって、囲われた、人工的な環境で生まれたこの子たちには、
カナダの雨による、冷たい洪水の水の中に取り残されたという現実は、
とてつもないストレスだったようです。
そのぎりぎりのラインまで行って、なんとか、引き返すことができ、
一回に数口の、お気に入りの
植物が食せるようになって、
時間をかけて、いま、立ち直っている最中だそうです。
すでに、ペンギン展示、太古の恐竜をレプリカで再現しているエリアと、
カナディアンロッキーの動物展示のエリアだけは、
再開したようですが、全園のリオープンは、現時点では、
11月になるか、12月になるか。。
という事態だそうです。
前にも、書いたけど、アフリカでは、立ち上がろうとするキリンは、
復活、復興のシンボル。
頑張れ、カルガリーのキリンたち。
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