来年定年を迎える彼女が、初めてバンフで、アルバイトをしたのが、18歳。 40年以上も前のバンフの話を、今日は沢山聞きました。
まだ、バンフスプリングスは、冬には営業していなかったので、冬になると、バンフの住人全ては、まだ、今ほど住宅街が広がってなかったし、今で、言うところの、小さなダウンタウン周辺にいつもいて、それこそ、『どこそこのだれが、いつ何言ったか。』 『どこのじいちゃんが、何時転んだか。。』 まで、みんなが、知っているような、みんなが、親族。。みたいな町だったとか。。
その昔、(私がバンフに来た頃はまだあった。。)『Rundle Restaurant』という、中華と、洋食を、出してた、Chinese Restaurantの、オーナーだった、ジーン イェンというおばちゃんが、ハロウィーンに、子供達に、花火と、ホットチョコレートを寄付したのが、このBanffの、町ならでは。。の、ハロウィーンの夜の花火の始まりになった話とか、そのジーンの両親だった、やっぱり、中国人が、今は、マグパイレストランになっているところに、『Modern Cafe』と言う名前の、やっぱり、西洋風料理も出す、チャイニーズレストランをやってた。。とか、今は、バルカンというギリシャ料理のレストランが入っているビルに、大きなダンスホールがあった。。。とか。。。。。私が始めてこの町にきた、80年代の終わり頃 (1989年に来ました。。)は、このRundle Restaurantの外には、何時も、RCMP (Royal Canadian Mounted Police)の、パトカーが停まってて、私は何時も不思議に思ってたけど、それも、このジーンおばちゃんが、おまわりさんに、朝のコーヒーはフリーで、長年、毎日出していたからだったそうだ。
なんだか、映画を見るように、脳裏に昔のバンフのイメージが浮かんでくるような、不思議で、楽しいランチだった。
そんなことがあった今日の夜、なぜか、娘のチームの、バレーボールの夜の試合が始まる前に、時間が空いたので、町をぶらぶら。。ふと、町の真ん中にある、Mount Royal Hotel。。。で、昔のバンフの写真に目が釘付け。。。に。
こういうことをして良いのか、(著作権上?)わからないけど、心が、あまりにも、『Once upon a time in Banff』状態だったので、写真とってきました。。。 (これらの写真は、シルビアの思い出話より、ずっと古く、1920年から、1950年初頭に撮られたものです。。)
Banff Indian Day
1920年のIndian Dayって、書いてあった。。と思う。。
どんな時代だったんだろうなぁ。。。。
行きかう人は、変わっても、Cascade 山は、変わらない。
Banff 駅。
今でも、Brewsterが、この町一番のバス会社。。
残念ながら、今は、アメリカの会社にオーナーシップは移り、
Brewster Familyの、持ち物ではなくなっちゃった。。けど。
2 件のコメント:
うわー、この写真達、すごいよ!
絵とか写真って、一瞬でいろんな情報を感じることができるけど、このくらいちょうどいい感じに古い時代の絵、特に琴線に触れちゃいますね〜〜。
カスケード山が変わってない、というところにも感動できます(^_^)
そうだよね。。。写真が切り取る、その瞬間の、時間、場と、エネルギーは、プリントされた紙の上に、今度は、もう一つ別の、時間という流れを刻んで存在し、古びていく。。。。。人が大切に保管すれば、人よりも、ずっとずっと長く、何かを語り続けますよねぇ。。。
感動、ありがと。
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