(何時もの事ながら、長いです。日々 写真撮りすぎです。)
土肥でのお目覚めも爽やかなこの日。
夕べの嵐が雲を吹き飛ばし、雨が空を洗ってくれた。っていう表現しか思いつかないような、
雲一つない快晴~の朝。
土肥で唯一?にぎわいを見せている風だったホテル。
泊まった古びた宿の前がすぐ砂浜で、朝風呂でぷふあー~!とした後、さっくりチェックアウトで本日の行程スタートです。
ぽれぽれ朝散歩してフェリー乗り場方面へ。
この日はセブンイレブンで好きなものピックアップ。イートインでの朝食。
そうそう、11月から日本では、消費税が増税されてて、イートインだと10% お持ち帰りだと8%っていう、なんとも複雑なシステムになってた。
いちいち、お持ち帰りですか? イートインですか?って確認して、清算業務を進める店員さん。ご苦労さまです。
レジスターの機械もお店というお店全てで新システム導入完了で、去年とは時代がまた一つ変わってました。
コーヒーもラテも、あっという間に機械が作ってくれちゃいますが、これがまた美味しかったりして。
朝一番のフェリー。土肥発は 9:30am。
時間に余裕を見て動いています~。旅先ではこれ肝心。
慌てて移動は楽しくないもんね。
チケットゲットのあと、
遠くから向かってくるフェリーが、
今日もじわじわ港に近づいてくる。
昨日、清水港で乗り込んだ時とは、また一味違うワクワク感。
やっぱり、景色とお天気の演出力かな~。
お天道様の恩恵か、
パンフレットに出来そうな写真がとれました。
乗り込んですぐ、外甲板にでて、土肥港にお別れ。
昨日は雲に隠れた富士山。今日は絶好のコンディションで登場してくれるはず。
1人500円を船内で払うと、2階の特別席とやらに、コーヒー一杯付きで上がれるディールを船内で発見。
発券機の前にいち早くならんで、前の方のいい席もゲット。
これも、ウォークインだったので、団体さんがバスから船室内にどど~っとなだれ込んでくる前に動けちゃって、ラッキー。
いよいよ、日本一の山の登場です~~~~。
富士山を大海原から拝め見上げる、この風景は、
生でみたら、
言葉を失うほど、
美しいし、力強い。堂々としている山と日本という国さえが誇らしく見えるような気に。
本当に同じ海を昨日とはただ逆向きに進んでいるとは考えられないくらいに、
とてつもなく爽やかで、美しい朝でした。
あ、これ、いただいたコーヒーで~す。
う~ん。
船のどっちのサイドも、なんともすがすがしい~。
写真だけ見たら、お客さん少なそうに見えるかもしれませんが、
平日にやっぱり、
沢山の観光客の人が乗船していました。
団体客さんは、船内アナウンスがあって、『そろそろバスにお戻りください~』
消えた後まで、特別席に残れちゃうのも、ウォークイン客の特権~。
清水港では、丘で頑張るキリンたちを、富士山が見守ってました。
清水港から、JRローカル線で、静岡へ。新幹線で、さくさく名古屋。
今度は名古屋から、高山まで、飛騨ビュー号で、北上です。
指定券もJRパスの力でフリーで取り放題です。
みどりの窓口の係員の人は、JRパス見せて、乗車券と指定券とる時は、とにかくめちゃくちゃ親切。
『あ、海外在住の日本人の方ですか~?』って満面の笑み。
(たぶん、想像するに、英語で対応しなくていいのがうれしい様子と見た。)
そして、さらに、気が付いた事。このパス保持者は、ほぼほぼ外国人観光客さん。
どの駅でも、駅員さんのいる、改札の一番端の、自動改札ではない改札を通るんだけど、私達も外国人に見えるらしく、(韓国?中国?かは不明。)
パスを提示すると、ほとんどの駅員さんが、無言で、手ぶりだけで、『あっち行け』サインで、通してくれる。 『絶対私達も外国人くくり、されてるよね~。』(爆)
名古屋さん、さよなら~。高山向かいます。
お弁当食べて、お茶割、っての初めて飲んで、
車内はほぼほぼ満席でしたが、(これまた、ものすごい勢いで外国人だらけ~。)
私はここから、
車窓にくぎ付けでした。
途中、まったくカナダのロッジポールパインと植生が同種と見受ける、陽樹の松らしい森を発見したり、
