2010年11月22日月曜日

コピーあんど、ペースト あげいん。 

やっぱり、時々覗くたんびに、『ひょえ~』 『言ってくれたねぇ~。。』って、ほくそえんでしまう、脳科学者、茂木健一郎氏の、『連続ツイート。。。。。。』  やめられませんですぅ。 (ミニミニマイブーム)

最近のツイートで、かなり私の、心の小部屋に、共鳴したのを、2つほど。。

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(コピー始まり)

連続ツイート 過去

過去(1)過去は育てることができる。一度定着された脳の記憶は、その後の経験によって結びつきを変え、文脈が変化し、どんどん育っていく。

過去(2)現代人は前のめりに生きがちだが、時には過去を振り返らなければならない。振り返ることで、新しい意味を見いだすことができるのである。

過去(3)生きていく中で、自分の「道具箱」の中にある道具が、思わぬかたちで役に立つことがある。その「道具」は、長い間使わないでさび付いているかもしれない。しかし、少しずつでも使うことで、やがて再び輝き出す。

過去(4)生きるとは「宝探し」であり、その「宝」は自分の中にある。一見価値があることとは思えないことの中に、世間で自分を活かすための手がかりがあるのだ。

過去(5)私の祖父や父は寄席好きで、子どもの頃から連れていかれて「英才教育」を受けた。そのことが、今、講演などで話すときに間の取り方や枕の置き方などに生きている

過去(6)子どもの時に蝶採りをしていたことが、「いつどこから何がくるかわからない」という全方位の注意の向け方や、舞って来たときに即座に反応する神経として活きている。いつも耳を澄ませているのだ。

過去(7)何もすることがない時、少し時間が空いたとき、あんなことがあった、こんなこともあったと振り返ることで、「過去」という土壌を耕すことができる。それは、精神的な安らぎという意味でも、贅沢な時間である。

過去(8)癒されるとは、すなわち、バランスを回復することである。偏った使用が調和へと戻る。今に囚われ、前のめりに生きている私たちは、自分の過去を振り返り、結ばれることで和解し、癒されることができるのだ。

小倉の正道おじさんが亡くなって、父が母を神社まで迎えに行って、帰ってきてすぐに、「正道おじさん死んじゃったって」と母に言ったら、父はまだ伝えていなくて、母が「えっ」と言って泣き崩れた。あのときぼくはまだ小学校に上がっていなかった。

過去(9)偶然の幸運に出会う「セレンディピティ」は、外から来るとは限らない。意識という狭い光の外にある、自分の内なる過去がセレンディピティをもたらすこともある。過去の自分は、もはや他人なのだ。
以上、「過去」についての連続ツイートでした。
(コピー終わり。)
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いいねぇ。私の過去にも、沢山のこれまでの時間や経験の宝が、ちいさな道具になって沢山うまってるんだろうなぁ。。これからも、い~~っぱい掘り起こして、これからの、『今』を、磨く道具として、使っていこ~~。

そして、もう一つ。
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(コピー始まり)

連続ツイート 「嫌い」

嫌(1)学生とSfNに来ていて、「嫌い」が「無関心」よりは「好き」に近いのではないかという話になった。経験に照らすと、実際にそうであるように思われる。

嫌(2)子どもの時「苦い」とあんなに嫌いだったビールが、大人になると大好きになる。誰にも思い当たることがあろう。人も、あんなやつ大嫌いだと言っていたのに、いつの間にか好きになっていることも多い。

嫌(3)私はマイクロソフトが嫌いだと公言しているけれども、案外、無関心よりも好きに近いのかもしれない。実際、ビル・ゲイツその人に対しては案外好感を持っている。

嫌(4)なぜ、後に好きになるかもしれないものを「嫌い」だと思うのか。それは、一種の自己防御反応である。今までの自分を揺るがすような新しいものを前に、自分を守ろうとする。防御の壁が壊れると、一気に好きになる。

嫌(5)時には、「嫌い」という感情の背後に、嫉妬が潜んでいる場合もある。「嫌い」な相手が、自分が持たないものを持っているから、疎ましくて仕方がない。本当に避けているのは、持つべきものを持たない自分自身の姿なのだ。

嫌(6)相手に対する否定的な感情が、自己防衛も嫉妬も含まず、純粋に負の評価という場合もある。そんな時の「嫌い」の感情は、案外透明ですっきりしている。

嫌(7)「たまごっち」を大ヒットさせた横井昭裕さんによると、ヒット商品には「トゲ」が必要だという。何も引っかからないよりは、「嫌い」と思わせるくらいの方がいい。「たまごっち」の場合、一時停止ボタンをつけなかったのが「トゲ」だった。

嫌(8)好きと嫌いが近いというのは、好感度調査で上位のタレントが、「嫌い」ランクでも上位に来ることでわかる。好悪半ばするくらいが、大スターである。嫌われることが勲章である場合もある。

嫌(9)嫌われると人は傷付く。しかし、嫌われることに慣れて、人は一人前になるのだろう。「嫌われて一人前」。嫌われの時価総額の高い人は、潜在的な成長能力が高い。

以上、「嫌い」についての連続ツイートでした。
(Copy 終わり)

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私も、自分自身の中にある、『好き、嫌い』を、測る物差しの、由来や、使い方や、限界を、考えることが、よ~~く、あるんです。

人間は、己の、感性と自覚が、多面的、多次元的、そして多様な、人生の時や経験を、『解釈』する。 咀嚼して、自分の物とし、生きる栄養にしていくじゃないですか。。。

脳科学者だけあって、感情や、感性や、自覚を、とっても、静かに、科学的に、見つめ、ツイートしてる所、ちょ~~~~~、おもしろい。。。って思う人は、多分私だけじゃ、ないだろうなぁ。。

48歳最後の夜。。また今年も、沢山学び、トライし、じたばた生きた時間を、積み上げられたこと。
感謝。。

今日という時が過去になる、明日が、楽しみです。

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