ここカナダは、8月の第一月曜日は、Civic Holidayで、祝日。
小粒さんったら、Yuki-chanを送り出した翌日の金曜日、たくさんお休み中にたまってたお仕事を片付ける?月曜日、みたいな、一日と、3連休前の、翌週までの仕込みを双方やっつける? ちょっと忙しい一日を職場で過ごし、再びの3連休に突入。
そんな土曜日、田中ちゃんが、レイクオハラのシャトルバスの席が手に入ったからハイキングに行きませんか?って、仲ちゃんと私を誘ってくれました。 ありがとう~。
3人で「同じ時」を共有するのは、今年は1月以来の7か月ぶり。
朝7時。
Moose Hotelのロビーで待ち合わせして。
トランスカナダハイウェイを西へ。
よ~。一日よろしくなのです。
パーキングロットから、約11.7キロ先のレイクオハラのトレイルヘッドまでは、パークスカナダ運行のシャトルバスで入ります。
この先のアクセスは人数制限されていて、シャトルバスの席を確保できた人と、この11.7キロを自力でハイクインする人の数を公園局が数えています。
この制度はもうずっと昔から続いていて、つまりは国立公園が力を入れて自然保護、環境保護に「見守り」の目線と姿勢を紡いでいる場所。
ぼちぼち、元祖ケミカル3誕生から10年だわ。
パワーも、エネルギーの種類も、少々の老化?劣化?は否めないものの
まだまだ健在。
相変わらず、この二人のケミカル反応は、ここから、一日中、爆発してました。 LOL
8時半バス出発前。 これから向かうエリアの自然、そして、パークスのサービス、規制、注意事項。等々の説明。
約20分ほどのバスライドの後、オハラ湖畔に到着。
ちいさなハット内。
地元では、ちょっぴり人気で有名?な、オハラのキャロットケーキとコーヒーで、
ウォーミングアップ。 (午前のおやつタイムが最初に来た~。ラッキー。)
プラスティックフォークとかスプーンとかは、常備されてないので、木製のコーヒーかき混ぜるマドラー二本使いで、(写真、コロッケ食べてるみたいに見えますね。)
シェアで食す。
ほんのりレモン味のクリームが乗ってて、ケーキの甘さも控えめで上品。
(日本人受けする味わい、間違いなし。)
さてさて、ベテランハイキングガイドに連れられて出発~。
(ねーちゃー田中、フラワー田中、と名刺の肩書き??が長年の中で色々変化している彼は、最近はSNS上では、ロッキーさんと呼ばれているらしい。。。。
私の中では、どうもいまだにロッキーさんは、ロッキー庄司さんなんだけど。。<知る人しか知らないどうでも良い話>)
オハラを出発して、ほどなく、
シェーファーレイクに到着。
お久しぶり。な私。仲ちゃんはお初です。
今回の記事も写真、多し。です。ま、写真紙芝居と思って御覧ください。
50歳越え、と楽々越えのおばさん二人、この日はセルフィーにも、挑戦。
その後、てるはる広場?と一部では呼ばれているらしい、開けた場所で、小休止。
そして、
まず、
一日4組限定。を謳っている、オダレイハイライン方面へ。
ボランタリー登録なので、書き込みなしで入っている人がいないとは言えないけど、公園局の自然保護への力の入れようというか、無言の伝言。が感じられます。
この先は、
どんどん標高を上げて行き、
”オダレイグランドビュー”
”アルパインルート”
なんだか、場末のホテルの名前みたい~!。って笑いながら、
斜度で遊ぶ、
二人。
森林限界を超えた開けた場所で、
ちょっと早めだけど、ランチ休憩にします~。
ドライカレーに半熟目玉焼きのせ。弁当持参の仲ちゃん。
私はシャケのおにぎり弁当。田中ちゃんもおにぎり食べてたかな?