何回もトンネルをくぐったり、大自然の景色が果てしなく続く山脈内を走ってる感じが、壮大でした。
無事予定通り、高山到着。
このお宿だけは、カナダに居る間から、押さえていました。
高山っていう町の広さも分からないし、どれくらい人気の場所かも分からないし、当日、前日に、お宿が見つからなくて、検索地獄。っていうのも、なんだかな~。という読みで。
後から、ご主人さんに聞いたところによると、築180年の古民家を改装したそうで、もともとは農家の(たぶん大家族)が住んでいた家。
一泊の短い滞在ですが、
よろしくお願いします。
いろりの民宿。の由来のいろりさん。
お部屋も建物内の施設も、綺麗に掃除されていて、ご主人ご夫婦が大切に商いをされているんだと思われる、エネルギーで満ちていました。
女将さんに、地元のお勧めの食事処をいくつか教えてもらってから、散策出発~。
(写真:高山駅)
一番の観光名所っていう、『古い町並』方面へ。
一日中、穏やかで、
11月の日本の過ごしやすい事。見渡す景色にも、和みます。
時代劇の世界に舞い込んだ外国人?がどこもここも、一杯。
でも、数年前に訪ねた京都の比ではありませんでしたが。
知らなかったけど、これって、『新酒が入荷しました。』っていう目印だったんだそうです。
そして、ここから、北陸の日本酒の魅惑の世界!に気づいちゃう事に。
あれこれと、
歴史っていう長い時間の残像を肌で感じるような、
お店を見て回りました。
もちろん観光地化はしていますが、風情を感じる素敵な場所。
セブンイレブンまで、歴史に溶け込む努力してるわ。
そして、ここでも、金沢でも、町の交番の
お巡りさんと子供のデザインがかわいかったです。
光が、この古い町並内に残っていた、今でも現役で使われている歯医者さんの建屋に感動してました。
そして、こういう『門構え』の図、どうやら外国人には、魅力的らしく、たくさんの色んな国の人が、この前で写真とっていました。
そういえば、エレーナと京都、広島とうとう旅行してた時も、妙に、門に反応してたっけ。
こちらの酒屋さんでは、
350円で、おちょこを買えて、この棚の10本のお酒、すべて一杯づつ試飲ができる。
(安すぎではありません?)
別の日本人夫婦のご主人さんと、『どのお酒が美味しいか』論議にも少々の花が咲き、気に入ったボトルを購入。
本当にコメどころのお酒って、マジ、美味しいですね。
原酒、生酒、すっきり辛口から、トロミのあるお酒、遠くに甘いお酒、のど越し爽やか、すっきり、きりっと。どのタイプにも、絶品がある様子でした。
こんなに、日本一時帰国中に日本酒が美味しいって思うのは、初めての事でした。
さて、時間的にも、動き回ってのエネルギー消費的にも、おなかがかなり空いて来て、
宿の女将さんが、『うちの主人は何時もあそこで、呑んでる。』っていうお墨付きで、地元の炉端居酒屋さんへ。
新鮮な食材 (白子めちゃうま)旬の食材、炉端の職人仕上げの品々、
日本酒に合うもんばっかり。
白エビ。これもなかなか関東では頂けません。
実は光が欲してたさんまの塩焼きもメニューにありました。
ここのご主人は、くす玉党って、プリントされてるTシャツ着ていて、
この地元のくす玉っていうお酒が一押しで、メニューを飾っていました。
地元に住んでたら、いや長期滞在してたら、全種類お試ししたい~~~。
ちょうど、お店のご主人さんの前の席だったので、
会話がまたはずんでしまい、ここには書かないけど、超興味深い話もいくつか。
『惣助に、泊ってるの、あそこのおやじ、よく来るよ~』
『いや、その話聞いて来ました。』
これは、高山(岐阜、かも)の人の好物の一つ、『明宝ハム』
美味しい物って、たんぱく質系多いですよね。
〆は、やっぱり焼きおにぎりが食べたいわけで。
八角亭。から。でした。
光の知り合いに生まれ育ちが高山の人がいて、『八角亭に行ったんだ~、良いチョイスだね。』みたいな、お褒め系のコメントがFBには入りました。
毎日、お日本三昧しています。
0 件のコメント:
コメントを投稿