おまけ。のお話。です。
来月、日本に一時帰国するにあたって、日本の光のいとこから、伝言。
「カナダグースの、マッケンジー、ネービーブルーのSサイズ、いくらで買えますか?」
ちなみに、これ。
最近、バンフの町では、このカナダグースというブランドのあったかジャケットが、中国人観光客の間で、飛ぶように売れていて、町で、その品を扱っているお店では、仕入れが間に合わず、嬉しい悲鳴。。って話を、聞いてはいました。 (日本では、すでに、おなじみの、爆買い現象。)
なんせ、カナダでは、高級ブランドで、一着、800ドルから、1000ドル、平気でするので、あんまり、一般人は、手を出さないブツ。
数週間前に、光とその店をちょっと覗きに行ったら、入り口、鍵かけてバウンサーが居て、店舗への出入りをコントロールしてる。。っていう風景に出会った。
鍵を開けてくれたので、中に入ったら、これでもか~ってくらいの、中国人観光客さんが、まるで、バーゲンセールの棚あさってる、日本のおばちゃんみたいに、両脇に、ジャケット抱えて、あちこちで、試着して、キャッシャーに詰め寄ってる姿。
「ありゃ~、噂通りだわ」 って、思ってたら、お店の店員さんに、知ってる顔を発見。
彼女は、以前、センターで働いてたカナダ人の、女の子。
「久しぶり~。元気?」なんて、色々、センター去ったいきさつから、おしゃべりしてて、カナダグースの話に。「凄いね~。」
「なんだか、凄く売れるのよ。」
って、その時も会話してた。
そして、本日日曜日は、そのマッケンジーとやらを視察にまたお店に立ち寄った。
お店に入ったら、彼女がいたので、「マッケンジーってどのタイプ?」
すぐさま、Webで、調べてくれた。 「今は、そのタイプは作ってないみたい。」
そうなんだ~。
「さっき、中国人のグループが来たばっかりだから、持ち合わせ減ってるよ。一人の女性が、4枚買ってった。。。」
まさに、「Wow!」
「今は、そこにかかってるタイプが、一番売れてる。でも、一杯買われちゃったから、今は、その色しかないわ~。」
これは、ケンジントン フュージョンフィットというタイプ。
お値段、895カナダドル。
デザイン的には、マッケンジーより、すっきりしたラインで、おしゃれに見える。
後、在庫があったのは、男性用のでっかいジャケット。
シャトーパーカーと、ラングフォードパーカー。
こちらは、かなりの極寒仕様。925カナダドル。
そんなに、流行っているんだ~。
「どうやら、中国では、カナダに行った。。っていう、ステータスシンボル的に流行ってるらしい。。」という、うわさ。
それなのに、私の知り合いのその彼女ったら。
「お店のスタッフの間では、『中国って、どんだけ寒いんだろうね。』って話になってる。」
って、可愛い真顔で、言ったので、心の底で、爆笑!した私。
アジア人の皆さん、カナダ人社会(特に大人の社会)には、流行りに飛びつく。。っていう感覚がありません。
カナダ人には、ちょっぴり、不可解な行動に見えているみたいですよ。 (爆)
なんか、そんなカナダ人が、愛らしいな~。。。って思った私。でした。