2010年8月22日日曜日

Banff Cascade Rock Gardenより。

夏も、深まり、残り少ない感じが、肌で分かるようになって来ました。

4歳の子供の一年は、人生の5分の1だから、長く感じ、49歳の人の一年は、人生の50分の1だから、毎年一年が短く感じられるようになるのは、普通のこと。。。と、いう文を以前、目にして、妙に納得したことがありました。

一日24時間が、特別に早く進むようになった感覚は無いのに、振り返ると一年が短く感じる。
一日の明るい時間帯が、極端に長かったり、短くなったりするこの地では、地球の太陽の周りを旅する軌道、場所が、移り変わるのがよく分かる。(気がする)

歩いて通勤しているので、道すがらの草花や、鳥、太陽の高さ、傾き、空気の温度。。。
今年は、それぞれの移り変わりが、今までに無く楽しめた夏だった。

自生の高山植物たちが、きらきら微笑む、町よりは、標高の高い所に、広がるお花畑に、歩き出向いて、楽しむ、贅沢な時間も、少し作れる。けど、今年は、毎日の暮らしで、目に触れる、私たちの日常生活に、ひっそりと、共生している植物たちを通しても、伝わってくる、目には見えない、音としては聞こえないような、静かな、エネルギーを楽しませてもらった気がする。

ロッキーを彩る、夏の主役。。。花って、何にも、しゃべらないのに、どうして、こんなに、語りかけられているような気が、しちゃうんでしょうね?? 

生き物をつかさどる、大地、太陽、水と風の、4つのエレメントと、ハーモニーをかもす、もう一つの花達を、今年は、毎日味わいました。。。

8月に入って、この地の花たちは、
今まさに、エネルギー全開で咲きほこっています。
大通りより、カスケード山を望める、Rock Gardenです。
私は、通勤の時、毎日ここを通り抜けます。
今年は、6月の頭から、国立公園局の人が、花壇のお手入れを始めました。
毎日、朝、小さな花たちの苗を、耕した土に、一つづつ、
丁寧に植えていました。
6月中旬前には、花壇に全ての、苗が、並びました。

その後は、人々に見守られ、太陽に育まれ、お水も、ちゃんと適度にもらい、
ロッキーの温まり行く夏の空気になでられて。。。
町一番の、
大きな花のお庭に、
なりました。。
足元の花たちに、目を落とし、
ほのかに香る空気を楽しみ。。
時の流れを一時忘れる人たちを、
ほっと一息、休ませてくれる空間になっています。

地元のそして毎日通る場所だし、今年は愛着が一杯わきました。
人様の手を借りて、その場を授けられ、自然のエネルギーで、生きづくこの子達も、
愛らしく、かわいく、美しいですよ。

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