2010年3月20日土曜日

額縁窓の法則。。。

ガイド時代、シャトーレイクルイーズという、ロッキーの宝石なる湖、レイクルイーズ湖畔のホテルに下車観光ストップで、立ち寄ると、湖向きのロビーの窓から、臨む、外の景色が、あまりにも美しいので、『美しい、額縁窓からの、景観も、楽しんでくださいね。。』って、ひと言発してから、お客さんを解散させてた。 
『もう一つのカウントダウン』の、投稿記事で、私の今のオフィスからも、美しい景観が望めるので、額縁窓の、写真を、載せました。 

今日、(3月19日金曜日)も、外は、ぽかぽかの快晴で、窓からの景色が、あまりにきれいなので、写真を撮ってたら、『私も、今日はもう、撮ったわよ~。』って、やっぱり、同僚のBarbが、笑いながらオフィスに入ってきた。

でも、実は、今日は景色に見ほれてただけじゃなくって、額縁窓の、法則発見!に、感動してたのですぅ。。

(こんなことを、書いたら、きっと、写真とか、絵画とか、勉強していた人、あるいは、望遠鏡の法則、仕組みを知る、人には、笑われるだろうが、それは、覚悟の上、私自身の、新発見に、ひさびさに、笑いが出たので、書きます。)

私の、オフィスのドアの入り口から撮った、額縁窓と、窓際でとる景色に移る、山の大きさが、まるで違って取れることに、感動したのです。

遠くの、Bourgeau Rangeが、オフィスの入り口からだと、額縁窓一杯に、見えるんです。
なのに、ほんの数歩(ホント、3歩か、4歩!)だけ、窓に近づくだけで、おんなじ山が、額縁の中で、こんなに、小さく小さくなっちゃうんです。。

こういうのは、遠近法じゃないよな。。。 なんて呼ぶんでしょう。。

遠近法というと、広辞苑によれば、『絵画などで、自然の物象を眼に見えると同じような距離感で、画面に描写する法。』とあり。。。 小学校の時に、絵画の時間に、先生が、『近くに見えるものは大きく。遠くに見えるものは小さく!』描くことが遠近法だと教えてくれた。

その先生が、私が、校外での写生の時間に、遠くに見えるたった一軒だけの、真っ赤な屋根の家を、大きく書いて、(あまりにも、印象が大きかったから。。) 赤を、ばっちり塗ったら、絵の中で、飛び出てたので、私を、強烈に、しかったか?なじったか?ばかにされて、それ以来、トラウマで、『私は絵が下手だ!』という観念がすりこまれてしまい、絵が下手なまま、成人した私。。。。 (今になったら、ちゃんとした師匠について、水彩画、油絵、習いなおしてみたい気もするけど。。)

私が、オフィスのそばを通りかかる同僚の肩を持って、私のオフィスの中を、前に押したり、後ろに引っ張ったりして、歩かせて、『ほら、ここから見るのと、窓のそばで、みるのと山の大きさが、極端に変わるでしょ~~。。』って、私にとっては、なんだか、新鮮な発見に、一人、感動して、喜んで、写真とってたら、同僚の、Matt, Shirley, Barb, たまたまコンファレンスのオフィスに来てた、別部署の、Norm,Bobby.. みんなが、笑顔でよって来た。。 (天気が良かったから? 景色がきれいだったから? それとも、当たり前のことを、いまさらながら、発見して、大喜びしている私に、笑うしかなかった?!?)

レイクルイーズの額縁窓、何年も見ていても、気が付かなかったことだったので、ちょっと、エキサイトしてしまいました。 とさ。

4時半すぎまで、働いて、オフィスのある建物から出ると、センターの敷地内で、かわいいミュールに会いました。 やわらかい日差しの中、先週の雪から、地面が、開放されているところで、のんびりと、草を食べていました。



のんびり休憩。。の姿にも、春近し。。の雰囲気が。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

うーむ。遠近法?ならぬ現象の私的考察。
あくまで、窓枠を額縁としているため、カメラから窓枠までの距離がある分、焦点となるセンター部分の山が望遠レンズのように映る。 一方、窓枠に近づいた場合、手前の窓枠を写すため、広角レンズ状態に近いピント合わせになる。
さて、正解は?
H

小粒 (こつぶ) さんのコメント...

理屈は、わかるように思うんだけど、ここまで、数歩で、額縁が切り取る光景が変わったことに、びっくりしたんです。。。