人間と同じく国もじんわり成長と変化を積み上げています。
移民も沢山受け入れて、文化の多様性は私が初めてYMCAのユースキャンプでカナダに来た1984年、ワーキングホリデー時代の1988年と比べちゃったら(いやはや比べる規定?元にしている時代がどんどん古くなる~。)すでに雲泥の差。
雲泥。とはすごい表現だけど、ほんと大空の上の雲と大地の泥の差。
輸送技術や流通、そしてIT技術がが便利になって、日本の物、情報はバンバン入ってくるし、なんだか地球が小さくなった?って思うくらいな便利な日々。
(私自身の心持は、カナダ生活に生まれなおしてからそれほど大きく変わっていない気もするし、色んな経験を経て、強くなったり、色濃く?なったり老けたりいろいろしているのかもしれないけど、人ってとかく自分の事はよくわからない。。ってのが世の常なのかもしれないので、この発言には信ぴょう性は宿らず。ってことで。)
ただ最近肌で感じるのは、カナディアンロッキーの自然も、じんわりと変化しているってこと。
一つ。森が成長した。
アイスフィールドパークウェイだけでなく、国道一号線を走っていても、森の木々たちがこの30年で大きく成長した。なんかこんもり、っていうか緑の密度が増している。
地球はものすごくゆっくりと変化をしているんだろうけど、この緑と森の成長には時に目を見張ります。
一つ。氷河が小さくなった。
ガイド時代は年がら年中みていた氷河。最近はめったに観光にはいかないので、目にする回数が減ったけど、再会のたびにその『激減』に、衝撃を受けます。
生きてる地球の表面で動く、流動する水分がどれだけ増えたんだろうか。ってちょっと想像してみただけでも、近年の大洪水も、台風も、ハリケーンも大雨も、納得をせざるを得ず。
(スケールは小っちゃいけど、バンフ近郊でいうと、植生の成長と共鳴してバーミリオンレイクが小さくなった。)
一つ。人が増えた。
半世紀以上を生きている私には、人口が地球上で約30数億人時代から、70億人越えっていう時間を生きていて、こんなカナディアンロッキーの山の中に住んでても、その人間様の生き様の波動がどんどん多く、大きく、強く、時にえぐく、たまに優しく響いているのを感じちゃうわけです。
小さなスケールで言ったら、私の人生も深まりました。
この件に関しては、逐一書ききれないけど、一年一年、積みあがってきたな~、って振り返れば思う。
今日、思うのは、人間のお誕生日と同じく、国のお誕生日にも、一年や過去、振り返る気持ちになるものですね。って事かな。
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昨日の日曜日にBC州まで出かけた途中、
20頭を超える群れのマウンテンゴートを見ました。(この春うまれた小さな子ヤギも数頭混じっている。)
路肩に車を停めて窓を開けたら、彼らが移動する度に、小さな石がからから音をたてて斜面を転がり落ちて来ている、その音がひっきりなしに聞こえました。
そうそう、野生動物の目撃情報の本当に多い今年。長年の国立公園局の努力もあって野生動物保護に注視しているのと、気候変動がらみの影響との双方の要因で生息域とかも、じんわり移動しているのかもしれませんね。 あとは目撃すべくの人間さまの目の量が増えた。ってのも、あるね。きっと。
あ、遊びに行ったのはここ。
なにやら、高級車のようなカートのシートでした。ふっかふか。(笑)
2時半のティーオフだったけど、暑すぎずちょうどいい温度帯のなかで。
午後のゲームでも、日帰りで行って明るいうちに帰ってこれちゃう。
本日のこのコースはちょぴり難関。ベストスコアを夢見る、日々続く。です。
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なにはともあれ、
Happy Canada Day!
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