2017年2月20日月曜日
憧れ VS 思い込み VS 現実ぅ。
彼女は、言った。
「アルバータの人には、コテージライフがない。」
オンタリオ出身の彼女は、さらに言った。
「オンタリオの人は、コテージ(つまりは、別荘)持ってる人が、一般的で、夏休みになったら、静かな森の中や、湖畔で、携帯電話や、テレビや、コンピューターから、開放されて、友人、知人、親戚と、ただただ、のんびり夏の休暇を過ごすのが、普通なのに!」
「どうして、アルバータの人には、そういう習慣持ってる人が、少ないわけ!?」
私に聞くなよ。って思ったけど、
「この辺は、湖畔に、別荘持てる湖ないからね。
アルバータの人は、お隣りのBC に、行かないと、そういう湖に巡り合えないじゃん。」
「バンフは、家賃も高いし、家も、夫も、子供も、何も持ってない私だし、ここじゃあ、一人者じゃ家も、買えないし。。」
30代を生きる彼女は、「私は40歳までに 家を買いたい」と。
春が終わるころ、オタワに引っ越す予定の彼女は、オンタリオでの、新生活に期待している。
ランチタイムから始まった、会話は、食後も、私のオフィスで さらに続いた。
途中から、アルバータの人々の暮らし。。への、ビッチング。。。(こけのくそ?に、悪く言う)が、ブーブー続いた。ので、
「あのさ~。私さ、カナダにあこがれて、この国に住もうと思ったんだよね。広大な土地があって、空が高くて、空気と水がきれいで、人が良い。 カナダ人の事、悪く言わないで~。私の、憧れ、夢、のカナダのイメージ、つぶさんといて。」
「それに、私たちが暮らしてるここは、世界中の人が、一生に一回は、訪ねたい。って思う世界遺産な、場所。なんだよぉぉぉぉぉ。」
「そうだけど、世界中の人が押しかけてくるから、混雑がひどくなって、住んでる私たちローカルは、週末は、運転しない、はたまた、朝早くから、バンフから脱出。どこかに避難~。」
(もちろんローカルの脱出先は、観光地ではありませんよぉ。)
「たしかに。。」
。。。。。。。。
遠く四半世紀以上前に、たった、数週間の、カナダ滞在中に、この上なく、ステキで、新しい体験をしたことで、描きまくったイメージと、自由な想定、思い込みから描いてた、カナダ人と、カナダ生活へのあこがれ。箱の外の人。だった過去の、私が、思い描いた、想定物語。
(この時の、YMCAキャンプ体験と、カウンセラー体験は、今でも、私の中では宝。ですけど。)
あの時の、心の中の、カナダ、カナダ人って、きらきらしてたな~。
今は、何人もの、多種多様なキャラクターの、カナダ人と、「今」の、目の前の現実ってのを共有してる。
そんな、風景と暮らし。。が、続いています。
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