2019年11月26日火曜日

やっぱり行ってきました。北川温泉、望水。

2019年11月7日(木曜日)恒例の一泊温泉ツアーに出発。


横浜の母は、84歳だっていうのに、とっても優秀な成績で運転免許証を楽々更新!しており、まだまだ車も保持中です。その車を借り、運転手 光にて、東名高速町田インターより、ささーっと小田原方面へ。


東京から行くのと比べたら、横浜からのドライブはとっても気軽に、


あれよあれよと、やって来ました。海~。


今回は、チェックインまでの時間調整で、ミニミニ熱海散策。


昔、光の祖父母が暮らしていたことのある、マンションの周り、走ってみました。


一時期、かなり寂れてしまったという噂だった熱海。


町おこしに力を入れたらしく、さらにかなりの成功を収めていると見えて、


平日なのに、観光客さんで、にぎわっていました。


しっかり、活気が戻ってきている。


おちゃめに、ママさんも、光も、こんな。

さらに車を進めて、もう30数年に渡り、愛してやまない、北川温泉着。
ここはもともと、とても小さな温泉地。寂れる余地がない?! 

数件のお宿は年々、団体客、外国人旅行者を含め、じわじわ、さらに人を集めている感じはするけど。。。


先月の台風の前に、(3年前にも壊滅。去年は復活してた黒岩根風呂。)


今年は被害を避けようと、屋根材、壁材は事前に外して、難を最小にしようと地元の人は頑張ったそうですが、それでも、流木等々で、浴槽自体のダメージをかなり食らってしまったそうで、今は源泉の引き込みを停めているんだって。


その修復に向かいたいそうですが、他の(長野とか、千葉とか)被害のひどかったところから力を入れて回復作業をする都合上、業者さん不足らしく、まだ修理に入れず、待機状態だそうで、


今年は、とりあえず、『復興頑張れ。』って念じて来ました。


そして、通常3時のチェックインタイム、30分以上早く着いたけど、


さくさく進めてくれて、


客室へ。

お風呂の前に、血糖値を挙げておくと良いそうで、こういう温泉宿のもてなしには、理由がある。って、TVで見たっけ。

今年も、去年と同じムーンロードスイートの一部屋を使わせていただきました。


ムーンロードスイート予約の人には、無料で90分、一番大きなガゼボ (青のいざない)が付いてくる。


早速、向かう。


一年に一度の、至福の時~。


う~ん。(書いてて、思い出すわ~。)


その90分の間に、


空と海の色合いが、


刻一刻と、


深みを増して行きました。


海と空と風と太陽とそしてお湯。とだけ静かに過ごせる極上の時。


お湯上がりには、さらに静かなラウンジで、


今年もゆっくり。(これもムーンロードスイート泊だとご利用し放題込み。)

この日のカウンターのスタッフさん。もともとはサラリーマンだったそうですが、人間関係に不健康さを感じ転職。

『この職場は 10年以上いますけど、本当にスタッフの人間関係が良いので、居心地が良いんですよね。』

こんな感想が世界中の職場で聞かれる未来があったらな。と思う。

***ただ、後輩さんには厳しく接していた様子でした。若いスタッフさんは年配のスタッフさんに比べると回転率は高いらしいですが。

そしたら、何時も丁寧にお迎えしてくれる、網野さんが、このラウンジまで挨拶に来てくれた。『お部屋にお伺いしたら、お母様だけだったので。』

それも、今日は非番だったみたいで、今まで見たことのない私服姿で。。

彼が今はフロアーのゲストサービス担当者の中ではキャリアの長いスタッフさんで、それでも、ずーっとずっと、15年くらい、笑顔の温かさも物腰の柔らかさも、変わらない人。

今年も会えてうれしかったです。


そして、7時より、ステキな夕餉の開始です。


今回はメニューを挟んで写真を入れたので、


どれが、なんだか、


想像してみて下さい。


こんなにふんだんな食材を小口で、そして、ひとつひとつにじっくりと味わいが凝縮されているお料理に出会う事は、そこそこなく、


変わらず料理長とそのチームの、おもてなしエネルギーを


全てのお皿に感じること、ひときわ。


このアワビの踊り焼きは、外国人(アジア人以外)のお客さんはかなり引く。らしいですが、


別焼きして、出すと、その味に喜ぶ人は多いそうです。


去年と同じお部屋付きの人でした。


質問魔の私の質問に、


色々お話ししてくれました。


品数が恐ろしくあるように見えるかもしれませんが、


一つ一つが、上品盛りなので、


食欲しっかりしてる母も、ごはんは一口だったけど、


完食。

そして、光も太鼓判で、『今回が今までで一番おいしかった。』
私も、母も、そう思った。

そして、明るく元気に食べられる。っていうのが、元気な体と心を支えてるんだろうな。
って、思う。

(今年も、随所で、母のように歳を重ねたい。って、何度となく、色んな場面で思いました。)


翌8日、金曜日。

朝は6時から、一時間、これまた別ガゼボ (日のなごり)の貸し切り。
(これもスイート滞在には、込み込み。)


そしてこの一時間の間に、大島から登る日の出を拝めました。
(写真。モデルさんみたいに見える!?母です~。)


部屋に戻って一息したあと、朝食前に、


朝関座。(静かに座禅。)ロケーションが最高だよね。

網野さんの優しい声のリードで、関座の意味を味わいつつの座禅。(5分と10分の2回)

北川の海を渡る風と、鳥の声と、朝の新しい温かい日差しの中で、自分の内面に静かに沈む。(今年の11月は特別に、今までになく温かい日本でした。)


最後に足湯。じんわりするわ。


関座の場から海を臨む。(光も今年は参加。)

そして今年も 再びの貸し切り。(定員7名のところ。)


網野さんと。(逆光否めず~。)


部屋に戻ったら、その朝の静岡新聞に、『世界お茶まつり2019秋の祭典』の記事発見。センター同僚の一人が、日本茶ソムリエで、これに参加してるんだったわ~。

(実は彼はその日のNHKのNewsにも映ったらしです。)


早起きと朝関座と温泉で、すっかりおなかが空いています。


朝ごはんにはそれぞれに、選んだ干物と、美味しい白飯と、熱々の石で温めて頂く、はまっこ汁。これに、地ノリをふんだんに加えて。


あ~、またまたありがとう。ご馳走様でした。


望水さん。


食後、外を少し散歩してから、最後に大湯で〆。
通常チェックアウト10時が、スイート泊だと11時。
たっぷりのんびりできました。


そして、何時も変わらない心地よいおもてなし。


この日も、お天気に恵まれ、


出発前ロビーでのコーヒーまで、満喫。(これもスイート泊だと込み込み。<しつこい>)


来年もきっと来れるように、また一年カナダで、汗?して働きます~。

横浜にサクサク帰宅。

光はその後、東京に戻り、私は母と水入らずの時間を過ごすのでした。


0 件のコメント: