今回、縁があって、お声がかかり、この週末に、センターの、Margaret Greenham Theatreで、上映された、”Arigato, Tokyo”という、シアター演劇の、劇中の所どころ部分のトランスレーションを頼まれました。。(それも、ほんの10日ほど前の出来事。。)
準備の期間が、ものすごく、短い時間だったのと、描かれている世界が、言葉文化と、発想の 英語と日本語の世界の、ぶつかり合いだったり、行きかう心情だったり、男女の心のゆれと、『愛とは』、『永遠とは。。』などなど、かなり深い心理的なる世界を描いていたのと、中に、『能』の、『源氏供養』の、引用場面があったり。。。
私にとっては、めっちゃ、難しいチャレンジでした。
ステージマネージャーが、招待客(ゲスト)扱いで、チケットをプレゼントしてくれたので、金曜日夜の初回講演と、土曜日の日中の二上演、両方見てきました。。
日本語訳は、短時間ながら、かなり、練って、試行錯誤して、作り、単なる、Word to word のトランスレーションではない ちゃんと深みと 意味をなす文章にした。(つもり。。)。。(職場仲間のAkemiさんや、英語で詩を書き綴る、Jasonにも、意見を聞いたりして。。) そして、それを、ローマ字書きして、リハーサルに一回だけ出向き、発音指導を、各役者さんが、それぞれに、練習できるよう、個別の機器に、録音して。。。
それでも、英語人の、ローマ字英語読みの部分は、完全払拭できずで、聞き取りにくさは、やっぱりあった。。。。
でも~~!!!
びっくりしたのは、初回より、二回目。。それぞれに、その日本語でのパートが、ものすごく、上手くなっていたこと。。しゃべりの間も、発音も、抑揚も、感情の込め方も。。。本番が、役者を磨くんだな。。きっと。そして、本番の舞台の魔力が、役者を光らせていた。生の舞台の魅力を、ばっちり、感じさせてもらいました。。。 今までに見たことの無い、独特の雰囲気の仕上がりの、演劇だったし。
『言葉』と、『その意味』を、深く感じて、考えさせられた、作品だった。
『文字』であらわす、表記コミュニケーション手段としての言語と、音として、操る『言葉』の形になった言語がそれぞれに持つ、エネルギーの大きな違いに、あらためて、気づいて、衝撃すら感じました。。。。
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そして。。。。こういう、芸術祭の、ちゃんとしたパンフレットに、名前が、載ったのも、生まれて初めて。。
ちょっと、どきどきしちゃった。。し、己の小さな功績をたたえ、ちょぴり自慢?!?で、記念に、写真を撮りましたぁ。。。
金曜日は、劇場で、ちょうど、同じくこの講演を見に来ていた、センターのHRで、働く、Sさんと、一緒になった。
『多分、彼の、実体験に、基づいて、作られているんだろうねぇ。。』と、劇が終わってから、話したんだけど、日本で、東京っていう舞台で繰り広げられる経験や時間が、英語人に、こんな風に、受け取られたり、感じられたり、表現されたりするんだなぁ。。。。。。。。 深くて、ちょっと、不思議な世界でした。 作品の味が、後々、じわじわ、思い出すと、心に迫る感じが、してきました。。(文字に上手くなりません。。)
関係ないけど。。。Yori役を演じた、Shomeeという、イーストインディアン系の役者さんは、吸い込まれるような、青い青~~い瞳。。(舞台上では、良く見えなかったけど、リハーサルの時、目が合ったら、透き通るような輝きを放つ青い目! 怖いくらいでしたぁ。)アシスタントディレクターの、Shawn (かなり、カッコいい! まなざしの、優しい、して笑顔が素敵な わっか~い好青年! - すみません、おばさん化現象~。。)と、今日、土曜日の講演の後、少し話したら、明日、みんなそれぞれ、それぞれの地元に帰っていくんだそうです。。ご苦労様でした。。。ほんの少しだけど、 シアタープロダクションの、世界の魅力に、関わらせてもらい、引きずりこんでもらえた感謝を、言葉に込めて伝えたけど、私の、『Arigato。。』が、ちゃんと伝わっていると良いなぁ。。。
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