2011年4月2日土曜日

進化と絶滅。

この地球誕生から、46億年、(よくもまあ、こんな数字まで、解明できる科学があるもんだぁ。) 水を持つ、この奇跡の星、地球は、数、数え切れない生命体を育んできた。

進化と絶滅の無数のストーリーを乗せて。。。

全ての、生命体は、子孫を残す。命をつなぐこと、そのために、その一生を使っていると言っても、過言ではない。

唯一、人類を除いて。

人類だけは、子孫繁栄以外の目的でも、性交する。(ある意味、動物界から見たら異常だろうなぁ。。) 

(あ、今は、意識下のどこかで、人間の増殖の異常なる速度に、ある種の『おかしさ』を見出し、子孫を残さないという選択をしている人、自分達の人生だけが、良ければ良しで、子孫を残さないという選択をする人、社会に希望を持てないから、経済的、その他の理由で、望まない人、また、望んでも、かなわないという人も、たくさんいるので、短絡的には、もちろん、語れませんです。。。すみません。私すぐ、話題が、極端になるんですよぉ。自己認識の上。。失礼しました。。。。)

人類だけは、地球の提供してくれる資源を、己の体以外の『道具』を使ってまで、掘り返す。

自然に存在するものを、自然を破壊できる能力の物質にまで、変化させることができる。

日本の原発の事故が、きっかけで、世界中の人たちの、原発に関連する議論が、賛否両論沸騰状態だ。(あえて、こう書きます。日本の人には、『福島』の事故かもしれませんが、世界の人には、『日本』の事故なんです。)

カナダは、世界最大のウラン産出国。。

国としては、日本の27倍の国土面積中、オンタリオに、16基、ケベックに、1基、ニューブラウンズウィックに1基。。の、計18基を所有するらしい。そして電気の全使用量の、約15%をまかなっているらしい。

カナダ人も、15%の節電に成功できれば、そして、ウラン鉱山、ウランの輸出関連に携わる全ての人たちを、自然エネルギー産業や、別業種へ、転職、移行。。これに、成功を収められれば、原発を、永久に、止めることは、理屈上は可能だ。 (即時にやめても、水、火力発電に切り替えれば、今日でも、余力。。という説もある。なんたって、カナダは、アメリカに、だいぶ、電気輸出していますからねぇ。。)

これ以上、核廃棄物を、未来の地球のお荷物にしないために、はたまた、処理しそこねて、現在生きる人類を、生態系を、傷つけないように、世界中で、原発に頼らない、賢い生き方を、探していってほしい。。というより、探らないといけないんじゃないかなぁ。。。(そのためのエネルギー節約、喜んでする。)と、私は、強く思うのです。

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まだ、私が大学生の時代、妹が言ってた。 『知ってる? この地球上に存在している全てのプラスティック製品を、いっせ~のせ、で、世界中で燃やしたら、オゾン層が、なくなって、人類はいつでも滅亡できるんだよ。』 もう、25年以上前の話しだ。

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原発もそうだし、遺伝子組み換えもそうだけど、後先、真剣に考えないで、今の、目先の便利を追いかけて、人類は、滅亡に向っての進化のスピードを、上げているとしか思えない。。 

野生動物の生態に学び、(ちょうど、世界中で、エコなんて、はやり言葉も出てきたし。。)子孫を代々残せる知恵を、ちゃんと身につけた方がいい。 そうしたら、人類という動物にも、突然変異という、神秘なる進化が、訪れるかもしれない。

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愛は地球を救う。って言葉がありますが、私には人類の傲慢に聞こえます。(昔の記事にも、書いたなぁ。) 人類は、地球に育まれている。(カナダに来て、この雄大な、そして偉大なる自然の懐に抱かれたら分かります。どれだけ人間が小さいか。)

人類が一部か全部の、傲慢エネルギーの炸裂の末に、滅亡しても、新しい緑をまとい、(人間の大量に吐く二酸化炭素がなくなると、二酸化炭素をある一定量は必要とする、緑の生態は、少し変化するらしいですが。)地球は、その後も、何億年も、太陽の周りを、たんたんと、めぐり続けるでしょう。

生かされていることへの、与えられていることへの、感謝が、まず最初なのではないでしょうか。

そもそも、私は、人間の生命エネルギー自体が、『愛と光』のエネルギーだと思うんです。
その愛と光を与えられ、その愛と光 (生きているという命の力)を、実感できる、その『意識の時間』が、その人の、人生です。生かされているんです。

(使い方を間違えて、その元々のエネルギーの上に、どろどろの自我や、エゴや、勘違いをまとっている人は、い~っぱいですが。。なぁんて、そういう私も、修行の最中。。。今でも、たくさん、勘違い君を、まとっている気がするものの。。。。毒舌お許し。)

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原発は、人類の人工的作品です。 人種を超えて、この、モンスターキッズを、この先どうするか、ちゃんと考えないとね。。一部の人間の豊かさへの欲望、自然のバランスを越えた傲慢さのつけを、なぜ、何も知らずに生まれてくる次世代に、残していく事が許されるんでしょうか。。 

そして、今回のように何かあったとき、専門家でも、業者でも、うろうろ、おろおろしている中で、なぜ、たくさんの、善良な人々、そして、お年寄り、子供、社会的チャレンジを持つ人々が、一番の苦労をしょわないといけないんでしょうか。

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一刻も早く、一秒でも早く、日本の原発が冷却停止にこぎつけることを祈ります。