(ちゃんと見てない私。いや、景色に目と心は奪われっぱなし。です。)
食後は、
田中ちゃんがお客さんのために、
時短でタープ貼りができる技術キープ確認。のための練習。
クイック仕上げ~。
さ、マッカーサーレイク行くよ。
田中ちゃんのハイキングのペースは、はじめは、ゆっくり、(昔のペースよりさらにゆっくり。)
お花や、景色や、写真を楽しみながら、息が上がらないペースなので、本当に楽。
登りで、ちょっとドキドキするところはあるけど、
ちょろちょろ出てくる、Pika (ナキウサギ)とか、地リスが、和ませてくれます。
いよいよ遠くから見え始めるのが、
マッカーサーレイク。
オハラ周辺、いくつもコースがあるけれど、ここは一度は来ないとね。
水の色合いが、本当に美しく、
今日は風も穏やかで、映り込みもばっちり。
いつも書くけど、写真には生の感動は絶対に写せないので、
世界中の人に、見せてあげたいです。
やった~。
氷河に残雪、真青の水。酷暑の日本に、「涼」が少しは届くでしょうか。。。
色んな角度と高さから、湖色々眺めさせてもらって。
この場の持つ自然エネルギーに共振。波動ありますよ。ここ。
名残惜しいけど、折り返す時間がやってくる。。。
なんだろね。山とか、湖に、「ありがとう。」って思うのって。
人って自然と共鳴、共振する力を内に秘めているんだと、いつも思うわけです。
途中見つけた、ハート型のピンクッションのようなモスキャンピオン。
インディアンペイントブラシの色も、濃かったです。
朝は、別ルートで上がったので、見下ろすシェーファーレイクの色が違って見えます。
残雪は、ウォーターメロンスノー。微生物の付着にてちょっぴりピンク色になってます。
戻って来て、帰りの4時半バスまで、時間があったので、
オハラの湖畔もちょっぴり散策。
清流、美し、身も心も清められる瞬間。
水は森を潤し、草花を育て。
そして、花粉も運んでる~。(今年の木々の花粉量はいつになく多かったです。)
今日は私のiPhoneさんによれば、14キロ弱のハイキングだったみたい。
午後まで、風が穏やかで、映り込みがずっと。
なにこれ~。
これ、木の実ではなく、虫こぶ。って言うんだそうです。
さすがに、割って、どんな虫が成長中かの観察は控えます。
ここにも、
フレンドリーロック。(勝手に命名)
一日ご苦労様でした。仲ちゃんが「頑張ったで賞」の、おせんべいを配ってくれて。
感謝して、いただいてくださいよぉ。
緑のトークンは、朝バスに乗った人に配られるもの。
帰りのバスは、このトークン持っている人優先で乗せてくれて、席が残っていたら、ハイクインの人にチケットを売っていました。席が埋まってしまったら、もどりも、11.7キロハイクアウトするのは、午後4時半過ぎの足にはつらいだろうな。。。と思う私。
さて、ここまで足を延ばしたので、お隣りのFieldの町までおりて、
インフォメーションセンターで、化石展示の閲覧。
バージュスシェールの、化石埋蔵地帯を要するYoho国立公園。
三葉虫にアノマノカリス。ざっくざっく埋葬されてる大きな岩、むき出しで触り放題な状態の展示。
日本だったら、国立博物館級。。。の、化石の数々が、
引き出しにざっくざく。
説明資料も、
分かりやすく用意されてて、(英語読めれば。)
じっくり読んで、見てたら、
時間忘れられる。
何億年もの太古の世界に、心が飛ぶわけです。
さすが、ねーちゃーガイドの田中ちゃんは、分かりやすい日本語解説本ももってて、
3人で、色々照らし合わせて
楽しみました。
小学生でもわかりやすそうな本。「教えて~。あの麻呂カリスン。」
化石や古代の生き物、地層。。。。。
知らなかった事が分かるようになる事。。は本当に楽しい。
悠久の地球の時間に心はせる。はロマン。です。
日本からのお客さんにも、楽しい解説、これからも続けてくださいよ~。
最近は、木々の成長が著しく、ビューポイントからあんまり見えなくなってしまった、スパイラルトンネルのジオラマ。もありました。
そして、この外展示にも、
ふんだんな解説。情報。
おもしろ~。
古代の海の生態、
なるほど~。
英語と日本語の照らし合わせも、
面白かったです。
満足。充実。の一日。
心地よい疲れで、今晩は、ステキな睡眠が待っているはず。です。
田中ちゃん、仲ちゃんに。
感謝。
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