2011年4月9日土曜日

静かな視線。

こちらでは、日本のニュースがあまり流れなくなっています。。。

被災地からの、アメリカ人レポーターの姿も、すっかり見なくなりました。

****************

リビア情勢。。とか、

Ralf Klein - アルバータ州第12代州知事 (1942年生まれ、2006年に引退。)だった方が、Dementia (認知症)と、診断された。。奥様が、これからは献身的介護生活に入る。。とか、

そして、こちらも選挙シーズンのため、立候補者の政策表明など。。。

****************

放射能への『目に見えない、漠然とした驚異』にて、たくさんの国が、メディアからも、実質手を引いてしまっていたりする関係なのかな。。。

カナダの医療チームが、帰ってきてしまったとき、彼らは、『正しい情報が分からなかった。それに、それ専門の特別な、装備も、知識も、経験もなかったので、やむない決断だった。苦しむ、手助けを必要とする人たちを、現地に残して、戻るのは、心が裂ける思いだった。。。』と、コメントしていた。

****************

日本国内に住んでいて、そして、テレビや、ラジオのニュースに、直に接してて、同じ言語で、情報共有しているはずの、国民の中にも、

『何が、本当だか、分からない』

という状態では、言葉の壁の向こうの人たちは、どれだけ、雲をつかむようなことだったか。。。と察するわけです。

****************

言葉と、情報と、文化の壁の日本とは反対側の国では、人々はそれぞれの、思いを抱きながら、今は、静かな視線を、日本に向けているようです。

****************

静かな間は、『祈り』や、『願い』です。

でも、時間の経過とともに、『評価』や、『批判』が、頭をもたげてくるのは、避けようがありません。

****************

心から早く、真剣に、地方と国が手を取って、被災地だけでなく、被災しなかった人を、巻き込んで、キチンと立ち上がって、日本復興計画の。。。。。 いや、計画だけじゃだめです。 実行を。

****************

まだ、がれきの撤去の見通しも立たない地が、たくさん残っている。

国営リサイクル会社作って、どこかで、大規模に、がれきを資源化できる、機能が、動かないもんでしょうか。。。。(いっさいがっさい、全部を、埋め立てゴミにする気なんだろうか。。)

3 件のコメント:

Fumiko さんのコメント...

またまた個人的なちっちゃい内容ですが・・・。
本日明け方に、日赤医療チームの一員として福島へ出発しました。覚悟はしていたけど、とうとう来たかって感じです。
無事にお仕事をしてきて欲しいと思ってます。

以前、三宅島の噴火の時も新島へ行きましたが、その時とは気持ちが全然違うなぁ。

Fumiko さんのコメント...

書き忘れましたが、出かけたのは主人です。

動揺してるかも・・?

小粒 (こつぶ) さんのコメント...

Fumiちゃんへ。

遠くからですが、旦那様が、無事に仕事をし、笑顔で帰宅される日が早く訪れることを願い、祈っています。。

Fumiちゃんが、寝不足に陥らないにね。。(ちっちゃくないよぉぉぉ。)