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なんだか、放射能を吸着させるシリコン樹脂だか何だか、空中散布するって言ってるけど、その樹脂が、放射能を吸着したら、それが、今度は、放射能体に全てなってしまう。。福島の大地と、海を、穢した(穢し続けている)付けは、どんな風に、人類に帰ってくるんだろう。。。。。

コンクリート流したけど、海への、汚水流出が止まらない。。って、結局、溶けたコンクリートも、流しちゃったわけで。。なんで、亀裂の入ったところに、薄くても良いから、内側から、鉄板一枚、立てかけて、おさえ入れて、その上で、コンクリートしなかったんだろ。。。 

(関係ないけど、『てっぱん』の最終回、良かったです。涙しました。) 

母なる地球を侮辱してきた事への、陳謝。懺悔。そして、それでも、なお、私たちを乗せ、毎日淡々と、自転、公転を、時に刻む母への感謝。 (だから、必ず朝が、明日が来るんですよ。。)

ただただ、感謝する前に、実は、陳謝と懺悔がたっ~~ぷりと必要な気がする今日、このごろです。。

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あ~あ。やっぱり、覚悟して、腹くくって。。

何があっても、残された人生の時間、それでも、前向いて、笑って、行かれるところまでは、行きたいなぁ。。

そして、私の命をつないでくれた、両親に、感謝。 

同時に、たくさんの、無礼と傲慢に、陳謝と懺悔。。。。です。 
(ごめんね。色々。私にも、若くて、青くて、アホな時代がありました。)

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被災者の方たちに、静かで、綺麗で、暖かい、安心して眠れる寝床と、自由に入れるお風呂。物資だけでなく、被災証明書だけでなく、一刻も早く、行き届きますように。。。

仮設に移れるまでの、6ヶ月間の、ちょっとましな避難所に移動!??。6ヶ月待って、仮設??
仮設の後の構想は????? 上下水道壊滅、復旧に数年???

やっぱり、前例のないことに、立ち向かう、大胆な、復興協奏曲、一刻も早く、そして、真剣に、具体的に、未来と希望につながる形で、作ってほしいものです。

4 件のコメント:

ジョ~ さんのコメント...

原子力発電。
難しい問題だとは思いますが、私はこう思います。
1954年に原子力発電が始まってからこれまでの間、世界中の話題になった大きな事故が、今回を含めて四つ(三つって言う人もいますが・・・)。
そのたびに同じ話題が繰り返されますが、実際のところ何か変化はあったでしょうか?技術は日々進化しているものの、少なくとも原子力発電を捨てることはありませんでしたし、これからも捨てることはないでしょう。
原子力発電にだけでなく、火力・水力発電にも問題はあります。
ただ大きな記事になっていないだけで、火力・水力発電にともうなう被害は、決して軽いものではありません。
実際のところ、メリットだけを前面に押し出し、デメリットを隠して運用が開始され、結果、不完全なまま動き出しているものが発電に関わらず多々あるのはご周知のとおりです。
正常に稼動している状態では、原子力発電は周りに影響を与えません。もちろん、核燃料廃棄物の処理方法を確立させずに稼動させていることは事実です。
火力発電は、原子力と同じように天然資源を必要としますが、同時に大量の排気ガスを放出します。
水力発電は、これも稼動している状態では非常にクリーンですが、効率的に稼動させるために作るダムのおかげで、川下の生態系が失われ始めているという事実があります。
結局、「どれが」ではなく、すべてがよくないんです。
太陽光や風力、地熱発電などもありますが、実際のところこの弊害は、技術的に新しいためかまだわかっていません。現時点では有るとも無いともいえないと思います。
電気の使用量は、よほどのことがない限り、減るどころか現状を維持することすら出来ないでしょう。
すべての個人だけでなく、すべての企業、国が意識を変えなければ、この電気を生むことの弊害は、一過性のものとして忘れ去られていくのがせいぜいです。

小粒 (こつぶ) さんのコメント...

貴重な意見、ありがとう。友達のエレーナが、チェルノブイリの今は、まだまだ、悲惨だって言ってた。メディアは忘れても、土地の人と、人間の遺伝子には、何かが刻まれていく。
もちろん、火力、水力にも、マイナス(人類を滅亡に導く進化、人類の傲慢の問題。。)は、付きまといます。

早く滅亡したいか、時間をすこしでも長く味わえるか。っていう程度問題なんだろうね。。どっち取る??。 今の所、私は、娘が、幸せにこの世を旅立てるまでは、世界を、保っておきたいなぁ。。。。(って、彼女自身は、2012年人類滅亡を、覚悟してるんだけどねぇ。。もし、ホントにその時が来たら、ママ一緒に行こうね。。って、言ってくれるんだよぉ。)

匿名 さんのコメント...

電気エネルギーを生む事を否定して生きていけるの?
宇宙人がすばらしい技術でブラックホールから無限の
エネルギーを供給するシステムを提供してくれるかも?

先人達の努力をあざ笑うような考え方には同調できない。誰かの奴隷になるように君達は飼育されているのか。??

小粒 さんのコメント...

ご意見ありがとうございます。

今現在の私達は、電気の恩恵なしでは、今の暮らしの維持が出来ないように、飼育されてきています。

産業革命以降の、先人達の、発見、技術開発には、知的に最高に高いレベルを持つ哺乳類として、この地球に存在する人間の、無限なる、宇宙とも共鳴するくらいの、大きな能力を感じます。

ただ、地球と言う生きている星との、同調、共存、共栄、共生のレベルとスピードを超えた、資源利用は、この先の、全ての生命エネルギーの生きるバランスを崩している。。ということは、あり。。なんじゃないかな。。と。