Thanksgiving － Turkey Dinner によせて。。

カナダでは、10月の第2月曜日が、Thanksgiving　という、毎年の収穫に感謝する日で、祝日です。

日本で言うと、収穫に感謝するのは、新嘗祭。　（ウィキペディアによれば、飛鳥時代の皇極天皇時代に始まったとされる、五穀の収穫を祝う風習。。とか。）今は、（戦後は）　この日は、勤労感謝の日とされ、11月23日。　なんと、私のお誕生日。

北米では、このThanksgiving　の日と、Christmas　に、それぞれ家庭で、大きなターキー(七面鳥）一匹に、野菜やパンを詰めて、オーブンで、時間をかけてローストし、それに、クランベリーソースや、グレービーをかけ、Green beansや、マッシュドポテト、など付けあわせを、それぞれの家庭で、工夫して作り上げ、そして、デザートには、パンプキンパイ。。。。っていう　『Traditional Dinner』　（伝統料理）を食べる習慣がある。

（ここ最近の新しい動き＜トレンド？＞としては、その大きなターキー一匹を、これまた巨大な鍋で、Deep Fry　（揚げる）する。。ってのもあるんだって～！？！どんだけ時間をかけて、中まで、火を通して、表面カリカリにするんだろううううう。。）

この日が近づくと、『Thanksgivingは、Turkey焼くの～？』っていうような会話が、あちらこちらで、日常茶番劇状態。　

我家は、日本人だし、光は、料理に甘いソースはご法度！の人だし、ターキーも、好きじゃないので、カナダに住んでこの方、家でターキーを焼いたことはありません。それに、あんなでかい鳥一匹、詰め物して焼いちゃって、家族3人じゃ（いえ、食べるのは2人）、始末に終えない。

でも、あかりはカナダ生まれだし、やっぱり、世間の風習には、乗りたいし、ターキーも好き。
だから、この日は、Turkey　Dinnerを、出してくれるレストランに行く。。のが、我家のトラディショナルになりつつあるんです。　（って、やっぱり光は別物を注文するけど。。）

最近は、カナダ人の同僚や友達に　『Turkey焼くの？？』　って、聞かれたら、『アジア人には、そんな伝統、調理、食事の習慣はなく、日本だと、新嘗祭は、神様に、その歳の収穫を感謝する儀式を、それぞれに、地元で昔はしてたと思うけど、今では、（私の誕生日を祝うくらいで！？）一般世間ではただの休日になってる～～』って話を、ていねいに？？することにしています。。　

『それに、日本人の味覚には、肉料理に、甘いフルーツソースってのも、元来なれ親しんだことの無い、食習慣だし。。でも、我家は、娘と私はターキー食べるし、季節もんだし、嫌いじゃないから、家族で、レストランで、その雰囲気だけは味わうよ～。』って、言うんです。。

最近は、周りに、韓国人や、中国系の同僚も多いので、彼らは、私が　『ターキーは焼かない！』って、答えると、『やっぱり～！？　だよね～～。』って、嬉しそうにします。

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カナダ人の友人の、マリアンは、『ターキーは、家じゃ焼かないし、はっきり言って、美味しくないし、好きじゃない。。実家で、食べても、ぱさぱさに仕上がっちゃてる事が多いし。。。』って、何時も言ってます。　

実家は、Farmer　（農家）の、マリアンに、『なんで、ターキー食べるのがトラディショナルなの！？』って、聞いた事があります。
『昔は、どこの農家にも、数羽はいて、手に入りやすい肉で、さらに一匹で、大勢のおなかを、ふくらませることが出来る、一番安上がりな方法だったからじゃない？　中の詰め物だって、シンプルな、野菜と、パン。。でOKだし～。』って、答え。

大家族の農民たちが、実は”質素”に、”謙虚”に、でも、おなかをふくらませて、その歳の収穫に感謝する。。てのが、伝統の流れの始まりのようです。

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そして、恒例のDinnerに、行ってきました～。　実は、10月12日が結婚記念日で、17周年のお祝いも、同時にかねて。。

この週末のみに、使いまわされている　メニューは、すでに、しわしわ～。

大通りの見える窓際に座れました。

生ビールで、かんぱ～い。

（あかりはスプライト）

ターキー嫌いの光は今日は、ラムにします。

カレー風味のSquashの　スープ。

結構、おいしかったです。

Turkey Platter

あかりは、Dark Meatでリクエスト。私は、White　Meatでリクエスト。

味は、Darkの方が濃く、味わい深い。　

Whiteは、さっぱりしてるけど、やっぱり、ちょっとぱさつく感は

否めず。。でも、クランベリーソースで、しっとりさせて食べればOK。

今日は、光が頼んだ、このラムが、いけてました。

焼き加減も、ばっちり。　スパイス加減も、ばっちり。

小さな容器の中に、Mint Jelloが、添えられてて、

意外に、これが肉にあうかも！？と、光の言葉。

デザートのパンプキンパイ。

甘さ控え目で、ふわっと軽め。カナダ物にしては、上品なお味でした。

そして、なぜか、また、一言も、申告してないのに、Local Discountが、付いていた。。（光シェフの顔が売れているからか、あかりのバレーボールのコーチが、ウエイトレスの一人として、いたせいか？？少なくても、私と、顔見知りの人は、だれも居なかったけど。。）

あ～あ。　めちゃめちゃ、胃袋の皮が、伸びるほど、またまた、食べてしまった。。。。。。
発展途上国で、飽食文化には、程遠い国の方たちには、申し訳ない。の一言。。。

明日から、また、世のため、人のために、お仕事に汗しようと思います。。　（小さな誓い）