2014年6月1日日曜日

仲ちゃんと行く、カナディアンロッキー、氷河観光ツアーの一日。その2。

この日、B10 バスに乗っていたのは、

私たちを入れて、合計36人。

(雪上車のチケットを、ローランドが、私たちが、ランチ食べてた、
テーブルに持ってきて、ちまちま数えてて、
話を聞いたので、この数字は、確かです。)

どう見ても、北米人は、BPLで、この夏、ハウスキーピングしてる。。
って、言ってた、ノバスコシアから、来た。。っていう青年だけで、

後は、みんな、イギリス人、インド人(大家族を含め、かなりいた)と、
中国人の観光客さんだった。

Big Hill に、差し掛かる前、ミスタヤの谷を走行中、
ローランドが、たっぷり、話してて、気分の盛り上げ完了!の
状態のところに、出たわけですよ。

黒熊が。


道路のど真ん中、前方に、出てきた瞬間を、ローランドが、発見!
『Black Bear!』

彼の叫び声と共に、お客さん、騒然!。

黒熊さんは、のっそりと、道路左へ、渡り。。
後姿、真っ黒~。


道路すこし奥を、バスの進行方向と同じ方向へ、
のっそり。のっそり。

(全員、左窓に、張り付きで、大盛り上がり)

(ローランドは、すかさず、バスのエアコンを切って、
バスからもれる音を下げる。。気遣い?の、小技を使う。)


しばらくしたら、急に、


彼は、ダッシュで、走りだし、
一旦、道路わきのくぼみ下の方へ隠れて、
見えなくなった。。。

の。に~。


またまた、バスの前方を、左から、右へ、渡ってくれちゃった。


しばし、バスの直ぐ右側に、居て、


茂み奥へと、消えていった。

『Wow! It was a great show!』
『Thank you!!!』

ローランド『みんな、写真は取れましたか~』
そしたら、お客さんは、みんな立ち上がったまま、大拍手。

まさに、スタンディングオベーション!でした。

で、その後、ほんの数分走ったら、

こんどは、道に、


Big Horn Sheep (山羊)


へへ、やっぱり、鳥獣使いの、私が、呼んじゃったかしら?


って、思ってたら、


そろ~っと、通り過ぎようとするバスに、乗ってる
私と目が合ったせいで、(!??どんだけ?)


たかたか、ぱかぱか?


寄ってきた。


ご挨拶、ありがとさん。

早く、立ち去った方が、良いよ。
ご近所に、黒熊居るよ~。

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で、話は、昼食後に戻って、
いよいよ雪上車観光。

去年も、8月に、日本からの友人を案内して行ってたんだけど、
なにが、びっくり!って、

シャトルと、雪上車の乗換え口が、


え、??? ここ????


ここって、


私が、ガイド時代には、アンドロメダ山に、登る登山者用の
駐車場があったあたり。


それも、駅、この向きだし。
(すみません、去年以前に、
お仕事している、ローカルガイドさんにしか分からん話。)


雪上車のガイドさん。やっぱり、ノバスコシアから、来た。。
って言ってた。どうやら、山歩き、山上りが、好きな若者で、
氷河の周りのすべての、山のピークの名前と、その由来、
高さ、登るコースと、頂上からの風景と、
そんな話が、満載だった。


たしかに、シャトルバスじゃ、登れないだろうと思われる
斜度の、道を、上り、降りして進み、


さらに、急斜面を、くだり、


この斜度は、去年より、きっつくなってる気がする。
(氷河が溶けて、減少したせいで、周囲の、
土砂(モレーン)の形、激変!ですよ。


おなじみ? Brewster Tire Washを、渡り、
氷河本体へ。


でさ、


モレーンが、こんな風に、激しく、Hoodoos 化してる。
(こんなに、してたっけ?) 

