2017年1月4日。水曜日。
日本に帰ってくると、必ず尋ねたくなる場所。
それが、東伊豆北川温泉、お宿は望水。
30年以上前、メンタルチャレンジの子供たちの指導員をしていた時代に、
先輩の、先生が知っていて、はじめて何人もで、保養に訪れた時、
そのまさに、望む大海原に、心洗われた。
「絶対、また、ここ来る。」
って、心の中に、浮かんだ言葉と、あの時の感動が、
私をその後、何度も、何度も 呼び戻し迎え入れてくれているお宿。
カナダに住むようになってから、
初めての感動から、たぶん15年くらいたってから、
ようやく再訪できた時、こんどは、洗練された、おもてなしとお料理にも、
深く感動して、
それ以来、何度も、訪ねさせてもらってる。
メールマガジンを送ってくれる網野さんが、
直接メールを送ると、すぐ予約を取ってくれるので、オンライン予約っていう
サクサク早くて便利だけど、心の通ってないツールを使う必要もない。
そして、横浜からだったら、伊豆の踊子号で、たったの2時間で着いちゃう。
みどりの窓口で、チケット買って、
崎陽軒の駅弁買って、
お弁当食べて、車窓を眺めてたら、
あっという間。
それにしても、今日は、素敵な青空です。
見上げる空が、気持ち良い。
熱川駅で、下車。
送迎のミニバスが待っててくれます。
熱川駅から、トンネル一つ越えて、各停一駅分
戻ったところが、
秘境、北川温泉。
太陽と海のエネルギーが、
こんなに、純粋に、そして、静かに、キラキラしている場所には、
なかなか、巡り合えるもんじゃないと、思う。
到着と同時に、このラウンジに通されて、
メカブ茶をいただきながら、一息。
お茶が終わるころ合いちょうどで、お部屋に案内してくれる。
お部屋ではお抹茶と 和菓子が待っててくれて、
お部屋付きの仲居さんと、ご挨拶。
今回は、若い、みおさんという仲居さん。
部屋にいながらにして、海パワーチャージ。
ホント、共鳴振動半端ない。
この日は、午後5時から、プライベートガゼボの予約。
海の音、聞きながら。
ここは、ミストサウナ付きのガゼボ。 さざ波。
ジェットバスです。
去年までは、ガゼボは4つだったのが、さらに、二つプレミアムガゼボが加わって、
6つになってた。
これが、さざ波入り口。
湯上りサロンに流れてる 音楽も素敵。
いよいよ夕食。
ここのお料理、大ファンです。
多彩な、前菜の数々。
小さな一品に、てらいのまったくない、静かな、
おもてなしの心が、宿ってる。
その一つ一つで、おなか一杯になるほど
食べてみたい。。っていう味のオンパレード。
一口サイズのすみずみに、ここまで、味わい
凝縮させているところにも脱帽。
お刺身の新鮮さは、お日本ならでは。です。
メニューと写真、合わせてどうぞ。
アワビの踊り焼き。
400度の石の上で。
小さな砂時計で、合計8分待ってから。
美しく、そして美味しい。
この和風しゃぶしゃぶ、肉はもちろんなんだけど、
水菜、大根、えのき、白髪ねぎを、一緒にいただくのが、
これまた、感動の、おいしさ。
しゃぶしゃぶするだしも、ごまポン酢も、絶妙。
あわびの身の柔らかいこと。
若鳥包み焼。
おなかがすでにかなり満たされて来てる!
でも、胃が爆発しても食べたい。
って、食べちゃう。
人間卑しいのだ。
ゆずチーズ流しは、半分食べちゃってから、
写真。写真!! の図。
ま。ん。ぞ。く。
胃袋が収まるのを待って、
就寝前に、大湯へ。
内湯 (古代ヒノキ風呂) と、露天。
客室数37部屋の、小さいお宿ならではの、
心づくしが、あっちこっちに。
けっして近代的じゃないし、歴史が深まってるので、
建物には、年期が入り始めているけど、
こんなに、あったかい (心身ともに、あったまる) 宿は、
私の、短い? いや、長い? 55年の人生経験の中で、
いまだ、個人リスト最高峰です。
この夜も、すっかり、大湯で、美味しくゆであがった私でした。
その2に続く。
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