今まで、この角度で、この至近距離で、走ってなかったのかな。


アンドロメダと、アサバスカの間の、AA氷河も、
申し訳ないくらい、25年前と比べたら、
ちっこくなった。


で、遠くになった。。気も。


雪上車に乗っている時間も、短くなりました。


だって、アンドロメダを望む角度が、かなり違うよね。
ハンギンググレーシャーの、威厳は無くなった。

もう少しで、サークグレーシャーになっちゃうわ。

この四半世紀の、温暖化を、肌で、理解で来ちゃう私ですが、


それでも、5月の氷河は、


雪をかぶってるので、真っ白で、きれい。


地球上でも、貴重な場所。。って、感じます。


溶け水が、ものすごく青かった。


1万年前に、終わった、ウィスコンシン氷河期から
消えることなく、自然界に、残り続けてきた
地球最大級の、汚れを知らない、唯一の、真水の源。 

それが、地球上に いまだ残る、氷河、氷原。


その氷河が、驚くべき速さで、溶けています。


今日のドライバーの チャラ男君は、
『今年は、予測では、20メートル氷河が後退する』

と、のたまわった。

1年で???????。
温暖化、急激です。


今までには、見たこともないくらい、くねくね、上がって、
一番向こうの坂を上って、そして、降りて、


乗り換え口と、アイスフィールドセンターが、
近い。近い。 約1時間とちょっとで、
雪上車観光は終了。

そのまま、B10バスは、アイスフィールドセンターには、
立ち寄らずに、
新アトラクションへ、向かいます。

Brewster バス観光以外の人は、
センターに戻って、別のシャトルに乗り換えです。


93号線を、さらに北上、約5分。


見えて来ました~。Sky Walk。。
あれ? バスは、あの、U字の出っ張った橋を
通り過ぎ、さらに、先のバスストップへ。


下車してから、


渓谷沿いを、歩けるように作られた、
歩道を、歩いて、折り返し地点へ向かいます。


数ヶ国語で、この場所や、分水嶺やらの、
説明を聞くことができる、ガイディングがレコーディングされている、
リモコンみたいな、ディバイスが、無料で、借りられる。

(もちろん、日本語の解説もありました。
ゆっくり、きれいな、聞きやすい、日本語解説が入ってました。
全部聞いてませんが。。)


合計で、40分間分くらいの、説明が、入っている。。
っていう、そのレコーディングを、場所場所で、聞きながら、
歩いたら、1時間は、過ごせる場所らしい。’


今日は、幸せにも、快晴。無風。。で、


解説が、たくさんちりばめられている、遊歩道を、


歩いて進む。。のが、


めっちゃくちゃに、気持ちよかった。


で、折り返し地点。


クライマックス~の、橋。


足元のガラスが、もっと、完全に透明~!だったら、
楽しいのにな~。 

(ガラスに、白濁したドットが、入ってる
せいで、シースルーが、完璧じゃない!のが、
気に食わない私。) 


覗く、渓谷の深さは、かなり迫力。


でも、私は、高いところ大好きで、
橋は揺れたけど、ぜんぜん怖くないので、
スリリングでも、エキサイティングでもなく、
何にも感じない、自分が、かなしぃぃぃぃ~。


私個人的なる、超わがままコメントとしては、
橋自体より、
橋から望む、いや、遊歩道から、見渡す景色が、良かったです。
歩きながら、こんな景色が楽しめる。。

カナディアンロッキ~~~~~。の澄んだ空気感が
ひしひし来ます。

車窓観光、バス缶詰。。感が、否めなかった
B10ツアーには、画期的。。。かも。


もう少しで、この大きなハンドルの取っ手を、破壊しそうになった
今日は、お客の振り。の、現地ガイドさん。


Brewster バスの観光客だけは、
シャトルを使わずに、そのまま観光バスで、横付けできます。


お天気が悪かったり、


強風だったら、逃げこめる場所ないから、
B10ツアーで、1時間、ほったらかされたら、つらいかも・・

(あ、その時は、さすがに、ドライバーも時間調整してくれるでしょうね。) 

そんな場合は、一般観光のお客さんは、
15分おきの、シャトル利用で、そそくさ退散!。ですね。


本日は、心より、一日、大満足でした。


アイスフィールドセンターに貼ってあった、
氷河の雪上車観光促進宣伝ポスター。

万里の長城。
自由の女神。
エジプトのピラミッド。

世界のあちこちには、絶対に見るべき場所がある。

カナディアンロッキーでは、ここが、それ。

そうか。
私、行った事、見たことないのは、その中では、
エジプトのピラミッドだわ。

仲ちゃん、いつか、一緒にエジプト行こう~~~~。
(なんの決心??)

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あ”~~~~いい一日でした。


まだ、Payto Lake も、 
そして、Bow Lakeにも、止まらなかった
(止まれなかった)けど、5月の氷河観光B10も、

盛り沢山で、超充実!の
一日でした。

仲ちゃん、ありがと~。
いと~~っち、ありがと~。

いと~っち、ずっ~~と、Brewsterの、ドライバーで、
がんばって~~~~~。

(てか?)

2 件のコメント:

“3” さんのコメント...

その2!
やっぱりたーっくさん写真だ~。
熊ちゃんもお羊さまも、存在感ありますねぇ。写真写りもよく、よかったですね。

せっかくの観光地「バンフ」。
また観光しましょうね~!
旅行者バンザイヽ(^o^)丿ー

小粒 (こつぶ) さんのコメント...

大作第2弾、お楽しみいただけました? また、日記がわりに、ご利用ください~。

次は、いつにしようかな~。

ホント、ここは、世界に名高い観光地。

楽しまなくっちゃ。です。